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【#Real Voice】 「無題」 3年・西堂久俊

3年の西堂です。よろしくお願いします。

去年の題名が意外と反響あったので、今年も題名で軽くかまそうかなとか思ったんですけど今の僕の知力では浮かばなかったので諦めました。
故に「無題」です。題名なんてさほど重要じゃねーだろ、とも思ったからです。
いや、もっと知力を磨きます。
内容はてきとうに書きたいこと書いていくというスタイルで行こうと思います。
なので今回のブログ、僕的には題名はもはやいらないです!


さてさて、余談はここら辺にしておいて本題みたいなやつに入っていこうと思います。


1つ目。なんかネタがあるかって考えたら、1番に浮かんだのは就職活動の件ですね。
同期の仲間たちは3年生の後期になって、本格的に就職活動に取り組むようになりました。最近そんな姿を目にします。刺激になっています。なんか僕も頑張ろうって思わされます。頑張ってほしいです。応援しています。
日頃の僕がこういうこと言うと100%で馬鹿にしてるように思われるでしょう。
なので、あえて文章で真剣さを出したつもりです。ガチガチの本心です!!
ほんとにみんな頑張れ!!

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※撮影時のみマスク外しております。

それで僕の話なんですが、僕は今年の10月1日に正式に内定を頂きました。
卒業後はプロサッカー選手になります。

ひとまず、卒業後の進路は決まりました。本当に、本当に悩んで決めました。
いろいろ考えることはありました。
人は身を置く環境次第で大きく左右されるとも思っていて、自分がどこ選ぶのか、自分が誰と関わるのか、何を得て取捨選択するのか。そこで一体何をするのか。
いかに自分の周りをコーディネートするかだと思っています。
これはことあるごとに考えていて、行動する前によく考えるようになりました。

とか、環境大事だよね的なことを言いつつ結局はどこにいても、やれること、やることは大して変わらないんじゃね?っていう考えもあります。たまにあるじゃないですか。環境か自分かみたいなの、まぁどっちも大事だよね。でも環境を重視しすぎるとどこか言い訳しやすいような、逃げやすいような気もします。周りにケチつけて、嘆いてってのがしやすくなるんじゃないかな。
だから、環境か自分か論争が勃発したら僕は即答で環境もすげー大事だけど自分じゃねって答えます。結局曖昧やないかい。
結構長い時間をかけて、当たり前じゃんって言われそうなこととかを自分の中で改めて考え、整理して決断をしたわけです。

選択に後悔はありません。進路選択関してはこれまで後悔したことはありません。
これまではそうだったかもしれないけど、この先はわかんねぇぞって?
大丈夫大丈夫。後悔はしない。
こういうデカい決断って後悔してもしょうがないっしょ、って思う。
その時の自分が出した最善の選択なら、その選択を悔やみたくない。
自分を否定するようなことはしたくない。自分を裏切るようなことはしたくない。
これあれですからね。念のため言っときますけど、進路選択に関してはですからね。日々の生活では全然後悔しますよ。なるべく減らせるようにはしてるけど。


てなわけで、
ずっと憧れだった「プロサッカー選手」になります。



幸せなことに沢山の祝福の言葉を頂いた。おめでとうって。すげーなって。頑張れって。
この場を借りて改めてになりますが、お祝いの言葉をくださった方々に感謝申し上げます。ここまで支えてくださった方々にも感謝申し上げます。
本当に自分の力だけで何かを成し遂げることは出来ないと、1つプロになるという目標を達成してから強く再認識しました。
人との繋がりに、運に恵まれたなと思います。本当に僕は運がいいやつです。
これからも自分なりにではありますが、そういった繋がりを大事にしていきたいです。

これまででっかく掲げていた目標をいざ達成したとなるといろいろ複雑でして。それは多分プロサッカー選手という特殊な職業だからなのか。あと僕がサッカーをするのが大好きだからなのか。要因はいろいろあるだろうし、よくわかんないんですけどね。
最近、好きなことを仕事にってよく聞くじゃないですか。
あれ本当に素晴らしいな、最高だなとか軽く考えていたんです。
でもちょっと考えてみると、大好きなことが仕事になると大好きじゃなくなっちゃうんじゃないかな、とか。プロスポーツ選手ってほぼ自分との闘いみたいなところあるからプレッシャーで病むんじゃね、とか。
不安になったりもするんですよね。大好きな物ってなんだ、そもそも仕事ってなんだ。
まぁこれまで生きてきたなかで1番厳しい環境に足を踏み入れようとしているんですから、いろいろ不安が出てくるのも当然っちゃ当然ですよね。サッカー選手になりたいって憧れていたうちは、華やかな部分だけ想像しちゃう。
大好きなサッカーで金稼いで、いい車に乗って、美人な奥さん連れて、かっこいい父親になって、みたいな。
でも、いざなれるってなって実態を知ってしまうと、思っている以上に過酷な苦しい世界だなと現実を突きつけられる。
これってまさか結婚とかもそうなんですかね?知らんけど。(笑)
もしかしてだけど、結構世の中の物事ってこの法則に則ってたりするんじゃないかな。
虚像と実像のデカすぎるギャップみたいなやつ。これはちと苦しいやつだよね。

