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崩壊:スターレイル「宇宙の蝗害」解説その1-星神-


こんにちは!綿蜘蛛(わたぐも)です。

今回は「宇宙の蝗害」解説編その1、「宇宙の蝗害」に関わる重要な要素、「星神」について解説していきます!

(参考文献などは基本的にゲーム内アーカイブや公式HoYoWiki、模擬宇宙内のテキストなどを参照しています)


重要な星神たち

前回、「星神」や「運命」についてざっくりと解説を行いました。

ここでは、「宇宙の蝗害」で起きた事象を説明していく前に、そこで登場する「星神」について、ストーリーで関わる要素をかいつまんで紹介していこうと思います。

*これからの星神の解説は必ずしも「宇宙の蝗害」で関係する内容とは限らないため、登場する星神についての理解度を上げるものと思って頂けると嬉しいです!
「宇宙の蝗害」に登場しない星神も居ますが、ストーリーで関わるような星神については解説を入れています。

また、星神たちの立ち絵や紹介はゲーム内模擬宇宙「図鑑」や、公式YouTubeから配信されている千の星を巡る紀行PV「星空の寓話集・その一」でも確認できます。


「存護」クリフォト
弱きを守り、来たる何かに備えて世界を護る壁を作っているらしい
宇宙がまだ古獣の蔓延っていた頃から存在し、"宇宙で最初の星神"と言われることもあるが、カンパニーのでっちあげと思われる
(実際には古獣の生き残りである「貪欲」や「不朽」「均衡」「秩序」も同時期に誕生し、星神たちの登場によって原初の"黄昏戦争"が終結したと考えられるため)

よく聞く琥珀歴というのはクリフォトが槌を打つタイミングが70〜240年単位であることから、次の槌を打つまでの期間を指す

「虚無」Ⅸ(イックス)
他の星神と違い明確な意思がなく、全ての存在に意味はない(=虚無)であると考えて世界を等しく闇に包む存在
ただ在り続ける者として存在しているが、その力は星神最上位のものらしい
意思がないので自ら力を与え、運命を実行する者(=使令)がいないが…

使令とは
運命を歩む者、「運命の行人」は本人の強い「運命」への意志をもつ者や其(星神)からの一瞥を得られた者たちを指しますが、「星神自らが直接力を与えた存在を「使令」と呼びます
基本的には星神直属の派閥」の星神の代理人として運命を実践する存在が多いですが、後述する「アッハ」などにより、意図なく力を与えられた「使令」もいます
ちなみにストーリー序盤、銀狼によりヘルタは「知恵」の使令であると判明しています

「巡狩」嵐(らん)
割と若い部類に当たる星神
というのも仙舟が豊穣を憎むようになり(本編参照)、激しい戦いがあった際に同盟の英雄が星神に昇華した存在なので大分若い
仙舟にはたくさんの加護を与えているが、嵐にとっての救済は人民の犠牲を顧みないものなので被害もそれなりにデカい…
仙舟では「帝弓の司命」と呼ばれている

仙舟では、星神を「○○司命」「○○天君」「○○禍祖」に分けて呼称しています
簡潔に紹介すると
「司命」は仙州が信仰、注視すべき対象、クリフォトや嵐が当てはまる
「天君」は特段警戒する必要のない星神、アキヴィリやヌースなど
「禍祖」は災いの元、蔑称の対象で、薬師やナヌーク、タイズルスなど
となります
*この蔑称と尊称はその人物の立場によって反転する場合もあります
仙舟でなんだこの単語?となりやすい要素の一つなので、知っておくと便利です

「豊穣」薬師
巡狩よりは生まれが前だがまだ若い星神
いわゆるバイオティックな力を扱い、不死身の獣とかも生み出すらしい
豊穣とは名ばかりで割と悪寄りな運命
人には余る力らしく死よりも残酷な一途を辿るばかりで、仙州の建木の効能は不老不死となるが、必ず魔陰の身(自我を保てなくなる、ゾンビに近い?)になる

「調和」シペ
平和を謳う星神
後述する「宇宙の蝗害」の際に「秩序」のエナを取り込んだとされる
この出来事により、似た星神はより強大な運命に取り込まれるという事実が発覚した(と言うことをカフカから説明された)
ちなみに調和の力は洗脳に近い様子…
よく見ると顔が三つある
(秩序と調和は似て非なる気が…?)

「知恵」ヌース
お馴染み天才クラブを宇宙から選定してる星神(前身はクラブの#1が創り出した天体計算機)
宇宙を知り尽くしたいという意思からの運命のため、星神全体から見ればそんなに力はない…のかな?
よく見ると人の頭の形をしている

「神秘」ミュトゥス
一番理解に苦しむ運命かつ星神
わかりやすく説明すると、神秘というのは
真実はベール(霧?)に包まれているからこそ
神秘に感じられるので、歴史や真実を改変します!というのが神秘の運命(行動原理)とのこと
当然だが宇宙からはこの運命は害悪扱いされている

