ワークライフバランスって厄介だ

ワークライフバランス

社会人になって、「自分の時間を充実させよう!」と思い立ったとする。その時に、真っ先に出てくる言葉だと思う。日本語にすると、"仕事と人生のつりあい"。

ワークライフバランスを重視すれば、人生は充実するはずだ。

仕事は程々に、残業せずサクッと帰る。会社出た途端パキッと気持ちを入れ替えて、仕事以外のことと目一杯向き合う。

それをやろうと心がけて心がけて、わたしはめちゃめちゃ疲れた。

仕事は誰の時間か?

めちゃくちゃ当たり前なんだけど、仕事している時間も自分のものだ。

別に、椅子に縛り付けられて仕事の時間を強要されているわけではない。そもそも、会社と仕事を選んだのは自分だ。「こんなスタイルで仕事してね〜」というのも、書面にしてくれたものも読ませて貰ってる。雇用契約書っていうもの。

それを読んで納得して、「オッケー!やるやる!」って思ったから契約書にサインしたわけだ。

断絶すると分かり合えなくなるよね

完全に自分の感覚だけど、「仕事」「人生」と完全に分けてしまうと、ヒトと同じで分断が始まる気がする。外国人と日本人、男と女、大人と子供、みたいに。

一人の「私」を、二つのコトが取り合いをしているような図式になる。仕事側には仕事の言い分がある(やり遂げたい事があるから人生の時間貸してよ)。でも、人生側には人生側の言い分がある(バランス取るって決めたんだから与えられた時間でなんとかしてよ)。

結局、どっちをやってもストレスになるようになってしまった。

"ワークライフミックス"が心地良い

睡眠、仕事、生活をそれぞれ8時間とする。

ワークライフバランスの考え方だと、ライフの時間は1日8時間。

仕事を自分の時間だと捉えられるようになると1日16時間。倍になる。

大事なのは、「ミックス」するという事。仕事の合間にコーヒーを入れるし、生活の中で仕事についてじっくり考えてみたりする。

ハッキリ分けない分、ミックスできているかの基準を持つと良いかもしれない。

私は、「毎食"美味しい〜!"と思っているか」をワークライフミックスの基準にしている。食べたいものが思いつくか?作業として食事をしていないか?作りたいものが湧いてくるか?

"はたらく"を自分の時間から無理矢理切り取らなくていい生活がしてみたい。生活での挑戦がそうであるように、しなやかに背伸びして仕事に挑戦していきたい。


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