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入院生活から考える、心地よい生活の仕方

こんにちは、こさです。

合計12日間の入院生活を過ごしました。何事も終わってしまえばアッという間ですが、この入院生活を過ごし終えた時の感覚がなんとも不思議だったので、紐解いていきたいのです。

寝る直前まで元気だった

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https://unsplash.com/photos/Dvrbad-8YeM

入院といっても投薬の治療と検査を繰り返すもので、私の体に大きな負担はなく、寝る直前まで「あれやろう、これやろう」をたくさん実行することができました。とにかく気力が途切れず、ずっと元気でいられた印象です。

もちろん食事が準備され、看護師さんに丁寧に体調を診ていただき、病棟から出ずに仕事もしていなかったので、時間が有り余るのはわかります。

加えて、「本を読みたい」や「勉強したい」などのエネルギーも途切れなかったのです。今までよくあった、「ああ、もう何もしたくない。スマホを流し読みしてボケーっとしていたい」という感情が湧きませんでした。

これが一番大きな変化のように感じます。

ストレスが少なかったとか、仕事をしてなかったのももちろん要因ではあるはずですが......noteも毎日書いていたし、本もたくさん読んだので「頭が疲れた!」という感じはあったのです。でも、全てを投げ出すような疲れは感じませんでした。

脳が疲れて休むとしたらベッドに横になり、何もせず天井を見つめる、という休み方を取りました。この「何もしない休憩」も良かったのかもしれません。

入院中のライフスタイル

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https://unsplash.com/photos/2eDp0UqvgB8

基本的には午前中は治療でばたつくので読書などをしながらくつろぎ、昼食後にシャワーを浴びます。

6:00 起床
6:10 ストレッチ
6:30 白湯を飲みつつ瞑想
6:40 モーニングページ
7:00 noteを書くか読書
8:00 朝食
8:30 軽い散歩
9:00 読書
10:00 治療
12:00 昼食
13:00 シャワー

なんて理想的なルーティーン。

その規則正しさは午後まで続き、夕飯までの長い午後の時間は書き物をして過ごしたり、オンライン授業を受けていたりしました。

夕食は18:30に食べ終わり、そこから就寝の22時までは読書や編み物をする、という生活。

穏やかながらも、好奇心や知識欲をたっぷり満たす時間になりました。

穏やかな元気が続いた仮説

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https://unsplash.com/photos/8ioenvmof-I

「好奇心や知識欲」がいつも元気である状態というのはなかなかない気がします。疲れたら何も調べる気にもならないし、学ぶ気にもなれません。

でも、「読みたい、知りたい、アウトプットしたい」のような穏やかな元気がずっと続き、それが心地よかったのです。「なぜ穏やかな元気が続いたのか?」考えていきます。

仮説①運動をしていないので疲れない

歩いたのは、病院の庭先の200メートルほど。病室の外のトイレに行くくらいしか歩くことはないので、疲れがたまらなかったのかもしれません。

普段は6~7km歩くので、大きな変化でした。

②食事が減塩・低脂質

入院中、お腹いっぱいになったことはありません。かといってひもじい思いもしていないですが、「身軽」という感覚が一番近かったです。これが腹8分目か、と思いました。

また、減塩・低脂質と食事自体もヘルシーだったので、実際に体重も減りました。全体の摂取カロリーは1600kcalだったので、少なくはない量。

芋類やお米などの炭水化物でカロリーを摂ってるイメージ。

仮説③食事の間隔。

食事の間隔もヒントになるかもしれません。8:00、12:00、18:00が食事の時間でしたが、朝起きて時間が経ち、十分に空腹を感じてから朝ごはんを迎えます。

12時は朝食からの間隔が短いからか、軽いものでも満足します。味わうことに集中するような食事です。

18時の頃には、正直めっちゃはらぺこです。おやつを食べる日もありました。ご飯が限られているので、いつも以上によく噛み、食事が終わらないようにゆっくり食べました笑

そこから22時まで何も食べないのですから、寝つきもかなり良かったです。

仮説④シャワーが気分転換に

病院の都合上、シャワー室を使える時間が限られていたので、毎日昼食後にシャワーを浴びることにしていました。

お昼を食べて、ちょっと休憩して、スッキリする。

その流れが良かったのかもしれません。

そもそも、いつもはなんで疲れるんだろう?

