マーケティングリサーチの授業を通して

健康診断、採血。
そのときは、みなさんのホスピタリティの良さでフラフラもせず。
しかし、その後の授業で疲れ果ててしまった。。


マーケティングリサーチの授業。
アンケート作成の仕上げ。
70名クラスで1つのアンケートを合算で作成。

1人ずつ作成して回収すると、
70個のアンケートを、周りの友達などに強いることになる。
グループワークにしても、
10個のグループとして、10個のアンケート。
回答者の疲弊につながり、
より良い結果を得られない。
そのため、合算で作成することになった。以前では、グループごとだったのだが、
回答する側の適当な回答結果につながるチームもあり、やめることにした。
たかがアンケートと思われるが、
中々作成は難しい。
簡単に作れる無料のツールはたくさんあり、
誰でも容易に作成は可能である。
しかしながら、回収してから、
結果を見て、失敗に気づくことになる。
この聞き方、まずかったな、
あ、勘違いして回答してそう。
途中から無回答だ、
などなど。
予備調査はしていないのか?
と聞かれそうだが、
大概、誰もチェックせずに、
とりあえず、でやってしまう場合、
予備調査もせずに進めていることが多い。
まどろっこしいだろうが、
初心者には、よくよく設計をみなおし、揉むことが肝要と言える。
そして、予備調査をして、さらに検討。
回答してくれた人に、再度たのむと、それこそ、適当な回答をつながりかねないので、慎重さも大切である。


さて、本日の授業に話を戻そう。
2週にわたって、70名で、
大枠のサブテーマごとに、
設問を作成して、それをformsに入力までが終わり、不要に思われる(2次データにあるもの、重複しているもの等を削除)を選定した。

このformsの入力も学生にやらせたらよかったのだが、
どうも学生は共同作業がおぼつかない。
他人が作成したものを消してしまうことを、
他の授業で何度も聞いている。
そのため、私が入力。
骨の折れる作業である。
少しずつ日本語のわかりにくいものは、修正をしながら、
グルーピングをしながら、
順序もかんがえながら、
入力をしていった。
72問。多い設問量だ。。
動画すら倍速視聴で、活字を読まない世代に、これだけ回答をしてもらうのが可能かどうか?
(回答対象者は大学生のみ)
そんな疑問を持ちながら。。

今日は72問から48問まで減らしたアンケートの確認、文言チェック等。
これらについて、学生から意見を募り、議論するのが本日の授業内容である。
しかし、どう問いかけても、無反応。
これだと、議論にもならない。
しぶしぶ、反応がある場合は、
自分の主張を押し通す意見のみ。

我を通すことはできても、より良い納得につながらない。
(減らしたのに、さらに追加の設問を要望。意図を説明してもらうも、なかなか要領を得ない。何を聞きたいのか、それを聞いてどうしたいのか、理解ができていないように思えた。それを引き出すために問いかけるも、同じことの繰り返し)

思いはあっても、抽象的。
それを文章化して、わかりやすい質問に落とし込めない。
アドバイスをするも、違うと言われてしまう。
そして、より自分の要望を通そうとする。
それでも、納得できる説明でなく、
不明瞭。
問答が続いた。
他の学生の反論は1人のみで、
議論にならない。

月末までに、よりわかりやすいものに修正をするように話す。

72問から48問まで減らして、
回答者の負担を減らせるようにはしたのだが。。なかなか終着しない。

私はアドバイスはしても、学生の意見を尊重。
作成のサポートと細かい修正、あとは統括のみ。
教員が全部作成しては、何の授業なのかわからなくなってしまう。
頭ごなしの却下は、それこそ納得につながらない。
皆で揉んで、ようやくここまで漕ぎ着けた。
これで3週にわたっている。
そろそろ仕上がらないかなあ。。
文章力、質問力、想像力。
それから、回答者への思いやり。
これらの総合力を試されている。。