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<手帳人物スケッチ>82 東京国立博物館(清明上河図出品展覧会) 2012

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 2012年に東京国立博物館で開催された「北京故宮博物院200選」展での行列風景です。
 この時は、中国の至宝、いや世界の至宝、張択端作「清明上河図」が日本ではじめて展示されました。
 とはいえ、恥ずかしながら、以前は宋代の水墨画やこの絵巻物はまったく興味がなかったのですが、ペン画(線スケッチ)を習い始めて、はじめてそのすごさを師から教わり、今ではバイブルのような存在です。

 例にもれず、大変な人出でしたので、長い行列を待つ間、スケッチしました。(実は中に入っても行列は続きます。しばらく、その時の人物スケッチを記事にいたします。)

 なお、この展覧会の終了後、清明上河図の模写を試みました。「鳥獣戯画」もそうですが、実際に実物を見ても意外に小さく、また立ち止まって見ることが出来ないので、照明も暗めなこともあり、よく見れないものです。残るのは、実物を見たという感動だけかもしれません。
 しかし、模写をしてみると、作者の技量が素晴らしいことが実感できます。そのあたりを、以前ブログで記事にしてありますので、ご興味あれば、お読みください。

 前回の記事は下記をご覧ください。


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