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墓場珈琲店。

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現代社会における『死』をテーマとした、フィクションの短編集です。抵抗のある方はご遠慮ください。
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#初日の出

墓場喫茶店3。

墓場喫茶店3。

私は朝早く、山を登っていた。
雪で不安定な足元に、杖を刺しながら登る。

私は時計を見た。

針は、午前6時を指している。
時間はあまり、残されていないようだと笑う。
雪混じる空気が、肌を刺している。

私の周りに、登山者はあまりいないようだった。
当然だ、皆、もう山頂にたどり着いているだろうから。

だが、それでいいのである。

私はグサッと杖を刺し、一旦休息を取った。
タイムリミットギリギリで

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