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【四畳半タイムマシンブルース】いざタイムマシンを使って過去へ!

2023年6月2日⁡ ⁡に森見登美彦さんの(2022)⁡
⁡『四畳半タイムマシンブルース』⁡⁡⁡を読んだ。
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時をかける、⁡青春群像劇!⁡⁡⁡⁡⁡

⁡エアコンのリモコンを取り戻しに、タイムマシンを使っていざ昨日へ!、、いやまてよ、過去を変えたら、宇宙が破滅する!?

舞台は京都。鴨川デルタや出町柳、下鴨神社が度々現れる、まさに京都の学生はワクワクが止まらない、まさに学生のうちに読んでおきたい必読書。⁡
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なんと言っても物語の登場人物が人間味豊かでなんともユニークで愛らしい。⁡⁡

⁡大学生活の2年間を棒に振ったと後悔する大学3回生の「私」と唾棄すべき悪友小津、黒髪の乙女である明石さん、師匠である樋口氏など、「私」を取り巻く人達は誰一人かけてはならないと思わずにはいられない。
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しかし、「私」はそんな人たちと過ごす日々を阿呆みたいだと思っている。⁡けれども、そんなしょうもない日々にこそ意味があるのではと私は思う。⁡
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⁡例えば、「私」の部屋のクーラーのリモコンに小津がコーラをこぼさなかったら、タイムマシンを使って昨日へ戻らなかっただろう。もし、小津と会っていなかったら、「私」は誰とも交流できないまま、1人四畳半の家で孤独な大学生活を送っていたはずだ。⁡
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無駄だと思うことにこそ意味がある。だからこそ自分事に置き換えて⁡、最後の学生生活、社会人になったら出来ないだろうなぁってことにどんどん挑戦したいなって思った(•̀ᴗ•́)و ̑̑⁡
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例えば、⁡知り合いが愛知から奈良?まで歩いていた。そういう無駄だけど、バカみたいな面白いこと私もしてみたいかもと思いました。さすがにするとしても徒歩じゃなくて自転車だけど笑
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