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アンサンブル反物で私の単衣と羽織を積もる


こんにちは。
年明けに和装で出かける予定があるので、家にあるアンサンブルウールで単衣と羽織を作り、それを着て出かけたいと思います。余裕があれば、着物コートも作る予定です。では、アンサンブルのプロジェクト開始ということで、早速積もっていきたいと思います。
※メモ代わりの備忘録です。私のメインは手縫いミシンというハイブリッド型和裁なのであしからず。




1. 単衣を積もる


アンサンブルウールは羽織と長着が仕立てられるという反物なので、最低20m(製品による)保証がされている反物です。まだ正確な長さは計っていませんが、20mという制限の中で積もりたいと思います。
袖丈などはギリギリの縫い代を取り、内揚げは取りません。

それでは単衣から。

袖:(49+3)x2x2=2.08m
身頃:(160+2)x2x2=6.48m
衽:(160-23+3)x2=2.8m
衿:衽から取る、もしくは羽織分から考える
(繋げてかけ衿で隠す、もしくは見せかけのかけ衿にする)
計:11.36m


2. 羽織を積もる


前回茶羽織を作ってみましたが、実際に目にして思うのは72cmは相当短いということです。最低でも90cmは欲しいと思ったので、7分丈を目指そうと思います。衿に関してですが、並幅で作る衿にはせずに浴衣衿タイプで作っていきます。襠と袖口布分は今回一旦置いておきます。
前下がりは3㎝にします。

袖:(47+3)x2x2=2m
身頃:(90+20)x2+(90+20+3)x2=4.46m
残布:衿など
計:6.46m

今のところ総計が17.82mなので、用尺は総て足りる(バチ衿と襠などなど)と考えられます。今回は肩すべりを付ける予定なのですが、身八口ぐらいまであればいいと思うので、前後70cmの裏布を準備しました。


まとめ

私は自分専用の型紙を作っているので、まずは単衣を縫っていきます。私の中で和裁の一番の楽しみは「積もる」と、あちこちから用尺を間に合わせる「組み合わせ」を考えることです😊
裏衿を付けている単衣がまだ終わっていないので、早急に終わらせてアンサンブルに入ろうと思います。
次の記事では、標準の長羽織の型紙を作ろうと思っています。あとは、二部式長襦袢の型紙を作ろうとも計画中です。

それでは。