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「面倒くさい世の中」を生きる私たち
こんにちは。WannaBeMEのいっせーです。☀️
ようやく3月に入り、天気の良い日が増えてきましたね。もう春かな、と思って天気予報を見たら来週は雪マークがついていました。(泣)
北陸恐るべし。
さて、今回のnoteのキーワードは「面倒くさい世の中」
私はフェミニズムの活動の他に、LGBTQや人種問題にも取り組んでいるのですが、これらの活動をしていてよく目にする言葉です。フェミニズムやポリコレ関連の記事のコメント欄でよく目にします。「こんなことにも配慮しないといけないなんて、面倒くさい世の中になったな」なんて風に使われます。「生きにくい世の中」という表現もよく見ます。
何が「面倒くさい」のか、どうして「生きにくい」と感じるのか。私なりの分析をしてみようと思います。
彼氏いるの?
「面倒くさい」「生きにくい」と感じるのは、今までしなくてよかった何かをする必要ができたからでしょう。
例えば、パートナーがいるか質問する時。今までは男性に対しては「彼女いるの?」、女性に対しては「彼氏いるの?」と聞くのが普通でした。しかし現在はその聞き方は相手の性的嗜好を決めつけているとして、タブー視されつつあります。代わりに、「パートナーはいるの?」と聞く方が相手に配慮していて良いとされます。もちろん、パートナーの有無を聞くこと自体アウトとする考え方もありますが。
面倒くさいと感じる人は、今までは何も考えずに彼氏・彼女の有無を聞けたのに、パートナーという言葉を使わなければいけない、終いにはそれを聞くこと自体タブー視されるなんて、「面倒くさい世の中」だな!!という具合でしょうか。
もう一つの事例を考えてみましょう。
禁止用語
LGBTQに関連する禁止用語はたくさんありますよね。例えば「ホモ」「オネエ」「レズ」「おなべ」など。これらは差別用語であり、誰かを傷つけてしまう可能性があるため禁止用語として認識されています。
このように言葉にも配慮が必要がなってくると、さらに「面倒くさい」と感じるかもしれません。どうしてマイノリティーのためにそこまで配慮しないといけないのか。どうしてマジョリティーが配慮しないといけないのか。
正直、自分もたまに面倒くさいなぁ、と感じることがあります。配慮しすぎて、結局言いたいことがうまく言えなかったり、言って良いのか分からなくて発言しずらくなったり。
ポリティカル・コレクトネスという考えが広まってから、リベラル寄りの人の多くが似た経験をしたと思います。
ポリコレを意識しすぎたあまり、自由に発言できなくなった、みたいな。「これ言って良いのかな?叩かれるかな?」と考えた末何も言えなかった、みたいな。
どうして配慮するのか
どうして配慮するのか。どうしてマイノリティーにためにマジョリティーが気をつけなくてはいけないのか。
私は、「配慮できるから」という理由で十分だと思います。
恋人の有無を聞くときに中性的な言葉を使うことや、差別用語を使わないようにすることは、個人の自由であり、選択です。私は表現の自由がとても重要だと思うので、配慮を「強制」することには賛成できませんが、多くの人が配慮することを「選択」してくれれば良いなと思います。
失うものはあるでしょうか?
ちょっとした配慮で、相手が傷付かずに済むのです。
みんな学びながら生きている
面倒くさい、生きづらいと感じる人の気持ちもわかります。ポリコレやら代名詞やら、使ってはいけない用語やら、、、。大変ですよね。
私はなるべく「配慮」をしようと気をつけていますが、それでも配慮しきれなかった時もあります。それでも、良いんです。知らなかっただけですから。次は気を付けようという気持ちがあれば良いんです。
結局は「思いやり」や「親切」であることに限ります。英語にKINDNESSという言葉がありますが、まさにそれです。「配慮」=KINDNESS
最後に
捉え方によっては生きにくい、面倒くさい世の中になったのかもしれません。しかし、私は親切な世の中になってきていると思います。
マイノリティーのためにマジョリティーが配慮できる社会は、素敵です。
若干短めのnoteになりましたが、今回はこの辺で終わります。
また次回を楽しみに!
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このnoteはWannaBeMEの名前で出していますが、メンバー全員が同じ意見を持っているわけではないですよ!今回のnoteはあくまでもいっせーの意見・考えです。
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