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個人事業主・フリーランスも、年末調整をするの?|年末調整のキホン

11月も終わりが近づいてきて、2022年も最後の月、12月が見えてきましたね。

税理士は、この時期、「年末調整」のアナウンスをいろんなところで行っております。

ということで、

今回は、実は、個人事業主・フリーランスでも関係があることがある、年末の恒例行事「年末調整」について、お話していきます。

・個人事業主・フリーランスの方の中でも、どういった方が年末調整をする必要があるのか

について、まとめましたので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

■個人事業主・フリーランスの方で、ご自身の年末調整が必要なケース

個人事業主・フリーランスの方でも、

「会社で従業員として働いていて、副業でフリーランスをしている方」は、

年末調整の対象となりますね。

そんな方は、勤務先からのアナウンスに基づいて、年末調整を行いましょう。

ただ、個人事業主・フリーランスとなると、小規模企業共済やiDeCoなどの、「所得税控除ができるもの」に加入していることも増えるかもしれません。

個人事業主・フリーランスの方は、そうしたものを忘れずに、勤務先の年末調整で届け出るようにしましょうね。

■個人事業主・フリーランスの方で、従業員の年末調整をするのなら

個人事業主の方で、従業員の方を雇用している場合は、「従業員の方の分を年末調整」し、「ご自身の分については確定申告」を行います。

もちろん、もし、この記事を読んでいるあなたが「法人の代表で、その法人で従業員の方を雇用している」のであれば、「従業員の方の分とご自身の分を、すべて年末調整」します。

従業員の方を雇われているのであれば、

毎月もしくは半年に一度、「所得税徴収高計算書」を作成して、提出されているかと思います。

そうした方には、税務署から「年末調整に関するお知らせ」などが届いていることがあるかと思いますので、そちらもご覧ください。

年末調整の仕方については、社労士さんがまとめられている記事がありますので、そちらをご覧くださいね。
(年末調整は税理士の独占業務ですが、社労士さんは給与業務に携わられることがありますので、その観点から書かれています)

「従業員の方の中でも、どんな方が年末調整の対象となるのか」などについても書かれていますので、勉強になります。

また、年末調整では、iDeCoや小規模企業共済など、いろんな書類を出さなくてはいけなくなりますね。

それらの書類の見方については、よろしければ、こちらの「この書類が届いたらどうすればいい?解決シリーズ」もご覧ください。

「この書類が届いたらどうすればいい?解決シリーズ」では、税務署や市役所などから届く、いろいろな書類について書いた記事を、随時アップしております。

無事に年末調整を乗り越えて、すっきりとした年末年始休暇を迎えましょう。


--お知らせ--

「税理士に顧問や記帳をお願いするほどではないけど、最低限必要な情報は欲しい」

そんなご要望にお応えする形で、個人事業主・フリーランス専用の税理士サポートを作りました!!

よろしければ、ご覧ください。

税理士法人ダヴィンチ 代表税理士 渡邊 正樹

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