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研究だけしていても、現場は変えられない

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が592日目のnote投稿です。

本日は研究と現場の関係について。
今日開催されていた、日本バドミントン学会の第5回学会大会での発表を見聞きし、考えていたことが中心です。

私は本学会の理事もしているのですが、理事同士でのお話でもよくあがるのが、「研究と現場をつなぎたい」ということなんです。
まさに、今回の学会大会のテーマもそれを目指し、『地域におけるバドミントンと科学を繋ぐ 』となっておりました。

プログラムが気になる方はこちらから▼

http://jsbadr.jp/JSBR%E7%AC%AC5%E5%9B%9E%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A020220222.pdf

かねてより、研究と現場を往復しているような立場なので、そのようなことを見聞きするたびに思っていたことは、「どちらかだけでは成り立たない」ということを"本気で"考えられるかどうか、ということです。

正直、研究者側からは「研究データを扱えるかどうかは、現場次第」と考えていて。
現場側からは、「数字やデータは難しくて扱えない」「そもそも何を言っているのかわからない」「新しいことを勉強する時間なんてない」ということが声としてあがります。

このような状況では、決して相容れないですし、まして"選手のために"といずれかの立場で活動していても、その貢献度は最大にはなっていない、ということなんですよね。

だからこそ、両輪で考えられることが必要で。
現場側からの意見、研究者側からの意見やデータ、それらを加味して、折衷案や落とし所をうまくコーディネートする存在。
コーチでもあり、研究者でもあり、競技の発展を願う競技愛好家でもあることを条件に、そのような活動ができるのだと感じています。

微力ながら、自身がその一助を担えればと思い、日々精進していければな、と思っております。


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最後に、日本バドミントン学会では、会員を募集しております!
入会の条件は基本ございませんので、興味のある方はぜひ。

バドミントン好きの方、スポーツ好きでバドミントンも興味あるな、というかた。
一緒にお勉強がてら、バドミントンの面白さを広げてみませんか。

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今日はここまで。592日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

#毎日note #毎日更新 #スキしてみて #わらし

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今後とも引き続き楽しく頑張ります!

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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