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2017.09.20 東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦の個人的雑感

・実を言うと、今年僕はヤクルトのファンクラブに入っている。3500円のレギュラーコースだけれども。 

・その理由が何かと聞かれれば、昨年秋に職場と住居が代わり、ハマスタよりも神宮のほうが帰りに立ち寄りやすくなったからだ。ファンクラブに入れば、ユニフォームが貰えるし、チケットも安く手に入る。仕事終わりにふらっと野球を見に行って、スカッと気晴らし、明日も頑張るぞ! 強力なバッターが沢山いるのも魅力だった。投手戦よりも、打ち勝つ野球が楽しい。中堅チームならば、勝ち負け半々でハラハラできる。そんな絵を描いていたのである。

・その思惑は2つの要因で脆くも崩れた。ひとつは想定よりも仕事後に観戦する機会が無かったこと。結局休日に神宮へ行くほうが多かった。もうひとつは、怪我人が多発し、シーズンのほとんどでヤクルト打線が湿っていたことである。 

・人もそれほど多くない、5位と最下位が既に決定した状態での消化試合。久々の野球観戦というワクワク感よりも、今日も負けてしまうのだろうか? というネガティブな気持ちが少し上回ってしまう心模様。淡々と会社を離脱した僕は、7時頃に神宮へ到着した。売店のカレーを食べながら、試合を眺める。 

・今日は投手戦だった。先発の原樹里と大野雄大との投げ合い。原がピンチを招きながらも粘りのピッチングで抑える一方、大野はポンポンとアウトを重ねていった。大野は7回2安打1失点。嫌な予感がする。とにかく、ヤクルト打線から安打の匂いがしない。 

・試合は2時間ちょっとで9回へ。まだ2点差だ。ここで抑えて、空気の読めない代打・大松に期待だ…という目論みはあっけなく崩れる。2本の内野安打で2アウトながらピンチを招くと、伏兵・遠藤に一発を浴びる。ライト外野席の空気が一気に萎んだ。ヤクルトは1ー6で中日に破れた。 

・流石に弱いチームを応援することに定評がある当方としても、ここまで弱いと擁護ができない。TBS時代のベイスターズは「選手は揃っているのに、実力が無かった」から長い暗黒時代だった。でも、今のスワローズは「実力があるのに、選手が揃っていない」から勝てていない。故に、そのギャップでますます腹立たしくなる。 

・神宮のファンたちは優しい。そこがファンクラブに入って良かったと思うところだ。今日もヤジやブーイングはほとんど無かった。いや、むしろ励ましの声が響くくらいだ(そこは暗黒時代のハマスタとは異なる印象を抱く)。その優しさに、グラウンドのプレーヤーたちは甘えているのではないか? その優しさに報いる最大のプレゼントは、勝利ではないだろうか。 

・もう一つ、正直に話さないといけないことがある。今年は5回神宮に行き、観戦成績は4敗1分である。ようするに、まだ勝ち試合を見ていない。どうにかして、現地で勝利の瞬間を味わいたい。何とかもう1試合観る算段を企てている。いや、自分が居るから勝てないのか…どうにかならないだろうか

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)