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【あいだのレッスン】目の発見と手の対話:セミナーレポート

こんにちは。TAM UX UIチーム、デザイナーの和佐(@wa_sser)です。普段はUX設計からUIデザインまで幅広く担当しています。

クリエイティブネットワークセンター大阪 MEBICで開催された全3回セミナー【あいだのレッスン】。講師はUMA/design farmの原田祐馬さんです。
第一回は『目の発見と手の対話』。ワークショップに参加した感想を交えてレポートにまとめました。

興味があること=フィルターがかかっている

デスクトップリサーチでは、SNSやGoogle検索の上位でしかない。

遠いようで点は繋がる

例えば、合意形成 − 合成された素材 − メタバース

「あいだのレッスン」より

Z世代のウェブマガジン「elabo(エラボ)」

このサイトの立案と編集は、Z世代(2000年前後生まれ)である20代と、この2020年代こそ社会が変化すべき時だと考える30代、40代が、共鳴し、共同で行っています。

What is "elabo"?

サーキュラーエコノミーの素材アーカイブ

サーキュラーエコノミーの先進国オランダでの取り組み。
素材を検索できる。企業と企業を繋ぐ。

加古川市の参加型まちづくり プラットフォーム

サゴタニ牧場のブランディング

現場に通い、長期にわたる関係性から生まれる価値

乳牛は牛舎が多い🐄
ストレスがたまる。
それは嫌だ →自分が関わる限りは疑問に思うことは解消したい。
まず放牧にシフトすることを提案。
ストレスフリーになり乳の量が減る。
牛乳の価値を高めることを検討しましょう。

牛乳は季節によって味が変わる

長らく通い詰めて気づいたこと。
実はどのメーカーも同じらしい。
春夏の牛乳、秋冬の牛乳、2種類販売。
スーパーをはじめ販売店に当初嫌がられた。次第にイベント感覚(ボージョレ・ヌーボーのような)楽しみにしてもらえるように。

メモ:リスクや課題を超えて価値にしている。販路まで密着しているのか。

パッケージに想いを込める

なぜ牛乳とイメージしやすい青や赤ではなく、淡い色みのパッケージなのか?
確かに青や赤色が大半で、しっかり作っているところは白色だったりする。牛乳は本来白色ばかりではない。母乳は血液なので、赤混じりだったりもする。しかし白色以外は売れないので廃棄されている。将来牛乳は白色だけでなく、赤やベージュがかったものも当たり前になったらいいなと思う。

メモ:デザインは人と何かをつなぐ道筋でもあり、先読み(ブランディングでいう将来的な展望)も大切と感じた。

日本財団 TOKETA

里親と里子のためのカードキット。
里親は何年も前から準備しているのに対して、里子は数日前に突然知らされる。突然の対面で発話できない子供が多い。里子にとって、里親とケースワーカーとの関係性が大切。

案件事例

感想

プレゼンがとても分かりやすい。テンポと投げかけ。共感ポイント。
間にワークを挟むので、いつワークがあるかなと聞いているほうもドキドキ感がある😇笑
前線でご活躍されている凄い方なのに、同じ目線で話してくださる。お仕事の事例も共通して優しい目線を感じる。
押し付けもなく、説得力がある。=なぜが浮かばないほど、すべて言語化されていて、導かれた答えがあるのでスッと頭入ってくる。そのくらい調べ考え尽くされているのだろうと推測する。

デザイナーとは、デザインの価値とは、を考えさせられた。
予算があっての流れ作業ではゴールが見えている。しかし、クライアントにとっては一生分の価値かもしれない。予算をかけてもお願いしたいと思わせる。それが共創じゃないのか。

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