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学資保険には加入した方がいいのか?

こんばんは。わらわらです。

現在保険代理店で働いていて

・保険の見直し

・住宅ローンの相談

・つみたて投資

など、お金全般の相談をお伺いしております。


記事の最後に公式LINEのURLを載せていますので、

ご相談はそちらからお願い致します。



本題ですが

皆さんが通った大学の費用は、親や祖父母が出してくれましたか?

それとも奨学金を借りましたか?


僕の周りの人やお客様でも、奨学金を借りて大学に行った人は

かなり多く見受けられます。

つまり、社会人としてスタートした時点で

数百万円の借金を背負っている事になる。


「月2,5万円を20年間返済している途中です」

奨学金を借りられた人はこんな感じで返済していると思います。

こういった人は返済と時を同じくして、自分の子供の教育費や老後資金を作りにいかなければならない。

つまり、『返済』『貯金』『投資』を3本立てで並走させなけらばならない。


個人的にはこういったお客様と面談した時は内心燃えている。

FPという存在はこういった人達の為にあるのではないかと。

出来る限り無駄な固定費を削減して、上手に将来のお金を貯めていかなければ
間に合わない。


そして、お子様がいる親の立場としては、子供がもし『大学に行きたい!』と言えば学費を出してあげたいと思うであろうし、色々面談していく中で「出してあげたい」と言う親御さんが多い。

僕自身も娘が一人(来年に第二子)いるが、せめて学費くらいは出してあげたいと思っています。


これはほとんどの親・祖父母が思う事ではないでしょうか。

なので『学資保険』のニーズはめちゃくちゃ高い。

実際加入されている人を沢山見てきた。





しかし、結論を言うと

『学資保険』は加入すべきではない!と言うのが持論です。

平たく言うと、「学資保険ではお金がほぼ増えないので意味がない」です。

イメージで言うと

18年間で200万円積み立てて、返ってくるお金が208万円みたいな感じです。

18年間で増えるのはたったの4%(年率換算すると約0,22%)

「これだけしか増えないならいつでも引き出せる定期預金で貯めます!」ってなりませんか?


信じられないかもしれないが、中には

18年間で200万円積み立てて、返ってくるお金が192万円みたいな学資保険もあります。
『いやいや、積み立てたお金減って返ってくるとか意味不明やん!!
嘘やろ!?』

ってなりますよね?
今の時代でもこんな学資保険が実際にあるんです。(これ売る人は仕組み知ってるのだろうか)


昔は『学資保険』で貯める人が多かったと聞きます。
日本の金利が高かったので、18年間で200万円積み立てて、返ってくるのが400万円とかになっていた。そりゃ全員これやるでしょ。

ご存知、今の日本はゼロ金利なので全然お金が増えない。
時代が全く違うのである。




ただ、学費を貯めないといけない事実は変わらない。
じゃあどうするのか?

先に言っておきますが、こんな金利状況の中で
これが正解です!みたいな正攻法はない。
更に、積み立てる期間も最長で18年間しかない。


僕自身がお客様に提案しているのは

『銀行預金』と『変額保険or米ドル建ての保険』の二本の柱で
貯めていきましょう。と言っています。
(※月にいくら貯めていけるかで提案内容が変わる)


例えば、毎月貰える「1,5万円の児童手当(3歳から1万円)」は貯金してそれ以外に3万円積み立ててあげたいと言う場合、『米ドル建ての保険』で積み立てる事を提案する。


18年後に今より円安になっていれば、それを解約して学費に使い、
もし円高or変わらないのであれば、預金で払いましょう。

こんなイメージです。



個人的には投資信託や変額保険もアリだと思っているが、
18年後に暴落などで元本割れしてしまっている場合対応に困る可能性がある。

18年後の株式相場を予想するのは
ウォーレンバフェットでも無理だと。

ただ、「毎月3・4万円も積み立てられない。1万円で精一杯。」こういった人には提案する場合もある。
(もちろん暴落時の元本割れリスクは説明した上で)



どちらにせよ、学費を貯めることは簡単な事ではない。

自分の子供が借金を背負って社会人スタートして欲しくない人は
真剣に考えて欲しいと思っています。




学費の相談や保険の見直しをしたい方は、
公式LINEからご連絡下さい。




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