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映画みたいだなと思った

タイトルと、表紙の画像を作っただけで、ずっと下書きにあったものです。

すでにアニメージュで連載されていたナウシカを読み始め、毎月楽しみにしていた頃に確かに感じた「なんか映画みたい!」と思った感情と、その後本当に映画になった時に感じたことを書こうとしたんだとは思いますが、もう1年以上ほったらかしていたので何が書きたかったのかは本当のところわからない。

散々語られ尽くしたナウシカを、素人のぼくが何が付け足すことなんて何もないわけですが、間違いなく当時のぼくに大きな影響を与え、そのほかのSF作品と共に僕の想像力、思考力の礎になってくれた物語でした。

子どものころの僕は、なんで人間だけ他の生き物に好き勝手してもいいんだろう。と不思議に感じていました。人間と他の自然との関係性に不公平感や不満を感じていたのだと思います。会ったことがない人間1人の死と、昨日見かけたアマガエル1匹の死について、なんとかそこに公平性を見付けたかったのです。

というわけで、全く内容がない本の紹介です。単行本になっています。1-5巻までで繰り広げらるそれぞれの主観の具体的な物語が、6巻から完結7巻にかけて、世界の結びつきとして抽象化され、その広さは人間主体の限界を越えようとした宮崎さんの意志を感じることができます。

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