【あいだのレッスン】目の発見と手の対話:セミナーレポート
こんにちは。TAM UX UIチーム、デザイナーの和佐(@wa_sser)です。普段はUX設計からUIデザインまで幅広く担当しています。
クリエイティブネットワークセンター大阪 MEBICで開催された全3回セミナー【あいだのレッスン】。講師はUMA/design farmの原田祐馬さんです。
第一回は『目の発見と手の対話』。ワークショップに参加した感想を交えてレポートにまとめました。
興味があること=フィルターがかかっている
デスクトップリサーチでは、SNSやGoogle検索の上位でしかない。
遠いようで点は繋がる
Z世代のウェブマガジン「elabo(エラボ)」
サーキュラーエコノミーの素材アーカイブ
サーキュラーエコノミーの先進国オランダでの取り組み。
素材を検索できる。企業と企業を繋ぐ。
加古川市の参加型まちづくり プラットフォーム
サゴタニ牧場のブランディング
現場に通い、長期にわたる関係性から生まれる価値
乳牛は牛舎が多い🐄
ストレスがたまる。
それは嫌だ →自分が関わる限りは疑問に思うことは解消したい。
まず放牧にシフトすることを提案。
ストレスフリーになり乳の量が減る。
牛乳の価値を高めることを検討しましょう。
牛乳は季節によって味が変わる
長らく通い詰めて気づいたこと。
実はどのメーカーも同じらしい。
春夏の牛乳、秋冬の牛乳、2種類販売。
スーパーをはじめ販売店に当初嫌がられた。次第にイベント感覚(ボージョレ・ヌーボーのような)楽しみにしてもらえるように。
パッケージに想いを込める
なぜ牛乳とイメージしやすい青や赤ではなく、淡い色みのパッケージなのか?
確かに青や赤色が大半で、しっかり作っているところは白色だったりする。牛乳は本来白色ばかりではない。母乳は血液なので、赤混じりだったりもする。しかし白色以外は売れないので廃棄されている。将来牛乳は白色だけでなく、赤やベージュがかったものも当たり前になったらいいなと思う。
日本財団 TOKETA
里親と里子のためのカードキット。
里親は何年も前から準備しているのに対して、里子は数日前に突然知らされる。突然の対面で発話できない子供が多い。里子にとって、里親とケースワーカーとの関係性が大切。
案件事例
感想
プレゼンがとても分かりやすい。テンポと投げかけ。共感ポイント。
間にワークを挟むので、いつワークがあるかなと聞いているほうもドキドキ感がある😇笑
前線でご活躍されている凄い方なのに、同じ目線で話してくださる。お仕事の事例も共通して優しい目線を感じる。
押し付けもなく、説得力がある。=なぜが浮かばないほど、すべて言語化されていて、導かれた答えがあるのでスッと頭入ってくる。そのくらい調べ考え尽くされているのだろうと推測する。
デザイナーとは、デザインの価値とは、を考えさせられた。
予算があっての流れ作業ではゴールが見えている。しかし、クライアントにとっては一生分の価値かもしれない。予算をかけてもお願いしたいと思わせる。それが共創じゃないのか。
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