楽しみで楽しみで大きな期待感を抱いている一方で、やっていけるのかと不安になる。
押しつぶされてしまいそうになる。いやになるかもしれない。とんでもなく大好きな、これまでの僕の人生そのものであるサッカーを嫌いになることがあるかもしれない。
でも、それすらも面白がって頑張って生きます。楽しみます。
大好きな大好きなサッカーやってるんだから決して悲観的にならず、楽観的に行こうか、としくん。ポジティブに行こうか。
ポジティブしか勝たんって最近めっちゃ思う。
押忍。

としくんって最近になって初めて呼ばれてるけど(俺の記憶では平松(2年・平松柚佑)とりーた(2年・森璃太)くらい、まれにひりゅう(2年・奥田陽琉))実はわりと気に入っているんだよね。名前について触れておくと、僕の中で優劣あります。お前、呼んでもらえてるだけありがたいと思え。と聞こえてきそうですが言わせてください。1つだけ言わせてください。僕が一番呼ばれて心地よいというか、僕が呼ばれたいのは「ひさ」です。それだけは言わせてください。最も順位が低い呼ばれ方に関しては、直接聞いてください。ありがとうございました。

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この画像なんかおもしろくないですか。以上です。





続いてなんですが、2つ目は最近あったこと、そんでちょっと思ったことについて。

いつかは覚えていないんですけど、僕らの監督の外池さんが言ってたんですよ。


「すべては愛だから」


クサい言葉ですよね。クサすぎて草ですね。草越えて森ですね。はい。
でもね、なんかそん時はスッと入ってきたんですよ。
「あ、そうか。すべては愛か」
って。
スススーッと入ってきたんですよ。
不思議なもんですよね。
そんなに大した言葉でなくても、そのタイミングで巡り合えるとハッとさせられるんですね。他のタイミングだったら「何言ってんだこの人」ってなって普通にスルーだったかもしれないしね。
こんな経験初めてだったので、割と最近の出来事だというのもありますが、めっちゃ頭に残ってます。


そんでここでハッとさせられた西堂君はですね、こう思うわけです。

「あぁ、すべては愛だ。サッカーも何もかも。」

と、これまたよく考えれば当たり前のことかもしれませんが、僕はここでそう思ったわけです。1人でハッとしていたわけです。
何がって、いろんなことが腑に落ちたような感覚になったんですよ。

なんかクサいかもしれませんが、まとめると


人間って愛だな


これだね。うん。クサい。監督が僕にぽろっと言ったのよりクサいね。
だってわざわざここに書いてるからね。まぁクサいの割と好きだからいいんだけど。
もしかして、これもGGですか?(完全な身内ネタ)

20そこらの奴が愛だとかいってんじゃねーぞって?
そんな風につっこまれたらね、こうします。
愛なんて、それぞれがその時その時の解釈したらいいんだよ。
愛なんて、都合よく解釈したらいいだろーが。
って言い逃げする。


