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#公正証書遺言
親より先に子どもが亡くなったお話 親と子 同時期に受けた余命宣告
母親とふたり暮らしの女性(Aさん)のお話です。
1,家族と経緯
Aさんは50代、ひとりっ子、独身、子どもはいません。
母親は80代、脳の病気から歩行もできず、判断能力ほぼない状態。
父親は5年前に他界していました。
Aさんは仕事をやめ、自宅で介護をしていました。
生活は母親の年金と貯蓄で賄うことができました。
しかし・・・
Aさんに病気が見つかり治療を開始しましたが、余命宣告をうけました。
遺言書には厳格なルール(北海道新聞連載⑭)
遺産相続などについて自分の希望を書き残す「遺言書」。
「そこら辺の紙に書いて母印でも押しておけばいいんだよね」と言う方もいますが、
厳格なルールがあります。
代表的な自筆証書遺言と公正証書遺言の違いを学んでみましょう。
Q 自分で書いて自分で管理。
手軽に作成できますが、書き方の不備などで遺言が無効になる可能性もあるのはどちらでしょうか。
① 自筆証書遺言
② 公正証書遺言
A 答え
遺言書 元気なうちに準備(北海道新聞連載⑥)
遺産相続で重要な遺言書。
しかし、間違って認識されていることもあります。
今回は遺言書を書く上で、基本的な問題を用意しました。
Q 遺言書を書く前の準備として確認したほうが良いものの中で間違っているものは。
① 推定される相続人
② 財産の名義
③ 配偶者の財産
A 間違いは③です。
遺言書の大きな目的の一つは自分の財産の処分に関してです。
配偶者の財産の処分について書くことはでき