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トム・デロングがUAPについて語る(4 最終回)

(3)のつづき。

ジム・セミバン:宗教は彼ら(NHI)によって人間を誘導するために作られたのだろうか? 私たちの自由意思とは何なのだろうか? それについてどう思う?

僕たちは自由意志を持っているけれど、宗教はそれを封じ込めるために作られたと思っている。僕は教会制度の中で育ってきた。カトリックの歴史を見ると、彼らはナチスがドイツから脱出するのを助けた。彼らは異端審問を行った。彼らの間には小児性愛が進行している。彼らは資金洗浄をしている。彼らはギャングと協力している。

中東の宗教と戦争と血なまぐさい騒ぎの多さを見ても同じことだ。僕の母親は再生派の熱心なクリスチャンだけど、再婚することは禁じられているし、誰と恋愛できるかについてのたくさんのルールがある。そうしたことはすべて自由意志に逆らうものだ。

自由意志を持たない限り、意識は成長せず、ソース(源泉)に近づくこともできない。それは人間からエネルギーを奪うものだ。人々は人生経験や枠にはまった人間関係のルールをすべて守ることでロボットのような存在になっている。

僕の教会に通っていたほとんどすべての子供たちは純粋で素直だったけれど、家では麻薬中毒者の親に虐待されていた。僕の親戚は十代で妊娠して学校から追い出された。僕も似たようなものだったけれど、僕が超常現象に興味を持ち始めたのも、もしかしたらそういう環境が理由の一部かもしれない。どうしようもない環境の中に閉じ込められているという感覚がずっとあった。今では僕はこれらの壁を乗り越えている。

自由意志は宗教にとっては悪なんだ。でも僕たちは本来自由な存在だ。宗教が独占している ソース(源泉)とこの肉体はダイレクトにつながることができる。それだけが本物だ。そしてその源につながればつながるほど僕たちの自由の感覚は増大する。そのための手段を祈りと呼んでもいいし、瞑想と呼んでもいいし、レイキやエネルギーワークと呼んでもいい、何と呼ぶかは問題じゃない。僕が「カリフォルニアのモンスター」という作品の中で言いたかったのはそういうことだ。

電気や火や稲妻のようなもの、火や熱、プラズマエネルギーなどはすべて人間の中に存在する。それを使って祈ることができ、瞑想することができ、誰かを癒すことができる。それはソース(源泉)とつながることによって利用できるようになる。宗教の中で愛の部分以外の余計なものをすべて取り除いてしえば、そこには自由意志が残る。でも、神が宇宙を創造したわけではなく、そこにはただ宇宙の根源エネルギーがあるだけだということを誰もが理解できるわけじゃない。

聖書の中の天使を見ると、彼らは背の高い白人たちにひどく似ている。ギリシャの神々は僕たち人間と同じもののように思える。でも聖書の悪魔を見ると、彼らはグレイや、アブダクション被害者が描写するレプティリアンタイプの特徴を持っている。昔の宗教画にも同じようなものが描かれている。ジンも同じもののように見える。

僕は宗教は作られたものだと思う。ある時、面白い会話をしたんだけど、彼らは僕たちを急速に進化させようとして、戦争を仕組んだのかもしれないというんだ。進化のシステム全体がどのように機能するかを知っている彼らは、僕たちに技術を与え、狂ったように競争させ、宗教もその一部だというんだ。宗教は足かせのように、さまざまな社会をさまざまな方法で束縛するものだけれど、それも進化のある段階のために必要なシステムだったというのさ。

ジム・セミバン:君が会社(To The Stars and Academy)をどうやって始めたのかという質問がたくさんきている。私の記憶では、私が君と君のUAPへの関心を初めて知ったのは2016年の6月初旬頃だった。私は国防総省や諜報機関と非常に密接な関係を持つ数人の科学者や研究者から、君が彼らの所に訪ねてきたという話を聞いた。

その年の8月下旬にサンディエゴで、後に会社の顧問になってくれた人たちと会ったんだけど、その時は名前は伏せた方がいい何人かが同席していた。彼らは皆この UAP現象の領域の大手のような人たちだった。彼らは僕と一緒に仕事をすることに同意し、紙ナプキンに会社の構造をスケッチした。

