見出し画像

「もう・・最高よ!」行きたくなるニューノーマルな旅のテーマ選びって?

オーストラリア政府観光局とTABIPPOが主催する「オーストラリアツーリズムゼミ」が開催されました。ゼミ生が続々とnoteを書いているので、こちらも合わせてご覧ください。

本記事では、コミュニティマネージャーからみた Day2「テーマを持ってクリエイティブなオーストラリア旅をデザインしよう」を発信します。最終日12月19日のコンテストはYouTube視聴の皆さんも投票できるので、ぜひ覗いてみてくださいね!
Day1の記事はこちらからご覧ください。
»ニューノーマルな旅って?オーストラリアツーリズムゼミDay1

画像1

オーストラリアツーリズムゼミとは?

初めてこの記事でご覧になった方向けに、簡単なゼミの紹介をします。(ご存知の方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。)

オーストラリアツーリズムゼミとは、オーストラリア政府観光局とTABIPPOが主催する、全4回ゼミ形式のオンラインイベントのことを指します。

講師には「観光・旅」と「オーストラリア」をテーマとしたプロフェッショナルなゲストをお招きして「オーストラリアのニューノーマルな旅」について考え、最終日にゼミ生による「ツアープランニングコンテスト」を行います

スクリーンショット 2020-12-17 7.23.06

コンテストではアイデアが良かったものに対して投票を行い、優勝チームを決めます。優勝チームには次のオーストラリア観光で使える豪華商品をプレゼント!

投票は、審査員の方々+ゼミ生で行いますが、なんと今回、YouTube視聴者の皆さんにも行っていただけます!

YouTubeは無料で視聴可能なので、ぜひご覧ください。

■ゼミ日程
12月2日(水)19:30〜21:30 「オーストラリア観光の今と、旅好きなら知っておきたいニューノーマルな旅とは
12月6日(日)15:00〜17:00「テーマを持ってクリエイティブなオーストラリア旅をデザインしよう
12月10日(木)19:30〜21:30「次のオーストラリア旅で活かせる!ツアープランニングの方法を学ぼう
12月19日(土)15:00〜17:00「ニューノーマル×オーストラリア観光 ツアープランニングコンテスト」(ウェビナー開催のためZoomが起動できる環境をご自身でご用意ください)

Day1で紹介のあった、オーストラリア政府観光局が公開している8Dオーディオという立体音響効果でオーストラリア体験がすごいので、是非見て欲しいです!ヘッドホン推奨!!動画が6本公開されています。

Day2ゲスト講師

画像3

株式会社エイチ・アイ・エス
オーストラリア西川頼仁さん
今年で創業40年を迎えた、総合旅行会社。
海外69か国に250拠点を展開するなど、海外旅行が強み。オーストラリア国内にケアンズ、ゴールドコースト、シドニーなど6つの拠点を持ち、オーストラリアへの旅行をサポートしている。

画像4

伊佐 知美さん(@tomomi_isa)
フォトグラファー、編集者
三井住友カード、講談社、Wasei『灯台もと暮らし』編集長を経て独立。2016年「場所を問わずに働く」をテーマに、無期限旅行に出発。二度の世界一周、海外70カ国、47都道府県を訪問の後、日本に帰国。現在は沖縄をベースに活動。オンラインコミュニティ「旅と写真と文章と」「EnglishChallenge」主宰。著書『移住女子』日・韓にて発売。
世界で見た一番きれいな夕陽はウルル、オーストラリアの推しはバイロンベイとロットネスト島。

画像5

山下 歩 さん(@ayumu822)
映像クリエイター、ミュージシャン
鳥取県出身、沖縄県在住。青山学院大学英米文学科卒。高校在学中オーストラリア・メルボルンにて単身で1年間の交換留学を経験する。大学在学中に自身の音楽活動としてYouTubeを活用したセルフプロモーションを展開。現在は積極的な動画投稿は行なっていないが、チャンネル登録者は17万人以上、総再生回数は4000万回以上を数える。企画、撮影、編集、楽曲制作まで自ら行い、近年では沖縄の海洋環境保護の取り組みも積極的に行っている。

エイチ・アイ・エスから学ぶオーストラリアのツーリズム

DAY2講義では、HISオーストラリア西川さんから、ツアーの組み方と考え方についてお話しいただきました。(現地クイーンズランド州 ゴールドコーストから!)オーストラリア在住17年、ツアー企画8年の大ベテランとのことで、初めてツアーを組むゼミ生にとってはとても心強いお話になりました。

西川さん自身は、オーストラリアへきて、オーストラリアが大好きになって、オーストラリアに居座っちゃったタイプの人間とのこと。とってもお茶目な印象です。

スクリーンショット 2020-12-17 6.20.06

現地支店の役割、コロナ前の取り組み、Withコロナの取り組み、オンライン体験の取り組みを旅行会社目線で、HISパッケージ商品”チャオ”の例でお話しいただきました。

ツアー企画の裏側(現地支店の役割と、コロナ前の取り組み)

