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10月は216km散歩した。【月次振り返り】

こんにちは、こさです。
ニート兼ライターです。家を持たずに旅をして暮らしていて、「ひそひそ旅暮らし」というInstagramを細々とやっています。

振り返りというと内省的な意味が多いけど、とにかくできたことに目を向けてみようと思い立ったので、いろんな数を数えてみた。

10月にできたこと

・徒歩距離216km
・仕事の執筆15記事
・SHElikes4講座受講
・サウナ5箇所
・5拠点にホッピング

「なんか、めっちゃできてないか?」と自分を褒めたくなったぞ!これらの数字はいつもつけているライフログを見ながら数えたもの。

1ヶ月の振り返りといっても、ウィークリーの手帳を5ページ見返すだけなので10分ほどで終わった。すごくコスパのいい自己肯定感が得られた気がする。割と立ち止まってないですよ、何かしらやってますよ。というメッセージを過去の自分から得られるのは嬉しい。

ささっと数字でテンション上げたのち、10月のトピックスを振り返っていく。

実家に帰る

ホッピングで持ち歩くキャリーケースの中身の衣替えのため、実家に帰った。変な家族なので一世帯に一人しか住んでおらず、実家には母しかいない。1週間ほど滞在させてもらって母と暮らした。仕事してるのにご飯全部作ってもらってごめん!やっぱり手料理が食べたくて「作っとくよ」が言えずでした。

母との会話は面白い。人生論や社会のフラットな視線での対話ができる。日本の地形やまちの成り立ちにも詳しい人で、ちょっとしたドライブも歴史の背景を説明してもらえる。博識というよりは興味の範囲が広く、追求を怠らない。ずっと尊敬する人。

人生プランもイカれていて、どうやら実家はなくなるらしいが、見ていて大いに楽しいのでこのままやりきってもらいたい。


長野に山登りに連れて行ってもらい、母の勤める会社のできたばかりの田舎カフェにも連れて行ってもらい、景色や心の充電を満タンにしてもらった1週間だった。

あと、自称氏子を名乗っている浅間大社にもおみくじを引きにいった。前回は説教をいただいたおみくじだけど、今回は大吉でした。よかった。

神戸の文化と出会い

大阪に住んでいて、何度となく遊びに来た三宮である。

「今更目新しいものはないが、いい場所だから」と滞在場所に選んだ。とんでもない。素敵なものばかりで回りきれませんでした。ナメててすみません。

場所は王子公園駅近く。海まで歩けば兵庫県立美術館がある。三宮にいけば中華街、紅茶とパンと海のまち。神戸全体はなだらかな坂になっていて、登れば六甲山や摩耶山の麓にたどり着く。元気な商店街が多くて、夕方の散歩が楽しい。

海も街も文化も食も、全部あるのだ。すごすぎる。

この旅では偶然、misakiさんに出会った。

(note全部心が安らぐから読んでほしい、写真も素晴らしいのです)

このnoteから知ったのか詳しいことは忘れたけれど、共通点が多くて気になっていた方。misakiさんも私を知ってくださり「いつか会えたら」とは言っていたが、まさかホッピング初めて3ヶ月で会えるとは。

忘れられないのが、初対面ですぐ散歩に繰り出したことと、その散歩があまりにも楽しくて、あっという間に時間が経ったこと。普通の住宅街を歩いているだけなのにとてもかけがえのない時間になりました。

またどこかで会って散歩がしたいな。最近はいい景色を見ると、misakiさんのことを思い出します。

小豆島で最後の夏を感じる

小豆島を訪れたのは10月中旬。まだまだ残暑が厳しくて日中は半袖。周りは全部海でずっと快晴に恵まれていたこともあり、今年最後の夏を楽しんだ感がある。

電動のチャリを乗り回し、前島を半分周って重ね岩に登り、午後には小豆島の4分の1くらいを走破して小豆島オリーブ公園へ。最後は公園にある「サン・オリーブ」で瀬戸内海を眺める、という一日。

てか、小豆島って広いね。1日あれば回れると思ってたけど2週間は要る。

まあまあ日焼けしたし、サウナの中で眠くなるくらいは疲れたが、青春っぽくてよかった。写真は写ルンで撮影。

小豆島では島内だけで四国八十八か所巡礼に値する「島遍路」がある。標識もよく立っており、小豆島の方々のおもてなしのお上手さもその歴史からなのかなと思った。いつか回ってみたい。

ホーム宿で真面目に働く

ホーム宿とは、トータルで1ヶ月半は滞在していると思われる、J-hoppersユニバーサルシティのこと。名前の通りUSJが徒歩圏にあって、今回の滞在もハロウィン帰りの仮装のお客さんが多くて楽しかった。

ここの最高なところはキッチンが厨房レベルで広いことと、共用スペースの自由度の高さ。夜にはスクリーンを出してテレビを見れるし、昼間はカフェBGMをさりげなく流してくれていて、作業に集中できる。

ここでは私もパートナーも真面目に働き、気分転換に凝った料理を作った。(小豆島でジャンクフードが少なかったので、反動でポテナゲを買ったりなどもした。)

都会で寝込む

実は大阪福島でも一泊した。久々の梅田ショッピングデートに繰り出したが、3時間ほどで疲れる我々。

疲労感が強く、お宿近くの銭湯「延命湯」に駆け込んで温冷交代浴。疲れには銭湯かサウナです......!と応急処置をしてみたのものの、全くヘロヘロのまま。18時に就寝し、そのまま7時まで睡眠。久しぶりの都会では脳みその使い方が違ったのかな。

吉野町で冬支度

10月最後に訪れたのは、奈良県の吉野町。6泊の長期滞在でした。目の前を吉野川が流れ、両側は山で囲まれ、電車は単線で30分に1本。

絵に描いたようなのどかな田舎のまち。

だけど取り組みが面白くて、お坊さんがラジオをしていたり、街のおじいちゃんが絵画教室を、おばあちゃんが曜日限定で食堂をやっていたり。毎日1000個の餅が売り切れる名物のお店があったり。ご飯を食べに行ったら町長にばったり会ったり。

みんな元気で、通りすがる私たちにも挨拶をしてくれる温かい町でした。

吉野町に入った頃にはすっかり冬。古民家は寒くて、夕飯のメニューはほとんど鍋でした。寒かったので自室におこもりすることが多かったけど、それでもお会いできた家守さんや他の旅人の方と会話をすることができました。

あったかいところだったなあ。また行きたい。ところでこの吉野町でも山ひとつで八十八箇所巡礼ができるお寺があり、何かとご縁があるなあと感じた。途中まで登ったので、また訪れた時に制覇したい。

念願の洞川温泉にも足を伸ばすことができて嬉しかった。

経験したことを胸に、11月へ

こうやって数えてみるといろんなことを体験したし、学べたし、動けた気がする。これから寒くなるから、こもっていろんなことをするのが捗るかも。

ジャンプしすぎようとせず、秋の夜長を楽しみつつ、一歩一歩あゆんで行けたらと思います。

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