彼らに会ったとき、僕はたくさんの質問をしたのを覚えている。会社のアドバイザーたちとの会話では、機密扱いになるようなことについては話すことができなかった。彼らが取り組んでいることについては何も話すことができなかった。神話や占星術や宇宙論のようなものについて話したのを覚えている。彼らはギリシャの神々とギリシャ神話についてたくさんの話をした。それが僕たちのやることと何の関係があるのか、今でも完全に理解できていない。

僕はこの問題については、議会の人たちや学者の委員会などのエリート層の人々以外に、いつもアーティストがそこに関わるべきだと思っていた。なぜならアーティストは一般大衆とつながっている存在だから。アーティストは、科学者が測定できないもの、人々の感情を理解することができるし、それを多くの人々に伝わる言葉で表現できるからだ。

僕が熱心にアイディアを出しまくって「あれはどう?これはどう?」といろんなことをやりたがるのを、初期の頃のTTSAのスタッフたちはうまくバランスを取って慎重に事を運んでくれた。この時に政府の人たちに何人も会ったけれど、誰もが信頼できる、賢明で教育を受けたベテランたちだった。陰謀論やクレイジーな野望に取りつかれたような人は誰もいなかった。

会議の出席者たちの多くはセキュリティクリアランスを持っていて、皆トップシークレットと呼ばれるものにアクセスでき、特別に区画された情報のキーを持っていた。つまり僕たちはほとんどすべての情報を得ることができた。

ロシアのスパイがメールをハッキングして、その中に僕がジョン・ポデスタとやりとりしたメールがあった。でもそれが暴露されたとき、僕は関係者の情報を決して明かさなかった。

ジム・セミバン:ここ数年、特にデイヴ・グラッシュが出てきてからそのことについて聞きたかったんだけど、君はグラッシュやグレイヴスやフレイバーと付き合いはあったの?あの公聴会やインタビューについてどう思った?

完全にぶっとんだよ。僕のショーでようやくデヴィッドに会ったとき、 バックステージで彼と数時間話したんだ。僕は、いったいどうやってあんなことができたんだと訊ねた。彼はいかにして許可を得て手順を踏んでことを行ったかを説明してくれて、とても面白い経験だったと言ってた。

テレビで彼が宣誓の下で議会で証言しているのを見て、それがその後ずっと世界のトップニュースになるべきだと思っていたのに、そうならなかったことにはショックを受けた。でも、あの席に座っていた人たちは、どれほどとんでもないことが起こっていたのかが分かっていたと思う。

議会は今、ケツに火がついていると思うよ。僕たちが何年も前にやったことがまた起こったわけだから。デビッドは僕がこれまで会った中で最も聡明な人物の一人だし、さまざまな機関の非常に経験豊富な情報員でもある。この男は本物だ。彼はまさに彼が言っているとおりの人間だよ。

あまりにも多くの人々がこのような経験をしていて、そして政府は現実を否定し続けることはできない。政府がいくら彼らに頭がおかしいというレッテルを貼ろうとしても、それは事実じゃない。デビッドのやったことは価値があると思う。僕は完全に彼に同意する。

ジム・セミバン:最後に聞いておきたいんだけど、最近の君の発言は、数年前に比べると少しトーンが違う気がする。君のUAPに対する見解はここ数年で変化したのかな? デロング1.0がデロング2.0になった?

今は状況の重大さをより理解できるようになったと思う。地球は永遠の紛争、苦しみ、混乱のために社会的にエンジニアリングされていると信じるようになっている。暴力によって僕たちの意識は急速に否定的な方向に傾き、別の生命体、特に超高度な AI 生命体にハッキングされやすくなる。

実際の UFO 問題に取り組んでいる人々には同情するよ。彼らは計り知れない恐ろしく複雑な問題を扱っている。それはマルチレベルのチェスゲームのようなものだ。

これを何十年も研究し、政府関係者から全体像についてさらに学ぶようになって分かったのは、彼らのゲームでは勝つことができないということだ。それに対抗する唯一の道は、僕たちの意識を進歩させ、霊的に成長し、愛に同調することで、これらの存在を撃退できるスーパーパワーにアクセスすることだ。

結局のところ、ディスクロージャーなしに前進する方法はないと思う。世界は、宗教上の欺瞞、そして種としての人類と宇宙における人類の位置という複雑な現実に直面して、僕たちの意識を人間として前進させるために、種としての私たちが何者であるかを理解しなければいけない。絆創膏を剥がす時が来たんだ。

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