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【from WARC AGENT】 株式会社Gaudiy 橋本さん

この連載では、ハイクラス人材紹介事業を行う「WARC AGENT」メンバーが、過去に転職のご支援をさせていただいた「ベンチャー企業で活躍するコーポレート人材」の方々にインタビューをしています。ベンチャー企業へ転職をした理由や実際に働く上でのやり甲斐など、「ベンチャー企業で働くリアル」に迫っています。今回は、株式会社Gaudiyにてご活躍されている橋本さんにお話を伺いました。

■プロフィール
<話し手>
株式会社Gaudiy コーポレート 橋本 健郎 
慶應義塾大学卒。公認会計士。大手監査法人で監査業務に従事し、数社を経て大手事業会社で経理・税務実務を経験。その後、現マザーズ上場会社に上場前に入社し、上場後は執行役員CAOとして経理財務、法務、M&AおよびIRの責任者を務め、2021年8月にGaudiyに入社。Gaudiyではコーポレート(経理財務、法務、労務、総務、情報システム)を担当。

<聞き手>
WARC AGENT キャリアアドバイザー 堀田 啓也
2007年に株式会社リクルートへ入社。その後大手人材系総合サービス企業に転職し、求人広告の営業を経て人材紹介サービスの立ち上げに参画。2020年にWARCに入社し、コーポレート部門を中心にハイクラス人材の転職支援に従事。

仕事を自分ごとに、当事者でありたいからベンチャーへ

堀田:本日はよろしくお願い致します!まずは自己紹介をお願いします。

橋本さん:大学卒業後、会計士試験に合格してPwCあらた有限責任監査法人に入所しました。製造業のクライアントをメインに会計監査業務を担当し、4年ほど在籍しました。その後、複数の事業会社を経験して、東燃ゼネラル石油(現:ENEOS株式会社)に入り、経理・税務業務に従事しました。しばらくして、元々ベンチャーを志望していたこともあり、上場する半年ほど前のタイミングでGA technologiesへ移りました。そこでは、経営管理本部のマネージャー、執行役員CAOとして、経理・財務・法務、M&AおよびIRの責任者を務めました。その後、縁あって2021年の5月にGaudiyに入社し、現在に至ります。

堀田:ベンチャーを志したきっかけはありますか?

橋本さん:自分ごととして業務に携わりたい、当事者でいたい、という気持ちがずっと強かったです。当事者として責任を負いながら仕事をしていくことに魅力を感じるのだと思います。

堀田:今のメインミッションはどういったものですか?

橋本さん:メインミッションは、採用とPRを除くコーポレート全般とIPOに向けた体制づくりです。労務知識、法務知識はキャッチアップしながら、なんとか頑張っています。組織の特徴として、DAO(自律分散型組織)を理想としているのですが、どう実現するか現在試行錯誤しているところです。

堀田:入社前後でのギャップはありましたか?

橋本さん:ギャップはそこまで感じなかったです。成長に伴う過渡期、新しいことを取り入れようとするカルチャーなど常にワクワクする環境があります。組織の理想としてDAOを掲げていますが、まだまだ実務への落とし込みはこれからになりますので、そこにGaudiyらしさを加えていくということがチャレンジングなことだなと思っています。制度や業務フローについてもまだまだ未整備の状態で、まさにアーリーフェーズのベンチャー企業!という感じです。その為、人数が増えてきてからだと、収集がつかなくなってしまうことを早め早めに手を打ってひとつひとつ実行することを心がけています。経理システム、就業規則、契約書関連、財務、備品管理など全てを同時進行で創り上げています。

どんな仕事もやる気概と改善し続ける柔軟性が組織を強くする

堀田:橋本さんが考える良いベンチャーのコーポレート組織とはどんな組織ですか?

橋本さん:最も大切なことは「柔軟性」です。経験を重ねれば重ねるほど、この業務に対して普通はこういうやり方をするものだ、と頭に浮かぶものですが、それを「もっと良くするためにはどうすべきか」と自問しながら改善し続ける思考の柔軟性が必要です。また、想定していなかった業務であっても引き受ける心の柔軟性も大事です。このベンチャー企業でこのビジネスを世の中に広めたいと強い想いを持って入社してきたのなら、どんな仕事もやる!というスタンスがないといけないと強く思います。

代表の石川がよくこんな話をしてくれます。

ケネディ大統領がNASA宇宙センターを訪問したとき、ほうきを持った用務員の男性を見つけて、「何をしているのか」と尋ねました。すると、男性はこう答えました。「大統領、私は人類を月に運ぶ手伝いをしています」

要は、一人一人が目的思考で物事に取り組んでいくこと、全てのことがこのビジネスを提供することに向かっているということを示してくれているのだと思うのですが、この意識が良い組織作りには不可欠だと考えます。

堀田:組織を良くするために今後どんなチャレンジをしていきたいですか?

橋本さん:組織全員に情報が開かれていて、全員で意思決定し、全メンバーがオーナーシップを持っている組織を実現できることが1番の理想です。ただそれはとても難しいですし、現実の役割とのギャップもあります。ただ理想は、諦めず何かしらのかたちで追求していくことがいい組織だと思います。コミュニケーションの風通しを良くするなど月並みなところもありますが、そこをしっかりと追求していきたいです。働くことは、大事なことで生きがいにも繋がります。人生の時間をたくさん使うので充実したものにしたいですし、色々な人が集まるからこそできることがあります。ここで働くこと、生きていくことが楽しいと思える組織を積極的に作っていきたいです。

手触り感を持って世の中を変えられるのがベンチャー企業

堀田:橋本さん自身、今後のキャリアはどう考えていらっしゃいますか?

橋本さん:具体的な今後のキャリアのビジョンよりも、会社の成長と共に様々なイベントがあり、自ずと対応力や知識の幅が広がっていくので、それが結果的にキャリアを作ってくれるかなと思っています。Gaudiyでの経験は、事業領域も世の中的に新しいことですし、IPOも実際にやったことはないのでその経験もキャリアになるはずです。キャリアを作っていく、ということを自分の市場価値を高めることと捉えるのなら、シンプルに「誰もやらないことをやる」ということを常に意識しています。アクシデントがあったり、リソースが足りない方が成長できるとも思っています。今も労務の知識が足りない中で社労士の方とやりとりをしていますが、インプットが増えていきますし、法務についても同じことが言えます。視野を狭めず、与えられたミッションを実行していけば、自ずとキャリアは築いていけるものだ、というように考えています。

堀田:ベンチャーのコーポレート部門にチャレンジされる方へ一言お願いします。

橋本さん:手触り感を持って世の中を変えられるということがベンチャー企業の醍醐味だと思います。自分から積極的に動いて色々な人を巻き込みながら責任感を持ってやりきれる人、自ら創り上げたい人にとって最適な場所です。日本をもっと元気にしたい!という方はぜひチャレンジしてもらいたいです。

堀田:本日は貴重なお話を伺えました!ありがとうございました!

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最後までお読みいただきありがとうございます!私たちはまだまだ小さな組織で、これからもチャレンジを継続し、事業・組織とも拡大させていくフェーズです。

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