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社会的な課題と人間の孤独さに立ち向かうゲーム「閻魔の涙」

​―凶悪な罪を犯す人が増えてきた。そんな中、閻魔の心には罪悪感があった。

最近、地獄に落ちる人が増えてきた。
これは何を意味するかというと...君の想像に任せるが、そんな人が多数派になりつつあるということを意味する。
人間どもは、意味もなく傷つけ合って、足を引っ張りあって、惰性で無意義に生きているのかもしれない。

そんな中、彼らを裁く閻魔には罪悪感があった。

閻魔の涙メインステージより

こんにちは、今回は去年リリースした「シリアスゲーム」についてです。
シリアスゲームとは、エンターテインメントのみならず、社会的な問題にアプローチすることも視野に入れて作られるゲームのことです。

そのシリアスゲームの名前が「閻魔の涙」です。
閻魔の涙は、罪人を裁くという自分の仕事に罪悪感を感じ、自分自身を苦しめてしまう閻魔の話です。


閻魔の涙のロゴ
タイトル画面

閻魔の涙を作った理由

犯罪者のニュース、有名人のスキャンダル、無敵の人、悪者叩きの正義。
これらへの違和感が、すべての始まりです。

私が中学3年生の頃、親友が「感動するゲームを作ろうよ」と誘ってくれました。親友が私の背中を押してくれました

そうしてできたゲームが「閻魔の涙」です。

Xを見ると、揚げ足取り誹謗中傷が目立ちます。この前、ギフテッドの小学生が話題になっていましたが、「将来高学歴ニートになって苦しんでほしい」というようなポストが沢山出てきました。久しぶりにXを見たときにこれを見たので、改めて「インターネットの閉そく性」を感じました。

ある社会人に話を聞くと、「世の中の多数派はよく考えずに群れていて、少数派を排斥することもある」と言っていました。この情報の真偽はともかく、インターネットにあった閉そく性は、確かに現実にも存在するようです。

ある学校の先生に話を聞くと、「会社等で受けたストレスで消耗し、帰ったら酒と大人のビデオで回復するだけの惰性の大人はざらにいる」だそうです。

閻魔の涙の1シーン

もしかしたら、社会は思った以上に冷たいのかもしれません。

しかし、だとしてもその原因は、人間が弱く、時々孤独苦しんでいるからだと、私は思います。
つまり、に恵まれていないのです。

じゃあどうすればいいのか、
そう、閻魔の涙をつくればいいのです!

人々は閻魔を忘れている

孤独に耐えかねて無敵の人になる人々、悪者叩きの正義ネットリンチ
孤独に苦しんで冷たくなった、傷つけあって、足を引っ張りあう人間たちを、閻魔裁かないといけない

そんな人間たちを見て、閻魔はどう思うでしょうか?

秋葉原通り魔
つばさの党事件
岸田総理のディープフェイク事件
私人逮捕系ユーチューバーの台頭と綻び
日本の自殺率の高さ
弱い者たちの現実
同人イベントでエアガンを発砲し取り押さえられる、山上被告のコスプレをした実行犯
悪の陳腐さについて向き合った哲学者 ハンナ・アーレント
「考えるのやめたら、人間じゃなくなる」という名言が象徴的である
私に勇気を与えてくれた認知科学者 苫米地英人
私の恩師 小川仁志

実際にこのゲームの中では、閻魔が人間の弱さと孤独さを思い知り、罪悪感を感じています。そこからどんどん拗れる感じです。

あなたは閻魔の存在を意識して生きていますか?
悪いことをすれば地獄に行くだけではありません。
悪いことをすればするほど、閻魔の精神に負担がかかっていくのです。
人間は精神的な孤独がゆえに、悪いことをするからです。

だからこそ、精神的な愛に溢れたこのゲームで、蔓延る理不尽に負けずに力強く生きる勇気を与えてあげるのです。
私のつくるゲームにより、あなたがこの世界で生きる勇気が出せることを約束いたします。

さいごに

閻魔の涙のリンクはこちらです。

社会的な課題と人間の孤独さに立ち向かうシリアスゲーム「閻魔の涙」を、どうぞよろしくお願いいたします。

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