2「引きこもりのススメ」が頓挫した過去
孤独な天岩戸締めが始まる
7月に同居人が出て行った後の私は、抜け殻状態でただただ泣きました。
どうしてこんなにも生きにくいのか?なぜ自分は幸せになれないのか?全身の力が抜けて、消えてなくなりたかった。
数時間散々泣きはらして、むくっと起き上がった私が徐にしたことはリビングの片付けでした。
あの人だけを頼りに縁もゆかりもないこの街に越してきて、氣づけば3年が経とうとしていました。なのに、引越してきたまんま日々を必死に生きてきました。
あらためてリビングの本棚を見直すと、引越し前に習ったヴィーガン食のテキストが出てきて、「そうだ、一人になったんだし、今度こそ食事を変えよう」と思い立ちました。もう、誰にも氣を遣う必要はありません。
まずは無くなりそうな調味料から、「次に買うのはちょっと高いけど、完全自然食品にしよう」とか、野菜中心ではあったけれど、「この際、動物性食品は買わないようにしよう」など自分中心で、自分が本当にやりたかった食事にシフトしていきました。
ここまでの流れ
■同居人との大喧嘩
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■泣きはらす
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■他の誰とも話したくない思い
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■片付け・断捨離
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■食事を変える
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■引きこもる準備・買い物
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■ガチな天岩戸締めへ
人生初の、単独で挑むガチな引きこもりの実態を次回は書こうと思います。(つづく)