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死のカウントダウン
■対応が異なるトランプ大統領
北朝鮮とイランでは対応が異なる。北朝鮮は明確な動きが画像として確認できる。だがイランの動きは曖昧。それでもトランプ大統領はイランを優先している。
イラン、米挑発を指示か 空母派遣の引き金と報道
https://www.sankei.com/world/news/190510/wor1905100005-n1.html
トランプ氏「誰もハッピーではない」 北朝鮮発射に不満
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000004-asahi-int
飛翔体は「弾道ミサイル」=米断定、国連決議違反-北朝鮮は長距離攻撃訓練と発表
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/飛翔体は「弾道ミサイル」%ef%bc%9d米断定、国連決議違反%ef%bc%8d北朝鮮は長距離攻撃訓練と発表/ar-AABavSr
米爆撃機部隊と空母が中東到着
https://www.sankei.com/world/news/190510/wor1905100021-n1.html
■間接的な戦争
結論から言えば、アメリカは中国と間接的な戦争をしている。中国は覇権拡大でアメリカの覇権と対立。中国の一帯一路は人民解放軍の基地展開を意味している。だから放置すればアメリカの覇権を食い破る。
アメリカは米中貿易戦争で中国経済に懲罰を加えている。さらにウイグルの強制収容所を使い、中国共産党による人権弾圧も批判。これらは中国の一帯一路と関係している。ウイグルは一帯一路における中国側の出入り口。つまり門にウイグルは存在する。
中国共産党はウイグル人の反乱を恐れて弾圧を強化。アメリカから見れば、人権問題を使って一帯一路の門を妨害している。これも間接的な戦争。
イランは一帯一路の中継地点。海側に位置するからアメリカとしては軍事力を投入しやすい。さらにイランは以前から反米だから、イランを攻撃しても対中国戦とは思われにくい。アメリカはイランを攻撃することで、間接的に中国と戦争することになる。
■死のカウントダウン
アメリカは世界にアメリカ軍の動きを意図的に教えている。軍事行動は秘密だから教えない。これを教えることは死のカウントダウン。アメリカ空軍の爆撃機B52が4機カタールに到着。さらに空母打撃群は紅海付近を航行。
こんなことを教えれば、空母打撃群の接近は死のカウントダウン。日々空母打撃群がイランに接近するから、ホルムズ海峡付近になれば回避不可能な状態。
■北朝鮮とベネズエラは後回し
トランプ大統領は中国を重視。だが直接対立するのではなく間接的に対応する道を選んだ様だ。イランを攻撃すれば中国の一帯一路を妨害可能。経済圏は治安が安定していることが条件で、一帯一路付近で紛争が発生すると価値を低下させる。理由は貿易が遮断されたら利益が得られない。
北朝鮮は短距離弾道ミサイルを発射したことは断定された。それでもトランプ大統領は北朝鮮を放置。本来ならば国連決議違反を大義名分に北朝鮮を空爆可能。だがトランプ大統領はイランを優先した。
これは明らかにイランを空爆する意味だ。そうでなければ北朝鮮を放置しないし、イランに空母打撃群と爆撃機を派遣しない。トランプ大統領は曖昧なイランの動きで空母打撃群を派遣。イランを空爆すれば北朝鮮への恫喝にもなる。だから北朝鮮とベネズエラは後回しなのだ。
■節約
トランプ大統領から見れば中国が主敵。そしてイランを使って中国と間接的な戦争をしている。イランを空爆したら、その後に北朝鮮を国連決議違反で空爆可能。アメリカ軍でも複数の国を同時に空爆することは負担になる。ならばイランを空爆し、次に北朝鮮を空爆すると節約になる。
何故ならイランが空爆される姿を見て、金正恩氏が譲歩する可能性が有る。そうなればイラン空爆は節約に繋がる。仮に金正恩氏が譲歩しなくても、戦力を節約して軍事行動が行える。だから都合が良いのだ。
■イランの次は北朝鮮
死のカウントダウンはイランだけではない。イランが終われば北朝鮮だから、行き着く先は金正恩氏への死のカウントダウン。中国はイランと北朝鮮の手駒を失い、一帯一路を遮断される。
中国としては反撃を行いたいが直接は行えない。そうなれば北朝鮮を用いて、アメリカと間接的な戦争で挑むと思われる。
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