灯台もと暮らし

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灯台もと暮らし

株式会社Waseiが運営する、これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』の公式アカウントです。 http://motokurashi.com

マガジン

  • もとくら航海日誌

    「もとくら航海日誌」は、これからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」が運営するマガジンです。編集部の舞台裏であり「探求過程」を、日記やコラム、関連情報としてお届けします。

  • 編集女子が"私らしく生きるため"のライティング作戦会議

    オンラインサロン「編集女子が"私らしく生きるため"のライティング作戦会議」マガジンです。参加者の方のnoteが読めます。

  • もとくらの深夜枠2

    「灯台もと暮らし」の運営するnoteのマガジンです。

  • 新・灯台ができるまで

    リニューアルする灯台もと暮らし編集部。「新しい灯台ができるまで(マガジンの名前、仮です)」は、NEW・もとくらが始まるまでの限定のマガジンです。新体制の編集部の頭の中を「編集部紹介」「新企画の話」「マイベスト記事」「デザインの話」という切り口でご紹介。

  • 僕らの理想のデニムってなんだろう?

    • 2本

    「EVERY DENIM」と「灯台もと暮らし」が共同運営するマガジンです。

最近の記事

僕らは日々をどう生きるか?【小松﨑】

先日の編集ミーティングでは、コロナ渦中に生きる僕たちの生活を淡々と記したショートコンテンツを作ってみないか、という案があがりました。 生活の記録を残すことが価値ある表現ではないか となぜ考えるのかというと、2つの理由があります。 ひとつは、いまアクションできることを共有できるから。 ふたつに、次の世代の人たちが見たときに、参考になるかもしれないからです。 それは例えば『アンネの日記』やカミュの『ペスト』のように。 コロナ渦中に、庶民はなにを食べて、なにを考えて、ど

    • 夫婦のチームワークは、時間の使い方を考えていくこと?【小松﨑】

      週末の更新。日本のみんなはどんなふうに過ごしてるんだろうと思いながら、ドイツから書いています。 昨夜はNetflixで『崖の上のポニョ』を観ました。 今日はこの文章書いたあとに原稿に取り掛かりたいと思っています。 その原稿の内容は子育てです。お話を伺ったのはベルリンで暮らすフードスタイリストの島崎ともよさんと福島県昭和村特集でも長年ご一緒している中條美咲さん。 お話を振り返って思ったことは、子供に目を向けるよりも、親になった個人に目を向けることが必要なのだろうというこ

      • 「今、“たのしい”はどこに眠っている?」 オンラインおしゃべり会【#わたしのセーフティネット(娯楽編)】を開催します

        不思議なことに、こうなってからの方が、「よく遊べている」気がしている。ろくに外にも出れない、友だちにも会えない。たのしいとは無縁とも思える状況にも関わらず、最近の私は「たのしく遊んでいる」感覚があるのだ。 それまで当たり前のようにあった私の「たのしい」は、リアルタイムの娯楽文化が満足に運ばれない今の社会になった頃、あっさりと奪われた。野球観戦ができない、カラオケ大会もできない、飲み会に行けない、挙げたらキリがない。 ドラマ好きの友だちは、春ドラマが続々延期になったことを嘆

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        • 【4/13(月)オンラインイベント開催】#わたしのセーフティネット を教えて - 自然編 -

          コロナの流行が始まり、ほぼ全国各地に感染が広がり、どれくらいの時間が経ったのでしょうか。 コロナに関する、武漢でのニュースが騒がれていた頃、こんなことになるなんて、思ってもみませんでした。 「こんなことになるなんて」。 わたしも何度か、そう思いました。 同時に、もとくらで「自治ってなんだ?!」という特集を編んでいるのですが、自治について、こんな形で改めて考える機会が訪れるとは、思いませんでした。 当たり前だと思っていた生活が、できない。 行きたいところへ行けない。

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        僕らは日々をどう生きるか?【小松﨑】

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        • 灯台が出来るまで。2014年11月・12月号
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        記事

