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都市対抗野球へ、ようこそ!【2018.7.15編】

HondaがJR四国に敗れる!
大会2日目に舞い降りた、衝撃的なニュース。優勝候補筆頭と言われていたHondaが負けた。しかも、前年の1回戦でコールド勝ちした相手にである。
ダイジェスト映像を確認しただけだが、相手に先手を奪われ、攻めあぐねているうちに突き放される…というものいだった。これが野球の恐ろしさなのか。勝負に絶対などない。

さて、明日のHondaA勢はどうなるだろうか?
というのも、Hondaはこの大会に3チームを出場させている。JR四国に敗れたHondaは狭山市に本拠地を置く。そして、大会3日目に日本通運と戦うHondaは熊本に本拠地を置く「Honda熊本」、三菱日立パワーシステムと戦うHondaは「Honda鈴鹿」である。ようするに、各事業所ごとにHONDA野球部は存在し、それぞれ非常に強いチームなのである。

僕はHONDAの応援が好きだ。何が良いかと言われると、応援歌が良い。特に「全開Honda」は素晴らしい。原曲がアイルランド民謡と聞いて衝撃を受けたが、アレンジひとつでここまでアップテンポに、そして口ずさみやすくなるものなのか。大会前にワクワクし始めると、ついつい脳内ループしまう。なので、Honda勢は全開Hondaを奏で続けるためにも、この大会を勝ち進まなければならない。しかし、僕は地元の三菱日立パワーシステムも応援したい…。

さて、東京ドームに足を運ぶ。鈴鹿はともかく、熊本が勝ち上がれば無問題だ。3連休の中日ということもあり、観客数も上々だ。内野だけでなく、外野もしっかり埋まっている。まずはHonda熊本対日本通運。日本通運は前年度準優勝チームであり、先発の生田目(なばため、と読む)はドラフト1位候補の呼び声もある。

が、試合は思わぬ展開で進む。日本通運先発の生田目の足に打球が当たり、それ以降ピリッとしない。2回と3回に1点ずつ加え、2ー1のリードしたのだ。
日本通運は生田目を早めに降板させ、継投策で試合を乗りきる。2番手の庄司、3番手の和田が好投を続け、Honda熊本はなかなか追加点を奪えない。しかし、こちらの先発である荒西もナイスピッチングを続ける。このまま9回まで乗りきって欲しい…。
が、物事はそう上手くいかない。8回表に日本通運打線に掴まる。連打と好走塁で崩し、一気に3点を奪い逆転。ああ、なんと言うことか。昨日のHondaとシチュエーションは逆だが、なかなか得点が奪えず、じりじりしている間にスコアをひっくり返される…。
結局、この回の失点が響き2ー4でHonda熊本は敗れた。

さて、残すはHonda鈴鹿のみとなってしまった。いち横浜市民としてMHPSの優勝を祈る一方、「全開Honda」が1回戦で終わってしまうのはとても悲しい。アンビバレンスな感情。ぼんやりと3塁側応援席に目を向ける。Hondaの応援では、やはり鈴鹿が一番カッコよいのだ。ブラスバンドのメロディーも、応援団の切れ味も、ガチで応援する観客も、なぜか鈴鹿が一番印象が良い。

が、2階席も開放させて大いに盛り上がる応援空しく、鈴鹿打線も貧打に苦しむ。ドラフト候補・松本桃太郎(※本名!)も無安打。打った安打は4つ。喫した三振は9つだった。試合は4ー1でMHPSが勝利し、Honda勢は全て1回戦で姿を消した。前日の第3試合から、わずか23時間の出来事である。Honda野球部の悲劇的な1日…。

試合は残念だったが、熊本から鈴鹿へとHonda勢の試合を連投して改めて思うのは、やっぱりHonda野球部の応援は良いな、ということである。そして、応援には良いメロディーが必要だということである。平成最後の夏は悲しいことになってしまったが、新時代になっても変わらず全開 Go Honda! …であらんことを

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)