誰かのためにって行動するときも、自分のためにって行動するときも。
そこには形は違えど愛があるんじゃないかなって思うんですよね。



1番言いたいのはサッカーのこと。
だから、
サッカーって愛の連続じゃねーか!!
ってビビビッって来たんだけど、どうですかね。

まぁ今から語りますね。
なんでサッカーが愛の連続かというと、サッカーは1人じゃできません。人間と人間がプレーします。
もう1度言っとくと、人間って愛です。
なので愛をもってプレーしなければならないのです。
それは1つのパス。愛をこめて、なるべく受け取りやすいようにパスをします。
1つのシュート。仲間がここまで運んでくれた愛でいっぱいのボールだと思って、それに応えるように、愛をもってシュートします。
ドリブル。これは自己愛かもしれません。自分のために自己満でドリブルしているときもあるかもしれません。でも、これもシュートと同じ。間違いなく仲間の愛が詰まってる。だから応えなきゃいけない。愛をもってドリブルしなきゃいけない。適当になくしてはならない。
ボールを持っていない時の動き出しやサポート。これはボールホルダーへの愛です。ラブコールです。それはもちろん質が良ければ振り向いてもらえます。動き出し、サポートのタイミングや角度などなど。このラブコールはいろんな要素から成ります。愛をもって、試行錯誤をしましょう。
守備します。それは愛するものを守るために守備するのです。走るのです。
仲間への愛をもって、足りない部分は補う。補い愛です。カバーし愛っこです。
愛するゴールを守る。そんで愛するゴールを目指す。
ピッチ内に限らず、支えてくれている人、応援してくれている人の愛にも応える。
応えて、体現するんです。


ほーら、サッカーって愛の連続だったでしょう?
この愛って部分は信頼とか想いとかに言い換えられるかもしれませんが、僕は愛が1番しっくりくるし強いような気がしてるんです。そんだけです。


上の方で繋がりって言葉とか使いましたけど、愛って言葉のほうがいいのかもしれないと思う。
去年から「誰かのために」とか「繋がる」とか。
今年でいえば「1人にならない、させない」とか。
ア式でよく耳にする。
全然わからなくはないけど、実はめちゃくちゃ理解!ってわけでもない。
それはあくまでも僕個人の程度の話であって、内心全然意味わかんねぇっていう人もいるかもしれないし、激しく同意!!みたいな人もいると思う。

でも、愛って言われたら僕はとても分かりやすい。
去年とかから靄がかかってぼやけていたようなものが、鮮明になった。

Vaundyもさ、新曲で「変わらず愛に生きるだろう」って歌ってるし。
やっぱ人間って愛なんじゃないっすかね!!
はい!そんな感じです!!クサいですよね!!




急に話は変わります。ここで言っちゃっていいのかわからないのですが、言います。
ア式蹴球部にはですね、代々4年生は何かしらの役職に就くという伝統のようなものがあります。
主将とか副将とか分析班とか戦術班とかいろいろです。
下級生なんかはね、新シーズンの役職とか何かと楽しみでしょ?
だからね、僕がちょっとだけここでネタバラしをしてあげちゃおっかなと思います。
えー、わたくしの来年の役職は、、、










無職です!!!!!!
はい、役職ないんですよね。役職ない上にどこにも属してすらいないという。
正真正銘の無職。無職オブ無職。(一応今のところは)
いやー、下級生のみんなは驚いたんじゃないですかね。
ま、まさかあのひさくんが無職!?って。
そうなんだよね。俺らの学年優秀な人間多くてさ、ひさくん埋もれちゃった。
ははははは。

でも、ちょっと頭のいい人は気付いたんじゃないですかね。
ア式の4年で無職って、ある意味プレッシャーえぐくね?って。
ピッチ内における責任でしかなくねって。
他に何もしてないからこそ、唯一やっているピッチ内が1番の俺の表層になるってこと。
そういう目で後輩たちから4年生として見られるってこと。
つまり、ピッチ内で何も体現できなければ、ア式4年の西堂久俊は塵も同然ってこと。
何となく伝わりましたかね。





まぁまぁそんなことは置いておきまして、僕らももう4年生になっちゃいそうです。
去年のブログにもちょろっとなんか書いたっけ。

読まないでくださいって書いてあるけど、時間あったら読んでみてください。

いよいよ4年生がすぐそこまで迫っていますと。
不安とわくわくが半分くらいだったけど、今はわくわくのほうが大きいです。
俺らが4年生だとどんなチームになるのかな。
とにかくサッカーへの愛が強いやつ多いからな。
なんか楽しみです。

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※撮影時のみマスク外しております。


なんか勝手に先見て、4年生になった自分たち想像しちゃってますけども。
まだ今シーズン終わってませんね。
インカレが待っています。
今の4年生にとっては毎試合引退がかかった試合。
3年生以下にとっては来年に向けて、毎試合が本当に価値のある試合。
今シーズン今までを振り返ると、個人としてもチームとしてもいまいちだったと思います。
このままではいかんなと思っております。
インカレで何かを得ないといかんです。
皆さん、インカレ頑張りましょう!!!

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僕はこれから1日1日を大事に、愛をもって生きていきたいと思います。



ここまでいろいろ書いてきましたが、もうそろそろ終わろうと思います。

だらだらと書いていたら、5000字くらいになってしまいました。

長い文章になってしまいましたが、

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!!

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西堂久俊(にしどうひさとし)
学年:3年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:市立船橋高校
☆FC東京2023年度加入内定


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