見出し画像

メタバースを通じて「80億の心をうちぬく」Brave groupが求めるコーポレート人材とは

この記事では、SYNCAが過去にご支援をさせていただいた企業の方にインタビューをしています。
今回は株式会社Brave groupの舩橋様にお話を伺いました。


プロフィール

舩橋 純
株式会社Brave group / 取締役 執行役員 グループ経営管理本部長

公認会計士
20歳時に公認会計士試験に合格し、同年の2009年より太陽有限責任監査法人に入所。上場企業の法定監査を中心に、IPO準備アドバイザリー業務、財務デューデリジェンス業務、内部統制構築アドバイザリー業務等に従事。2014年に公認会計士登録。2019年よりフリーランスとして複数社のファイナンスやバックオフィス支援を行う。2020年に当社執行役員CFOに就任。2022年7月に取締役に就任(現任)。
Brave groupでは、コーポレート部門に加え、システム部門を統括。


「ベンチャーの鉄則」をあえて踏襲しない、攻めの事業戦略

ー 本日はよろしくお願いします。まずはじめに、御社の事業概要を教えてください。

当社は経営ビジョンに「メタバース経済圏を牽引する、総合エンタメ商社へ。」と掲げているように、メタバース領域で3つの事業を行っています。中心となるのがIP事業で、主にバーチャルIPの総合プロデュース事業です。バーチャルIP事業におけるYouTubeチャンネル登録者数は累計500万人超となります。

主軸であるIP事業が伸びていく中で、関わるエンジニアやクリエイターの輪が広がり、当社の中にコンテンツの制作体制やノウハウが確立されていきました。その流れで今、新規事業として注力しているのが、2021年の夏に立ち上げたメタバース領域におけるPlatform事業です。

IP事業に続く2つ目の事業として「Brave Engine」というメタバース制作エンジンを開発しています。「Brave Engine」を軸に、自社サービスの展開や企業のメタバース進出を支援していく予定です。

3つ目がIncubation事業。主軸となるIP事業やPlatform事業に続く、新しい柱を生み出すための事業です。ここには、経営統合によって加わったesports事業も入ります。esportsは海外で発展し、日本でも市場が伸びている成長分野でもあります。

その他、Incubation事業では、WEB3領域での事業展開なども模索しています。Brave groupは「新しい分野へのチャレンジ」を大切にするカルチャーが特徴で、Incubation事業ではまさにゼロからイチをつくる企画が何本も並行している状況です。

ー たくさんの事業を展開する中、どのような方向を目指しているのですか?

本来、ベンチャー/スタートアップの鉄則として「一つの事業に絞って強みを伸ばす」があるかと思います。いわゆる「選択と集中」ですね。

しかしBrave groupはその鉄則を踏襲していません。当社のカルチャーは「新しい分野へのチャレンジ」「新規事業を生み出して伸ばす」ことにあります。ベンチャー/スタートアップの鉄則「選択と集中」とは離れますが、当社の強みを最大限に活かすためにも、新規事業を数多く生み出すという経営判断をとっています。

ー マーケットでの勝ち筋をどのように描いていますか?

ひとつの事業に経営資源を集中し、その事業を伸ばすことだけに集中してしまうと、カルチャーとして新規事業が生まれにくくなり、それ以上の成長が見込めなくなるリスクを感じています。複数事業や新規事業を行うことで、成長ドライバーを複数持てるようにしています。

また、国内経済の低成長や少子化の影響から、日本の市場がシュリンクしている状況下で、当社は海外マーケットで勝っていけるような事業を描いています。例えば、当社が強みとするエンターテイメントの領域は、日本の強みでもあり、海外マーケットに進出しやすい領域だと考えています。

当社のミッションに「80億の、心をうちぬけ」と掲げている通り、全世界に通用するコンテンツをもって、グローバルに進出していきたいと考えています。

特に、メタバースは新しい経済圏として世界中が注目しています。当社のビジョンに「メタバース経済圏を牽引する、総合エンタメ商社へ。」と掲げていますが、まさに「Brave groupが出しているコンテンツっておもしろいよね」という評判が、世界中から聞こえてくるような会社を目指しています。

メンバーのチャレンジを支える「リスペクト・ベース」な企業カルチャー

ー そんなBrave groupで働く魅力を教えてください。

メンバーには、未経験だったり前例のない新しいことへの挑戦にワクワクしている方が多いです。

例えば、当社で運営しているバーチャルミュージックプロダクション「RIOT MUSIC」は、もともと総務で入社した社員が「音楽事業をやりたい!」と手をあげて、プロデューサーとして立ち上げた企画が発端です。

「新しい分野に挑戦する人を、全社的に称賛し、応援する」がBrave groupの企業カルチャーで、「RIOT MUSIC」はその良い成功例となりました。

ー 御社で働く方の特徴や共通点を教えてください。

私が管轄しているコーポレート部門だけでも、私は監査法人出身ですし、経営メンバーには海外で起業していた方や大企業で海外マーケティングを担当していた方、日本で事業開発の責任者をやっていた方など、そのバックグラウンドは多種多様です。