          【4月11日(土)20:00〜】育児は、なぜ頼りづらいのか?ドイツと考える、これから子育てをオンライン配信します。

          こんばんは。ドイツからお便りを書いています。 日本も世界的に広がる感染症に直面し、いよいよ本格的に危機感が高まってきているかと思います。 育児の現場においても、さまざまな影響が波及しています。一斉休校や仕事の調整を余儀なくされ、「大変だ」「困っている」という親の声を(近いところでは親戚からも…!)聞くようになりました。 そこで今回、4月11日(土)20:00〜、「日本の育児は、なぜ頼りづらいのか?ドイツと考える、これから子育て」というテーマで、これからの育児を考えるオン

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          【4月11日(土)20:00〜】育児は、なぜ頼りづらいのか?…

          明日スーパーで働けるか

          新型コロナウィルスの影響で連日のように仕事が消えていく。取材に行ける予定だったものが行けなくなり、下調べに割いた時間が水の泡になる。 スポーツ記者はスポーツ関連の取材をしなければいけないのだけど、そもそもスポーツ業界全体で試合やイベントが延期・中止となり停滞しているので、記者が足を運べる場所も記事にできることも限られてくる(もちろん私が新人というのも大きいのだろうけど)。仙台にきて、記者になって、まさか2ヶ月目でこんなことになるなんて、微塵も思ってなかった。 具体的なこと

          明日スーパーで働けるか

          絶望と希望の狭間で気づくセーフティネット【立花】

          4月から、たずさわるはずだった仕事が、飛んだ。 コロナウイルスの影響で、さまざまな催事や事業が自粛、中止、延期の判断を迫られ、わたしもその余波に呑みこまれた。 先週「退屈だ」などと呑気なことを書いていた自分に「君、仕事なくなるよ」と未来に追いついたわたしから教えてやりたい。 たずさわる仕事の性質上「もしかしたら」とは、思っていた。誰が悪いわけでもない。 うっすらと予感していたおかげか、そこまでショックもない。 「お願いするはずだった案件が、無くなりま

          絶望と希望の狭間で気づくセーフティネット【立花】

          人が生きていくものに必要なもの【立花】

          新型肝炎の影響で、のきなみ、イベントや新事業が中止、延期になっている。 ふだん、満員電車に揺られて出勤していた人たちも、自宅で仕事をするスタイルや出勤時間をずらすなどして、対応している。 わたしが暮らす北海道下川町は、見た目はそんなにふだんと変わらない。 宿泊施設はキャンセル続きでイベント好きな町ゆえにほとんどの催事は開催を見送られ、なんとなく退屈な日々だけれど、コロナに感染した人は今のところ出ていないし、町内をランニングしている人もいる。 雪解けも始まったし、気温も

          人が生きていくものに必要なもの【立花】

          日独ともに休校へ。子育ての現場では、何が起きているか【小松﨑】

          こんばんは。先日、やっと「出産と子育ての今から考える」特集記事を公開することができました。 最近はドイツでも、新型コロナウイルスの話題が尽きません…。 正確な情報は外務省や大使館等のHPをご覧いただく前提でお話しますが、僕が暮らしているベルリンでも3月に感染者が初確認された、という状況です。 日本政府が集団感染と経済の減速を避けるためにとる3つの対応策(第2弾)は、①小中学校と高校の一斉休校、②ウイルス検査の拡充、③そして金融支援ですね。 このなかでも子育てに影響を与

          日独ともに休校へ。子育ての現場では、何が起きているか【小松﨑】

          見て、聞いて、生まれるもの

          かけた櫛のような松林、取り残されたような更地。建物は海に向かうほど工場一色となっていき、生活の香りが薄れていく。そんな風景をタクシーの窓越しに眺めていた。 タクシーの運転手さんは、生まれも育ちも「この地」の人だった。仙台を走る地下鉄東西線の終点・荒井駅でタクシーを掴まえた私が、「目的地」を伝え、タクシーに乗っている十数分の間、ここで起こったことと今も続いていることについて、いろんな方面から教えてくれた。「せっかく来てくれたんだから、ここの話をしないと。取材で? 気にしなくて

