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日本一周23~24日目(北海道編1)

でかい。

その言葉がこの地には相応しい。
大きいでもない、でっかいでもない。
でかいである。

初めての車でのフェリー乗船後、3時間ほどの航海になる。
そこから降りるとそこは北海道である。
ただ道路を走っているだけ、ただその辺のコンビニと停まるだけ。
それだけで「北海道すげー」と思わせられる。
何とも庶民的で短絡的な感情だと思うが笑 本当にそんな感じだ。
少年の頃、来たことのない遊園地に連れてきてもらえたような。

23日目は夕方に北海道上陸だったので、ホテル函館シーサイドを予約し宿泊。旅の中でホテル連泊は珍しい、コストもかかるものだ。
それでも安全第一、これから北海道を可能な限り回るなら、体力も大切だ。
パコ大森の湯で入浴後、ホテルへ。このホテルが当たりだった!
二人で5000円台のクオリティではない。この辺りでは普通なのか、夜中に提供してもらえる夜鳴きそばも美味しかった。アメニティの漫画を読んだり、夫婦で黒ひげ危機一髪をやったのも面白かった。僕は瞬殺だった、黒ひげの野郎…。

24日目
ここから本格的に北海道を回っていく。まずは函館である。
北海道に来るまでお寿司を我慢してきた私たちは、お昼に函太郎さんというお寿司屋さんへ。言葉が出ないほど美味しい。ネタもだがシャリが旨い!と感じたのは初めてかもしれない。
五稜郭の周辺には、奥さんが気に入ったおしゃれな無印良品、五稜郭でのゆっくりした散歩。何とも心地が良い。
東北から北海道にかけてセイコーマートというコンビニがある、山口県の方にはない。このセイコーマートに後々とても助けられる私たちである。
北上していく中で立ち寄った道の駅なないろ・ななえさん。
ここの併設されているダンシャクラウンジさんがとても良い。
内装がとてもおしゃれで、その名の通りに芋をテーマにした食べ物やお土産、装飾で溢れている。これはもう一度行きたい道の駅ランクインだ。
夜は黒松内まで行き、道の駅のくろまつないへ宿泊しようとしたが。
これがNGだった。
私たちは東北の動物注意に免疫がない。地元の人なら対策やある程度の耐性もあるかもしれないが、私たちは「獣が出るかもしれない」と思うだけでかなり怖い。夜の一般道の運転や車中泊の準備だけでもそれはストレスを感じるものだった。
こういう場では大げさかもしれないが決断を迫られる。このまま滞在するか移動するかだ。滞在するにも移動するにも経験がない以上「大丈夫かな」という不安がある。私は旅を楽しみたい気持ち以上に、奥さんの安全を守りたいという思いがあった。優先順位としては1位だ。
私たちは移動をすることにした。一般道でも少しでも危なそうと思ったら引き返して街灯や車通りの多い道を選んだ。万が一の一にハマらないように、
こういう時の運転は特に真剣になり、ストレスからついつい感情的になってしまったこともあった。奥さんに危ない目を見せる訳にはいかない。その一心だった。
ほどなくして豊浦町に到着。道の駅とようらにて車中泊が出来た。
安心と安全、そして健康の上に楽しさや幸せは成り立つ。この教訓は旅が終わるまで、終わったも持ち続けたい。もっとも、日本一周をしている時点で安心と安全は少なからず崩れているのかもしれないが笑

北海道編は膨大な為、出来るだけ1日分をコンパクトにまとめたいが、
なかなか難しい笑 

さすが北海道、

でかいな。


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