当社のValueに「リスペクト・ベース。」と掲げています。新たな領域で大きな挑戦を成し遂げるためのいちばんの原動力は、チームの結束と共創です。それぞれバックグラウンドが異なる仲間へのリスペクトをいつも心に、それぞれのチャレンジを称え、スキルセットが異なるからこそお互いにフォローしあう事で、それぞれがそれぞれのやり方で業績に貢献しています。

共通点といえば、エンターテインメントが好きな方が多いです。ゲーム系の事業だとゲーマーが多かったり、音楽系の事業だと音楽オタクだったり。コーポレート人員も漫画、アニメ、ゲーム等なにかしらのオタク気質があるのが共通点かもですね。

「SYNCA」を活用したコーポレート部門の採用ノウハウ

ー 現在、コーポレート部門の採用を強化する一環で、弊社のSYNCAをご利用いただいています。「SYNCA」を導入した感想を教えてください。

コーポレート部門の採用において、例えば採用系のメディア媒体だと、要件にマッチしない人材がリストアップされるケースが多い気がします。当社はスタートアップでかつ、いくつもの新規事業にリソースを投入しているフェーズです。採用にかけられる人的リソースもまだ少ないので、管理画面にはりついて、マッチしそうな人材を探すコストをかけられないというのが現状でした。

また、転職エージェントサービスは、採用時にエージェントフィーがかかるので、当社にとってはコスト感が見合いません。

その一方、SYNCAはコーポレート部門に特化したサービスなので、当社のニーズに合った人材が常にスクリーニングされた状態でリストアップされるため、担当者が効率よく求職者を探せる利点がありました。

SYNCAはコーポレート人材の母集団が大きく、求職者にダイレクトにアプローチできるのは便利ですね。また、御社のカスタマーサクセス部門の方々が窓口となって、応募から内定承諾までのプロセスをフォローしてくれるので助かりました。

ー ありがとうございます。カスタマーサクセス部門のどういったフォローが役に立ちましたか?

当社は、VTuberのIP事業というネットに露出の多いビジネスをしているため、ポジ/ネガ含めて様々な情報が流通しています。そんな中で、ネットに出ている情報以外の、会社のリアルな情報を求職者に伝えてくれたのは心強かったです。

「SYNCA」を通じたコーポレート部門の採用で特に意識したのは、これまであまり注力していなかった、会社の情報を積極的に発信することでした。

特に面接では、当社の設立経緯やミッション・ビジョン・バリュー、なぜ新規事業に力を入れていて、なぜこのフェーズでコーポレート部門の人材に来てほしいのかを、丁寧にお伝えしました。特にコーポレート部門だと、安心して働ける環境を重視するので、当社のカルチャーや働き方などを説明する事も心がけました。

ー 求職者からのフィードバックでは「面接で、経営陣の話を聞いてみたら、思っていた以上に良い会社だった」という声を頂いていました。

ありがとうございます。メタバース関連はホットな領域ですが、そのぶん競合他社も多い分野でもあります。他社と比べてどう差別化しているのか、複数事業の柱をもっているからこその強みを伝えたりなど。当社のビジョンや戦略に共感してもらえるよう心がけています。

事業の急拡大を支えるコーポレート部門で一緒にチャレンジしませんか?

ー Brave groupのバックオフィスで求めている人物像を教えてください。

社内では「ゼロイチから立ち上げたサービスを10にする」というフェーズの事業と、まさに「ゼロをイチに立ち上げしようとする事業」が、複数並行しています。そういったチャレンジを支えるためのコーポレート部門を強化中で、一緒に働いてくれるプロフェッショナル人材を募集中です。

コーポレート部門としてやるべき事や、意思決定して実行する事がたくさんあり、今ジョインするとスピード感と裁量権をもって仕事に取り組めると思います。

例えば経理では、新規事業の立ち上げや子会社化を進める過程で、会計システムの導入や仕組みづくりなど、バックオフィスの基盤構築から関わることができます。

新しい仕組みやシステムを導入し、本社・子会社の機能を統一・効率化する事で、グロースの後押しができるので、そういった上流の仕事に関わりたい方に興味をもってもらえたらと思います。

ー  どういう方がBrave groupに合いそうですか?

当社はクリエイター集団でもあるので、職種を問わずコミュニケーションするスキルを大切にしています。それこそ、コーポレート部門であれば、当社のクリエイターとうまく対話して、事業側でやりたいことをヒアリングして深掘りしていく事など。事業のニーズを加味した上で、コーポレート部門的に「こういう点は考慮してほしい」などをうまく伝える能力などです。

まさに当社のValueにある「リスペクト・ベース。」です。

例えば、先日も「神田明神納涼祭り」のイベントと当社がコラボしましたが、我々コーポレート部門のメンバーも現地で一緒に盛り上げました。一緒に働くクリエイターが真剣になって、みんなが楽しめるものを作って世の中に出す様を目の当たりにし、その熱気を感じられたので、刺激になっているメンバーも多数いました。また、小規模のオフライブではコーポレート部門の人員が物販や会場運営をしていたりもします。

コーポレート部門というとスキルや経験重視で採用する会社が多いイメージがありますが、当社の各事業に興味をもってもらい、好きになっていただけることが重要だと思っています。
当社の価値観である「ミッションやバリュー」に共感した上で「コーポレート部門を一緒に盛り上げたい!」という方のご応募をお待ちしています。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!