朝、食べなきゃいけないと分かっていても食欲が無くて食べれない時の工夫
WATANABEトレーナーの森です!
お盆も明け、異常ともいえる暑さも少しずつ和らいだように感じる今日この頃。何とかこの夏を乗り切った選手もいるでしょうし、熱中症でスポーツ活動を休んだ選手も少なくはないでしょう。
また、ここに来ていわゆる夏バテのような身体の不調がでてきたりする選手も私のサポートしているチームの中にちらほら見受けられます。
特にそういった選手がよく口にするのが
『朝、食欲が沸かないんです。』
熱中症で練習中にしんどくなった選手の朝食をヒアリングしてもよく聞かれる言葉です。
朝食の重要性は皆さんご存知かとおもいますし、朝食を抜くトップアスリートはいませんよね。
上の記事にもあるように朝食を制する者は1日を制するといっても過言ないくらい朝食が身体に与える影響は非常に大きいです。
しかし選手からすると朝食べるのが面倒くさいとか、朝ギリギリまで寝ていて食べる時間が無いのではなく、食べれない・食べたくない、といった状態になっており、食べないといけないとは分かっていながらも食べられない状態なのです。
結局少しパンをかじる程度や、お茶だけ飲んで練習に来るという選手は実際にいます。これだけ熱中症が騒がれている中、エネルギー無しで練習に臨むというのはかなり危険な行為です。
しかしこれは本人の怠慢で片付けられる話ではなく、内臓が疲弊している状態と捉える事ができますので対策を講じる必要があります。
遠征先や合宿先でも、序盤はしっかり食べれていたのに後半になると朝食に時間がかかってくる選手などは要注意ですね。
そんな選手に無理に食べさせようとしてもかえって食べたものを嘔吐してしまい逆に内臓に負担をかけるどころか余計に水分が身体から排出され脱水のリスクを高めてしまう事になります。
食べやすい工夫をする
無理やり食べさせる事は出来ませんので、極力本人が食べれるようなものを用意したり工夫すると良いでしょう。
朝、食欲がない時におススメな食事
①お茶漬け
のど越しがよければ食べれるということならお茶漬けはおススメです。鮭フレーク、梅干し、冷ご飯があれば簡単に作れる上、熱いお茶でなくとも冷たい麦茶をかけるなどアレンジも可能。さっと流し込む感じで食べれるのでこれなら食べられるという選手も多いでしょう。
②冷や汁
冷や汁もおススメですね。きゅうりにはカリウムが含まれているので身体の細胞が脱水状態になるのを防いでくれるので熱中症予防にも役立ちます。
③冷製スープ
朝、パンなど洋食が中心の選手なら冷製スープを加えるのも一つ。パンだけだと食べづらくても、スープに付けて食べれば飲み込みやすくなります。
どうしても食べれない時
上記のようなものでも身体が受け付けない時は稀にあります。だからといってそのまま見過ごす訳にはいきませんので、そういう場合でも以下のものを組み合わせながら摂取させて最低限のエネルギーと水分補給をさせるようにしましょう。
エネルギーゼリー
コンビニや薬局に置いているエネルギーゼリーです。色んな種類がありますが、エネルギー補給に特化したものを選びましょう。
果物や果汁100%ジュース
果物も身体のエネルギー源となる糖質が多いです。スムージーにすることでしっかりと水分も摂取する事ができます。
スポーツドリンクや経口補水液
しっかり食べれていない時の練習中は出来るだけスポーツドリンクもしくは経口補水液を摂取し水分補給と同時にエネルギーを摂取するように心がけましょう。口当たりが苦手な選手はスポーツドリンクの後に水や麦茶を少し飲むなどして工夫してでもエネルギーの確保に努めてください。
栄養補給をしていない状態でのスポーツは熱中症だけに限らず、集中力の低下、パフォーマンスの低下など練習の質を低下させてしまいます。
また、普段朝食を抜いている選手や小食の選手は朝の内臓の働きが毎日しっかり朝食を摂っている選手に比べて弱く、夏場になると余計食べれなくなってしまいます。
普段からしっかり朝食を食べる習慣というのも夏場の食欲不振を解決させるための行動の一つです。
まだまだ残暑は厳しく熱中症には引き続き注意が必要です。
以下のリンクから熱中症への対策記事がみれますのでコチラもぜひ参考にしてみて下さい!
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最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を書いたトレーナー
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