          見て、聞いて、生まれるもの

          「スローライフ」の答え合わせ【立花】

          4月から、東京に出稼ぎに行く。 2017年から過ごした、北海道下川町にも拠点を残して。 新しい環境は、目まぐるしい。 すでにその環境へ飛び込む助走は始まっているのだけれど、すぐテンパってしまうわたしは、目隠しをして中の見えない箱の中へソーっと手を挿し入れては「わ!」と驚いているような、思い切りと臆病を、行ったり来たりしている。 下川町で暮らしていたときには感じなかった緊張感が、ある。 それは何か一つが原因なのではなくて「新しい仕事」「新しい人間関係」「新しい住居」「

          「スローライフ」の答え合わせ【立花】

          出産と子育てを考える当事者として【小松﨑】

          「もとくらの航海日誌」では、「灯台もと暮らし」の探求過程を日誌に記録しています。 日付:2020年2月18日17時 記帳者:小松﨑拓郎 天候:ベルリン、晴れ 探求リスト: ・出産と子育て特集の扉記事を入稿 ・次のオンラインイベント企画書を作成 ・編集MTGで相談 ・お声がけする 探求状況: ✔次のオンラインイベント企画書の作成、編集MTGで相談 ・今週お声がけしていく 学んだこと、反省: ■現状 ・今日の出産から子育てを巡る状況は。海外で妊娠から出産、子育てする

          出産と子育てを考える当事者として【小松﨑】

          7万年前の人類に聞きたいこと

          もとくら編集部のメンバーが、それぞれの特集について考えていることをさらけ出そう!ということから始まった『もとくら航海日誌』。 小松崎さんと立花さんに続き、今日は私・小山内の『言葉の一面』特集に紐づいて、考えたことを書き連ねます。 最近、進撃の巨人を読みながらふと、人間の定義ってなんだろう?と疑問に思った。(※進撃の巨人が、「人が巨人になったり巨人が人になったりして、人類が巨人兵器の危機にさらされる話」というのは読んだことがない人でもなんとなく知っていると思うので、省略)

          7万年前の人類に聞きたいこと

          知れば知るほど、知らないことが増えていく

          下川町には、一の橋という地区がある。 商店や住宅地が集まっている市街地から、オホーツク海の方へ車で走ること15分くらい。 2019年の年末、一の橋に60年以上暮らしているご夫婦に、取材をした。 おふたりとも下川町外の出身で、仕事のために移住してきて、下川で出会い、結婚し、今も一の橋に住み続けている。 住み始めた当初や、出会った頃の写真は、引っ越す時にほとんど破棄してしまったそうで、残念ながら見ることはできなかった。 けれど、40年前、30年前頃からの写真は、今でもア

          知れば知るほど、知らないことが増えていく

          「もとくら航海日誌」をはじめます!

          久しぶりの投稿ですが、お元気ですか? 「灯台もと暮らし」の小松﨑です。今季もとくらチームは、「もとくら航海日誌」をはじめます! もとくら航海日誌とは 昨年、5年目となる節目に立ち、「灯台もと暮らし」はリニューアルいたしました。 「より納得感のある生き方」は百人百様。だからこそ自ら問いを立て、道を歩もう。そんな想いから、新たな一歩を踏み出しました。 ここは、「灯台もと暮らし」の編集者であり探求者である自分たちが、日夜探求していく場です。 まずは、立花、小山内、そして小

          「もとくら航海日誌」をはじめます!

          【公開対談】11月18日(月)19時 - 子と親にとって、理想の環境ってなんだろう?

          子と親にとって、理想の環境ってなんだろう? この問いを、その道の先人をゲストに迎えて考えていく公開対談を、来週11月18日(月)の19時〜(ドイツ時間11時〜)おこないます。 ※対談は後日、『灯台もと暮らし』に掲載します。 ゲストは、ベルリン在住・イラストレーターの高田ゲンキさんと、青森県十和田市在住・デザイナーのよしだすすむさんです。 お二人は、ぼく(灯台もと暮らし・小松﨑)にとって、クリエイターとして精力的に活動しながらも、当たり前のように子育てにも取り組まれてい

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          【公開対談】11月18日(月)19時 - 子と親にとって、理想…