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こんな書類が届いたら|iDeCo編

個人事業主・フリーランスだけでなく、会社員の方など幅広く加入できるiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)。

制度が始まってから20年以上が経つ今も、制度の見直しがされ続けていて、老後の資金を積み立てるための一つの方法として、注目を浴びていますね。

今回は、年末調整や確定申告のころになると届く、iDeCoの書類についてお伝えしていきます。

・iDeCoの書類の見方
・iDeCoの年末調整や確定申告の仕方
・年末調整や確定申告時期以外にも!
 iDeCoへの届け出は、こんなときに必要

などについて書きましたので、最後までご覧いただけると嬉しいです。

と、、、

「そもそもiDeCoって何?」

という方で、iDeCoの制度などについて知りたい方。

この記事は、iDeCoの制度の詳細そのものについては触れませんので、制度については、FPさんがまとめておられる記事をご覧くださいね。
(その後に、この記事に戻ってきていただけるといいと思います)
⇩⇩

それでは、一つひとつ見ていきましょう。

iDeCoの書類はここから届く

iDeCoに加入すると、毎年10月ごろに、年末調整や確定申告で使用する葉書きが届きます。

こんな葉書きですね。

国民年金基金連合会」から届く、「小規模企業共済等掛金控除証明書」と書かれた葉書きです。

SBI証券や楽天証券などで加入したはずなのに、SBI証券や楽天証券などからでなく、「国民年金基金連合会」から届くのは、

国で、iDeCoのとりまとめをしているのが、国民年金基金連合会だからなのですね。

そして、この葉書きを初めて見たとき、

「あれ、小規模企業共済なんて入っていたかな?」

と思われる方もおられるかもしれません。

「小規模企業共済」は、iDeCoとは全く別の制度ですので、違和感を感じますよね。

それは、、、

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