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贖罪の奏鳴曲/中山七里/講談社文庫

※注意※
この記事は私の感想なので口調や言葉遣い、あまり気を使いません。
文章も考えて打ちません。読みにくいでしょう。
そして見ている貴方の、好きなものを否定するかもしれません。
私は私のためにこれを書いているので、ごめんなさい。
それでもよろしければお暇つぶしに眺めてください。































はじめてアプリ版を使ってみた!!!!
全然関係ない話から入るけど!!!
noteのPC版使いにくいね、あぷりやりやすい。


今回はドラマもちょろっとみてた(WOWOWじゃない方)
七里さんのやつの原作を読んでみた。元々好きな作家さんだからドラマ流し見してて面白くて、エンディングみてすっごいびびった。

普段からドラマというか、サスペンス系を中心にドラマを見るんだけども法廷小説ミステリは見たこと無かったのでちょっとどきどきしてた。

法廷ひっくり返し系のドラマは面白いよね。1個しか見てない気がするけど。






あらすじとしてはこうだ




御子柴礼司なんて仰々しい名前の弁護士がいた。
その弁護士は腕はいいのだか悪名高く、
敗訴に追い込まれそうになっている状況で弁護を依頼してもひっくり返してくれるのだが、法外な報酬を提示してくる事で有名だった。

だがしかし本当にその通りだったのでミコシバの元にはほぼ黒、ほぼグレーである依頼人(被告人)が集まり、そしてきちんと金を払える…まあ金のある悪党から"人気"な弁護士だった。


だがしかしこのミコシバには重大な、
人の裁きに携わるには簡単に流せない過去がある。


冒頭にてミコシバは何故か死体を片付けているが、
死体に触るのは二回目だと言うのだ。
そうなのだ、ミコシバは過去日本の重大事件にもなっている少年犯罪事件の犯人だったのだ。
間違いを犯してでは無い、意図的に幼女を殺害していたのだ。

そんな彼が、今またどうして死体を片付けているのか。
どうして犯罪を犯したミコシバが、弁護士なんぞをしているのか。


また、今回の事件…
法外な報酬を受け取れないであろう国選と呼ばれる事件の弁護は、上手く務まるのか。
被告は自分に殺意がない、その意図はなかったと言っているがそれ本当だったのか。

ミコシバは金にならない国選事件を選んでどうしたかったのか。





という、ヒューマンドラマ系のリーガルサスペンスシリーズかなあ、と。








ドラマで私の好きなジュンカナメがミコシバを演じていたんだが、
あの感じよりも人間味のある感じだったな。小説は。

というか小説を読むととても、空気感が七里さんの作る人間っぽかった。うん。
もうちょっと神秘的でもいいなーとは思うんだが、
そもそもミコシバの心理描写がある時点でそこまで神秘的にならないよね。心理見えてんだもん。

もちろん頭の中ではドラマを最初に見たのもあって、小説はジュンカナメで再生していたんだけど所々なんか違う…?って思ってた。
割と純粋に人間だったね。



この話というか、このシリーズは特にどんでん返しものでは無いと思っているし、
ヒューマンドラマ系ってとくにネタバレ要素はあまりないかなと思ってるので改行をそんなにせずに感想を書くことにする。



人を殺す、と言うのは人ではなくなるのだろうか?
本編では多分怪物、と表現されていたかと思うのだが、どうなのだろう?

ミキヤ君は怪物、という事になる。そうなると。
ミコシバとミキヤ君は同じ側に居た、がミコシバは怪物ではなくなってまあ、表現するならば悪党ということになるのだろうか?

難しい。




里美とやらはミコシバを刺したが、
私には里美は怪物に見えない。
行き過ぎたわがままって言うか、なんというか。

ミコシバを刺した気持ちは分からんでもないが、
まあ思考ロックなお母さんだったんだろうなーー感。刺したあと勝手に罪悪感でおかしくなっちゃってるしね。


となると、うーむ。
思念ではなく一個人としての利益、快楽、を求める行為としての殺人をする者を怪物と呼ぶのだろうか?


こんな小難しい事ではなく、
もっと端に人を刺した後罪悪感緊張感でパニックになるタイプを人間として、
人を刺した後逆に冷静になれる、相手が死んだかを確認出来る一種の感動を得られるタイプを怪物と言うのだろうか。

相手が死んだかは割と重要だものね。
死んでなかったら、ばれる可能性のが高いもんね。死んでない方が刑は軽いかも知れないけど。
そんなことみんな当然わかっとるわ!!!って、思うかもしれないけどいざやっちまったらそんな所まで考えられねえよになるのが人間なのかなあと。



うーーーーむ。





人の死とか更生って難しいよね。



うむ、思った以上にヒューマンドラマだった。
私が好きな、人が死ぬタイプのヒューマンドラマ。

最近思ったんだが私人が死ぬ話好きだね。
理由はちょっとまだまとまっていないが、人が死ぬタイプのミステリーが好きなのかなあと。人を殺すという精神に興味があるのか、なんなのか。


がしかし考えてたんだけど次読む本あんまり人死んでないかもしれない。
失踪物もあるからそこまで人死ぬのが好きな訳では無いのかもしれない。
よくわからない!!


あれは嫌い、青春×ミステリーみたいなの。
2冊ほど読んだ同作者(七里さんじゃなくてね)の本があったが、くそつまらなかった。
必要なさそーと私が思う文章をつらつらと書いているだけ感がすごかった。誰とは言わんが。よく上下巻であんなの出そうと思ったな。

売れてはいなくない小説家だが二度と読まない。つまんない。



これを書いて思い出したぞ。
人が死んでいても嫌いな小説あった!!!!!
やたら執筆速度の早い作者だ。あやつのも2冊、くらい読んだが話がつまらなかった。金田一じゃない方読んでる気分だった。

何が評価されているのかはわからんが、
トリックの面白さというのは話があってこそじゃないか?なんて思う。
愚痴だ。

好きな人は好きだからこの辺で辞めておこう。私は好きじゃないけど。




次読む本は多分、初めて読む作家さんなのだ。
しかしそれでいて心配はあまりない、心理描写とか表現力に対して面白いかな、つまらないかなという感情が湧いてこない。

だって多分大丈夫だし。
小野不由美のホラー小説を読む。えへへ。
私のとても好きなアニメの原作だ、今まで小説って確か、出てなかったのかな?わしが持ってないだけだと思う。漫画は全部持ってるんだけど。

個人的にまだ刊行されてないんだけどヴラドの回が読みたい。
楽しみ。るんるん!!


おーわり。


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