最初に日本から旅行者を受け入れる場合のツアーについて、事例をご紹介いただきました。旅行のホテルや企画について「素材」と表現されていたのが新鮮でした。

「素材」は初めて扱ったとしても、他の企業さんも扱うため、いづれ均一化していくそうです。そこで、差別化が必要となり、ここに各社工夫が見えるところ。

スクリーンショット 2020-12-17 6.26.23

HISでは、オリジナルツアー、貸切が大好物で、無人島を貸切したり、ビーチに専用海の家を置いてみたりと、特別感を演出するのが得意だそうです。

例えば、島への渡航人数が制限されている無人島グレートバリアリーフのランクランド諸島は、HISがツアーを組んだことで注目を浴びて、よく聞くようにもなったそうです。HISのツアーでなくても入れるそうですよ!

withコロナの取り組み
安全面の工夫としては、オーストラリア自体がマスクしてないお国柄のため、マスクしている人は「重症患者なのか?!」と思われるほどだそうです。ただし、日本との当たり前の差もありますので、HISの人はマスク着用でご案内をする取り組みをしているそうです。
最近では、ニュージーランドからは受け入れが始まっていますが、日本はもう少しかかりそうですね…(早くいきたい)

スクリーンショット 2020-12-17 6.38.25

オンライン体験の取り組み

オンラインで仕事ができるようになってきましたが、旅行もオンラインで体験できるように工夫されているお話がありました。
狙いとしては「HISバーチャルツアーで好みの都市を見つけてもらい、詳しく調べて、渡航解禁になったときに、現地に行っていただいて楽しんでいただくこと」だそうです。
リアルツアーを申し込んだらバーチャルツアーが付いてくるようなので、ガイドブックがわりに活用できそうですね!

画像9

オーストラリアのニューノーマルな旅を考えるディスカッション

ここからゲストお二人とファシリのROYさん(@roy_world81)とのディスカッションが始まります。

まず伊佐 知美さん。
伊佐さんの自己紹介で繰り広げられる写真たちが、ものんすごくキラキラしていて、世界中のどこもかしこも行きたくなる!中でも、オーストラリアが大のお気に入りだそう。伊佐さんのお話にはあちこちに「もう最高よ・・・!」が飛び出してました。

スクリーンショット 2020-12-17 7.06.57

ケアンズ、ウルル、パース、ゴールドコーストからキャンピングカーでシドニーまで足を運び、オーストラリアを堪能されていました。(キャンプサイトにカジュアルにカンガルーがいらっしゃるとかどういうことですかね・・・笑)

スクリーンショット 2020-12-17 7.05.22

そしてディスカッション相手の山下歩さん。
山下さんは、ケアンズからゴールドコーストまでキャンピングカーで旅をしていました。写真がどれもかっこよく、環境保全に寄った旅をされていて、アーチスト活動も行っていらっしゃるとのこと。

画像12

印象的だったのは、沖縄で始められた「海中クリーンアップ」という海中のゴミ拾いについてでした。

画像13

海の中にゴミ(釣り糸、網、ペットボトルなど)亀がクラゲと間違えて食べてしまって、体に詰まって、ガスが溜まって浮いてしまって、潜れなくて餌が取れなくなって、死んでしまうそうです。大事な取り組みですね。ダイビングのライセンス取ったら是非参加してみたいです。

旅のテーマ選びってどうするの?

画像14

Day1で紹介のあった各州のニューノーマルな旅のテーマと、観光復興ガイド旅行意欲を高める20の兆しをもとにトークを始めます。

「気になるテーマは?」の質問に、伊佐さんは準備バッチリで、以下のスライドを見せてくださいました。(この後、各チームでのディスカッションする際、Slackにマネするゼミ生も多くいてわかりやすい表現が連鎖していきました)

スクリーンショット 2020-12-17 7.48.52

山下さんからは「都市と海辺」に興味があり、20の兆しにはないですが「学ぶ」を追加したいとのお話がありました。

伊佐さんからの実体験からのテーマ提案としてはこちら!
周遊してお気に入りの都市を見つけて、そこを拠点に巡る旅でした。

画像16

山下さんは、キャンピングカー移動の旅が楽しくて飽きなかったとのこと。旅の日常を楽しくする、港にキャンピングカー置いて行って、近くの島にいくという旅を共有されていました。

画像17

また、環境保全をテーマとした提案もありました。
ケアンズの南にあるビーチに、カンガルーが流れ着いた海藻を食べにくるのを見にいくツアー!動物の自然な行動を観察するのが印象的だったそうです。(ハミルトン島の南なので飛行機でいくならハミルトン島が近いとHIS西川さんからの天の声もありました。)

画像18

こうした経験から、価値と理由を掘り下げます。(是非ご自身でも振り返ってみてくださいね。)

画像19

オーガニックが当たり前だったり、環境問題がツアー企画考えるのも面白くなりそうとの意見も出たりしていました。お気に入りのコーヒー屋さんや、ビーガンのお話、マーケットのお話など魅力的なお話が多いので、ぜひ詳しくはYouTubeのアーカイブをご覧ください!(視聴者プレゼントもあるので要チェックです!)

»Day2「テーマを持ってクリエイティブなオーストラリア旅をデザインしよう

いかがでしょうか。
ツアープランニングに向けてイメージが湧いてきたかと思います。

最終発表まで、楽しみにしていただければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
manami(@wassyoi3776)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?