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観光✕グロースハック・グロースマーケティング⁉

グロースハックの概念ってわりと観光に向いている、と思っていた時期が私にもありました。

わざわざ失敗例を最初に持ってきましたが、グロースハックで描かれるグラフの線形っていわゆる急成長。2018〜2019年のオーバーツーリズムのグラフ成長が似ているので、具体的にはあれが起こってしまうわけですね。

ネットの世界なら多少の混雑はサーバ増強とかのハード増強でなんとかなりますが、リアルな観光地では面積・供給できるサービス・観光目的となりうり文化財・自然などの傷みが激しくなるといった、物理的な現象も生まれてくることとなって、来てくださっているお客さんの評価はだだ下がる…。京都に所要で度々出向いて、その都度自分の周りから「あまり来たくなかったんだけどね…仕方がなく…」のセリフを何度聞いたことか。

失敗を踏まえてもっと戦略的に成長を考えよう。

という意味でグロースマーケティングが生まれたのではないかと、勝手に想像していますが、2021年4月に本が出ました。

グロースハックとの違いを説明している章がありますが、要するにグロースハックの考え方をマーケティングに適用しましたと理解しても良いかと。

この考え方はDMOや観光戦略を考える上で役に立つ、ターゲットセグメントを分割しつつ、データドリブンで分析し、最適なゴールへ導く指標を取得。分析しつつターゲットセグメントをずらしたり広げたりする方法論。

実測値がベースの入り込み客数計測では、キャパオーバーとなった場合、物理的に対処不可能となってしまうわけですが、シミュレーションや情報アクセスのアナリシスを行っている時点では物理対応は必要ないため、実際にどのくらいの人が来るのかなどの予測が立てやすく、物理的にキャパオーバーとなった場合の策も事前に考えられるメリットがあります。

で、この本を読んで即担当者が実行できるか? といえば…実際ちょっと無理で、KPIツリーの作り方やKGI設定の仕方、データ取得が前提となるので、どこで計測するのか? といったDXの知識とコンテンツ戦略の知識が必要となってきます。オマケ知識ですが、WordPressくらいは何ができるものなのか知っていたほうが良いです。当然ですが、GA4の設置は必須なのと、タグマネージャーの使い方も必携です。あとUXの知識があったほうが良いです。

エンタテイメント✕グロースマーケティングは有効⁉

ことほむ 合同会社は考えました。
オンラインゲームを配信している会社さんには、それは観光DXとマッチするね。と言われつつも、肝心の観光側がDXやデータドリブンについて経験が浅いためにピンとくるところはすごく少ないようです。

エンタテイメントの定義に[知識欲・学習欲]が入っているのですが、どうしてもゲームやドラマ、漫画やアイドルといったサブカルチャーを連想してしまう世間の傾向があるためか、[遊び]に集中してしまいがち。

しかしサブカルチャーの[遊び]要素と[知識欲・学習欲]を組み合わせることで、テーマ型観光のニーズを発掘できると考えています。

テーマ型観光はリピート率が高くなる傾向があるので、地域観光戦略も急激な右上がりの線形ではなく、緩やかな上昇線形を描きやすくなるのでは?

そんなわけで、ことほむ 合同会社ではコレクションカードとサブカルとDXを組み合わせた仕組みを企画中で、実証実験を2022年までに。2023年にはベータリリースさせたいと考えてます。

色々リソースが足りていないので、遅れがちになるかもしれませんが、手伝えることがあったり、気になる方はご連絡ください。


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「ことほむ」ではゲームコンテンツ・アニメーション作品設定時代考証、観光プロモーション企画・マーケティング・デザイン企画をやってます。僕はWordPressとマーケティング担当。妻が和雪庵という茶室を開いており、茶書研究・茶道体験・お茶ゼミを開催していますが、流行り病で閉庵中です。