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テレワークは続けるべきか否か

国土交通省の2022年度調査によると、自宅などでテレワークをしたことがある会社員らの割合は26.1%で前年度から0.9ポイント低下した。国交省は「新型コロナウイルス禍で広がったが、一部で出社への揺り戻しがみられる」と分析。ただ経験者の86.9%は継続したいと答えており、担当者は「働き方の一つとして定着しつつある」と話している。

今日のテーマは「テレワークを続けるべきか否か」です。最初に僕の意見を書くと、若手ほど仕事場に出社し、逆に勤務歴が長い人はテレワークで働いた方が有利なんじゃないかなと思います。

若手ほど仕事場に出社した方が良いと思う理由は、実際に社員の人と会うことで社内の繋がりが増え、円滑に仕事を進めやすくなるからです。また、若手ほど分からないことが多いし、裁量権も小さい傾向にあるので、社内の人に質問しやすく、仕事のノウハウを学びやすい環境にいることは重要だと考えています。

あともう一つ忘れちゃいけないのが「仕事場の環境」です。会社だとパソコンはもちろん、モニターやキーボード、マウス、通信環境まで全て整備されていますが、テレワークだと自分で仕事道具や通信環境を整えなければいけません。これが金銭的に余裕のない社会人1.2年目とかだとかなり負担になっていて、会社の方が仕事場の環境が良いという状況も多いと思います。

逆に勤務歴が長い人に関しては、社内の繋がりが十分に構築されているだろうし、仕事のノウハウも既に吸収していると思います。また、裁量権も大きい傾向があるので、そういう場合はテレワークをした方が生産性が上がるのは明らかです。通勤時間をゼロにして、余計なことに手間取られず、自分のタスクだけに集中できますからね。

以上のように、若手は対面で、ベテランはテレワークで働いた方が有利だと思いますが、ベテランがみんなテレワークをすると若手がノウハウなどを吸収できないというジレンマがあります。個々の最適化と、全体の最適化は別の問題なのかもしれませんね。今日は以上です。

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