「愉悦」アッハ
鋭い観察眼と分析力を持ちながら、その力を愉悦を感じるために使う混沌とした星神
意外にも星神としての能力は「虚無」Ⅸと並ぶほど随一とのこと
唯一模擬宇宙の中で第四の壁を認知できており、実際のアッハや愉悦の力も自分が物語上の存在に過ぎないことを理解している節がある(ヤリーロ編EDのサンポなど)
立ち絵のスポットライトを浴びる仮面たちの裏には人影の様なモノが…

仮面たちの裏にうっすりと写る人影が…

「壊滅」ナヌーク
一番若い星神とされる
ストーリーの最初に主人公を一瞥(ゲーム中でのカットで星神がこちらを見ているようなシーンのこと)しており、ここから主人公が壊滅の運命をより開花させている
「繁殖」並みに宇宙に災害を与えており、今の宇宙はほぼ第二次宇宙の蝗害みたいなもの
カフカによれば主人公はどの未来でもナヌークに相対する運命にあるという
因みにかつて愉悦の使令に胸を抉られており、ビジュ立ち絵からも見て取れる

スタレで登場する数少ない褐色イケメンナヌーク様

〜死んでる?星神編〜

「開拓」アキヴィリ
お馴染み星穹列車を作った張本人
人と親交を深める星神だったらしく、宇宙の人々を繋げるために星々を隔てる壁(虚数エネルギーによる壁)を穿ちレールを敷いた超良い人
死んだという扱いになっているが、正しくは
いつの間にか消えた」らしい
(模擬宇宙「宇宙の蝗害」開拓秘話にて、彼が褐色の肌に白髪or銀髪ということが判明した
もしやナヌークってアキヴィr)

スターレイル世界では、虚数エネルギーによってできた「壁」によって、距離的にも物理的にも星々が隔てられています
以前は星神やその使令のみが星々を行き来できるのみでしたが、「開拓」のアキヴィリが、その壁に穴を穿ち、星穹列車やその他の宇宙船が行き来できるようになったようです
また、この穴は物語で登場する「万界の癌」と呼ばれる「星核」によるその壁への影響で「一章ヤリーロ編」序盤のようにレールや壁が侵食されている状況です

「秩序」エナ
平和を維持し弱きを守る支配欲強めな星神
聖歌隊がかつて秩序を謳ってその名を宇宙に響かせていたが、いつの日かそれは調和の歌に変わっていたらしい
存護、均衡、貪欲、不朽に並ぶ宇宙黎明期から存在した強大な星神であるのは確かだが、蝗害時クリフォトとある約束をして調和に取り込まれたとのこと(模擬宇宙より)
この世界の「帝国」の名を冠する国は「秩序」の息がかかっている(いたが、それらの文明は其の消滅と共に姿を消した)

「純美」イドリラ
あのアルジェンティが崇拝する星神
どのような運命かはアルジェンティが体現しているため省略
この星神と「不朽」龍がなぜ消えたのかは不明
やはりどちらともいつの間にか消えたらしい

「貪欲」ウロボロス
貪欲にただあらゆるもの貪り尽くす星神
運命にそぐわず満足したのだろうか、消えてしまったらしい(詳しくは次回の記事で解説)
あくまでとんでもなく遠いどこかへ逃げた(故意に遠ざけられた可能性あり)とされるが真相は…?

「繁殖」タイズルス
宇宙の蝗害の元凶
絶滅の危機に瀕した種でたった1匹の生き残りの虫が、私利私欲のために自分達の種を絶滅に追いやった人間への憎悪、絶滅から逃れられない恐怖により星神へと昇華してしまった存在
星神としての力を得た後は「繁殖」として永遠に増殖を続けて、あらゆる星系を飲み込んだ

こいつ専用の模擬宇宙があるのもあって、詳細が割と事細かに判明している
(ちなみに「不朽」由来の力である説や「繁殖」の後釜として「豊穣」が誕生した可能性があるとスクリューガムが推測している)

〜その他の星神〜
この他、「記憶」「均衡」「不朽」「終焉」が居る(居た)が、現在特段本編に関わっていないので詳しい紹介は省く

ただし、崩壊3rdでも「終焉」の名を冠する存在はストーリー上の重要存在とされており、今後のストーリーに注目したい星神である
数少ない文献には「終焉」は確実に起こる予言を数々の時代に残しながら時間を逆行する存在であるらしい
星核ハンターの「運命の奴隷」エリオの未来視の力はほぼ確で「終焉」ではないかと推測


以上、現行のストーリー(ver.2.2時点)や次回の「宇宙の蝗害」の解説で登場する「星神」の解説でした。

大分長くなってしまいましたが、これらの内容があらかたストーリーで触れられるので、相当なモチベが必要ですが軽くでも理解しておくと便利だと思います…!

ここまで来るとスターレイルが無料ゲーの世界観なのかと疑いたくなってくるのではないでしょうか…

次回はやっと本編「宇宙の蝗害」の詳細について解説していきたいと思いますので、ぜひご覧ください!

*注意(この記事や今後の記事は色々な文献などを参考にしていたり、私自身の解釈が出ている部分も所々あるため、実際の文献などとの多少の誤差がある場合はお許し下さい…
あくまで「こんな感じ」という体で理解して頂けると幸いです)


最後までご覧下さりありがとうございました!

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