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教育・コーチング現場でのノブレス・オブリージュ[Noblesse oblige]

今日は西野さんのVoicyから。

「ノブレス・オブリージュ」の単語を見ると、必ず『東のエデン』を連想します。

#同じことを連想したあなたは仲間です好きです
#救世主たらんことを

ノブレス・オブリージュの詳しい解説や歴史については、こちら▲

上記記事は、簡潔にまとまっていて、とてもわかりやすいと思います。


●ノブレス・オブリージュはその道の先達者や経験者が持つべき意識

昨日の記事▼を書きながら考えていたことを、今朝西野さんがVoicyでお話ししていたので、今日の記事を書いています。

要は、「ノブレス・オブリージュ」の概念は、教育現場やコーチング現場での先達者・経験者である、教師・教員コーチやトレーナーが意識した方がいいことでもある、と感じているということです。

一概に、教育現場とコーチング現場は一緒にできないとは思いますので、それぞれ書きます。


●【教育現場】成長を促進させるために「ガードレール」役をする

教育の現場では、何かを教師や教員が「教える」というのが日本のスタイルとして定着しています。


しかし、今かなり話題にもなっている、アクティブラーニング、を導入しようとすると、どうなるでしょう。


アクティブラーニングについては、こちら▼

学生が能動的に学習するためには、まず教師・教育側がその道で精通することが求められます。


これは本来当たり前なのです。


しかし、現代の教育現場での問題点として、カリキュラム重視であったり、成果・得点主義がまだあります。

弊害として、毎回同じことをやっておけばいい、ということが往々にしてあるという現場です。

現場を見て感じることとして、教師・教員側の応用力の方がない場合もあります。


まとめてはっきり言えば、教育する側の方が学ぼうとする側より劣っている場合があるということです。


このようなことから、

子ども・学生らはもっと成長できるはずなのに、教師・教員側の上限がそれを抑制してしまっている

こともあります。


現代は、急速な情報化やグローバル化で劇的な変化をしています。

昨日まで当たり前だったことが、今日はもう前時代的、ということも少なくないでしょう。


一昔前の、これさえやっておけば大丈夫、ということが通用しなくなってきている、ということに目を背けてしまう人が多いことも事実です。


そこで、まず教育する側が適応することが非常に大切です。

学習の本質は変えずに、提供する枠組みを柔軟に変えていく。

そのように、ガードレールを日々組み換えながら、進むべき方向を指し示すことができる教育が増えていくことを願っています。


●【コーチング現場】背景知識と経験をもって「一緒に」考えるフィルター役へ

上記の教育現場での考えにも似ていますが、コーチング現場ではより、「ディスカッションができる」間柄であることが大切だと思います。

さらに、この情報が溢れている中で、

どの情報にアンテナを張り
何に注力し
ひたすらに向き合うことは何か

決定するフィルター役をすることができることが求められるのだと思います。

このフィルター役をするためには、コーチやトレーナーとして活動する側が、フィルターをする前の膨大な情報に触れ続けている必要があります。

つまり、

学び続けていることがコーチ・トレーナーの最低条件でもある

ということです。


その中で、

選手に必要でありそうなもの

貢献できる情報の取捨選択や傾向

を学んでおくこと。


そこから、選手と実際に会話や練習でのやりとりをする中で、選手に必要なものや情報の絞り込みを行っていく。

このように、「一緒に」歩んでいくために、コーチやトレーナーのインプットの量は選手の比にならないものを積む必要があると思っています。


選手が練習の時間を積むのと同じように。

コーチ・トレーナーは、情報収集と頭の中の積み上げを行うことが求められます。


また一見、競技力向上には全く関係ないと思われがちなところにでも、「選手の競技力向上」が頭にずっとある状態であれば、そこに発見があるかもしれません。

アンテナは常に張り続け、選手に提供する・ディスカッションをするときに絞り込む。

このサイクルがコーチング現場での必要な心がけなのだと思います。


●まとめ|学ぶアンテナを広く、受け皿を大きく

このように、教育・コーチング現場でも、ノブレス・オブリージュの概念を応用することができると思います。

そして、エンターテインメントをはじめとする、異分野とされているところからの発見は非常に多いです。


先達者・経験者・教育者・コーチ・富裕層…こうした人たちが学び続けること。
受け手は素直にそれに対して反応すること。


このような関係性がそれぞれの専門分野を開拓していくのではないかと思います。


今日はここまで。

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それでは、また。

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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
 大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー

【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学

<体育実技>
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●卓球
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●トレーニング理論実習

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【保有資格】

博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員

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