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https://unsplash.com/photos/G-JJy-Yv_dA

逆に、普段の生活で私はどうして疲れているのか、考えてみます。

疲れる原因①自分で決めた目標に追われている

目標設定が下手で、毎日の自分のタスクを見誤ります。「これ明日に回すか〜」ばかりなのです。

納期までには終わらせるように融通できているので、まあこれでもいいかと思っていましたが、この「未達感」が疲労につながっている可能性はありそう。

疲れる原因②MUSTになりすぎていて気負う

これも「自分で決めたことなのに......」という話ではありますが「note更新しなきゃ」「Instagramの投稿考えなきゃ」みたいな思考で動いていることが多いように思います。

そして、こういう気負ってるものほど後回しにしがち......

疲れる原因③散歩、しすぎ?

歩き回りすぎて疲れている説です。普段は10000歩ほど歩く散歩好きですが、疲れにつながっているならちょっとやり方を変えたほうがよさそう。入院中のシャワーのように、効果的に挟めるといいのかもしれmせん。

気疲れを減らしたい

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https://unsplash.com/photos/OO0JC5Ta7-w

一番重荷だったのは、「いつも何かをやり残した感」だったのかもしれません。

「ああ〜!後回しにしてますわ」
「やば、今日は終わらん、明日にしよ」
「本読みたいけどTwitterが止まらん」

みたいな、1日のタスク管理がずさんなせいで気疲れと中弛みが生まれていたのかな?と感じました。そこで、対策を考えます。

対策①ここまでやればOKラインを作る

あれもこれも、と積み上げまくっていたタスク。「できたらこれもやりたい」「隙間にあれもやりたい」でおまけしていったら、いつの間にかプレッシャーでしかないスケジュールに......というのがいつもの私でした。

「時間が余った。何をやろうかな?」は、その時考えればいい。

惰性だったtodoリストが綺麗さっぱりなくなるのを日々の目標にしていきます。

対策②休憩ありきで考える

もともと私は10:00と15:00に「fikaタイム」といって休憩時間をセットしています。(そういえば、この休憩もおざなりになっていた)

お茶休憩を入れたり、散歩休憩を入れたり。「ここは休むぞ」を明確に持っていたほうが、仕事がしやすいのかも。

「休んだから頑張ろう」
「休憩あるし頑張ろう」

は、結局一番原動力になるのかも。

対策③重いことは朝にやる。前日に下準備をやる。

ちょっと気が重かったり、腰を据えてやらなければいけない作業。これを後回しにするから、一日の圧がクソ重くなってしまうのです。

ならば、朝一サクッと終わらせる。その導入のために、前日に下準備をする。タスクを細切れにするのを「チャンクダウン」というそうですが、

チャンクダウンして、アウトラインを作って、準備する。仕事をする自分のためのお膳立てをもっとしてあげてもいいのかも。

対策④タスクは1hごとの細切れに

対策③でも少し触れましたが、「1hあれば終わるな」の用事はそこまで怖くありません。集中が途切れない可能性も高いです。60分集中さえすれば、霧のいいところに行き着くし、休憩してもいい。

そういう軽ーーいハードルを作っておくといいのかも。このタスクごとに作業場所を変えるのも一つかもしれません。

穏やかに堅実に毎日を過ごしたい

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https://unsplash.com/photos/9IcKPSQ9G5Q

「リトリート期間」と呼ぶにふさわしい、リフレッシュできた入院生活。そこからいくつかのヒントを得ることができました。

ライフスタイル面

・減塩、低脂質の食事を心がける
・食事時間は8:00、12:00、18:00

タスク管理面

対策①ここまでやればOKラインを作る
対策②休憩ありきで考える
対策③重いことは朝にやる。前日に下準備をやる
対策④タスクは1hごとの細切れに

ここら辺を意識して、また生活していきたい。いつまでも健やかな好奇心を持ち続けていきたいですね。

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