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産業保健提言シリーズⅣ           ~モチベーションアップを考える~

マズローの法則に素直に戻ることが大切と考えている。
前提を一般の組織と考えた時には
ベースとなる(議論の余地はあるにしても今回は)
①生理的欲求
②安全の欲求
③社会的欲求
は満たされていることとし考えると、

④承認欲求と⑤自己実現欲求を満たすことが出来れば当事者並びに組織が活性化することが出来ると考えられます。

もっと言えば①,②,③は自己責任の範疇とも言えますので当事者自身が公的支援や社会的資源を借りて解決を図ることが肝要でしょう。

④と⑤は組織収益への影響が大きいですので組織として取り組む必要があると考えます。

④は従来の叱る指導でなく褒めて育てることにより解決できると考えます。⑤は裁量権を与えることにより解決できると考えます。
と言う事で、褒めて育てる研修や、裁量権を与えるシステムを取入れる等が肝要だと言えるでしょう。
これらが日々機能するためには先ずは経営幹部が管理職に率先垂範しラインケア研修等で管理職へ部下指導の一環として教育することが肝要です。
全ては目的を持った行動になっているかにかかっております。                

こう考えるとマズローの法則はとてもシンプルに語っているように思います。最近の研修ではわざと複雑に難しく研修し、受講者を混乱の世界に追いやっているようにも思えてきますね。
多分、マズロー先生はお墓の中で「もっとシンプルに」とおっしゃっておられるのではないでしょうか。(^_-)-☆


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