他力本願だから拉致問題は解決しない

■外国との協力
 北朝鮮に日本人が拉致された。救出に外国と協力するのは基本。だが日本では他力本願の拉致問題解決が定着している。これでは永遠に拉致問題は解決しない。

■他力本願は火事場泥棒
 日本が国際社会に北朝鮮による拉致問題を宣伝するのは基本。これにより日本の正当性を主張できるし、北朝鮮による犯罪と人権問題を明らかにできる。これは良い。

 問題なのは日本が自力本願で動かないこと。日本が国際社会に北朝鮮の拉致問題をアピールし、外国に解決を丸投げしている。これは外国から見れば火事場泥棒に見える。なぜなら日本の代わりに動いて苦労させられる。

 日本の代わりに動いて美味しい所を奪われる。汚れ役を押し付けて日本は安全な場所で見ているだけ。これでは火事場泥棒に見える。

■自国優先
 どの国も自国優先。外国のために自国兵を戦場で死なせる国は無い。外交でも外国のために苦労する国は無い。

「国家や政権に友人はいない。国家戦略における共通の利益があるだけだ」(西欧の諺)

 国際社会では自国が動くことで外国は協力する。何故なら北朝鮮と対立する国が存在するので、共通の利益が得られる時に外国は協力します。

■米朝首脳会談は合意に至らず
 2回目の米朝首脳会談は合意しなかった。ならば日本政府は積極的に北朝鮮に対して拉致問題で攻勢に出るべきだ。今の状況で日本が北朝鮮に対して動けば、共通の利益が有るトランプ大統領は同調する。

■日本から動くこと
 日本から動くことでアメリカは協力し、日米安保を利用して対北朝鮮作戦が可能になる。これが北朝鮮に対して圧力になり、北朝鮮は交渉に応じるしか選択肢がなくなる。これは憲法9条とは無関係の世界。

 根本的に日本の政治家の決断。政治家が軍政権を持っているので、最後は日米同盟で軍政権を発動すれば良い。

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