王(わん)

個人投資家。資産分類は米国インデックス、不動産メイン。個別株は純資産の20〜30%程度で

王(わん)

個人投資家。資産分類は米国インデックス、不動産メイン。個別株は純資産の20〜30%程度で

マガジン

  • 運用成績、ポートフォリオ

    自身の運用成績、ポートフォリオに関する情報を発信しています。

最近の記事

トランスメディクス第3四半期決算

10月29日トランスメディクス(ティッカーシンボル:TMDX)が第3四半期決算を発表しています。 EPSは予想31¢に対し結果12¢でした。(純利益は0.04億ドル) 売上高は予想1.15億ドルに対し結果1.09億ドルでした。 売上高成長率は前年同期比+63.72%でした。 2024年の売上高は予想4.25億ドルに対し新ガイダンス4.45億ドルが提示されました。第2四半期から据え置きです。 前四半期の売上げを下回り、その理由を季節性?としたことで失望売り売上高成長率

    • テスラCyberCabとOptimus

      10月10日テスラの主催するwe robotというイベントで完全自動運転のCyber Cab、ヒューマノイドロボットのOptimus、20人乗りの大型自動運転車RoboVanが発表されました。 販売時期はそれぞれおおよそ2年先と長く、テスラのことですから平気で延期になりそうな予感が満載ですが私が感じた点を書いてみたいと思います。 Optimusは良い発表会で見るからにはオプティマスは普通にChatGPTの音声会話機能のように会話をすることができ、多少ディレイはあるものの、

      • ポートフォリオから矛盾を削る(日本株編)

        私は米国株メインですが、日本株投資もしています。 日本株については色々損得を繰り返し、現在は「連続増配株」「高配当株」「優待株」への投資に落ち着きました。配当がないグロース株などは投資をしないようにしています。 ポートフォリオはSpreadsheetで管理し、下の図のように自分にとって大切な項目毎にパフォーマンスを見るようにしています。 株式については購入をしたら保有目的を記載するようにしています。 「優待」「値上がり&優待」「配当」「配当&値上がり」「配当&優待」「配

        • 労働集約型ビジネスの行方(介護・飲食業界)

          もうすでにわかりきっていることですが、日本の人口減少は待ったなしの状況です。 人口減少国で労働集約型のビジネスを展開していくことは悲惨な結果につながる可能性が高く、既にその兆候は「介護施設での利用者虐待」など日々のニュースでも目にするところです。 介護業界介護業界というのは受け入れる高齢者に対して配置しなくてはいけない人員が決められていますから労働力を必要とするビジネスです。 ただ、採用がとても厳しいわけです。 人員要件や新規拠点開設とともに採用をしなくてはいけないの

        トランスメディクス第3四半期決算

        マガジン

        • 運用成績、ポートフォリオ
          11本

        記事

          インドは投資対象として無視するには大きすぎる

          人口世界1位 国土世界7位 インド株式市場の時価総額は世界5位 という数値にもかかわらず、まだ一人当たりの国内総生産は$2500と低く大きなポテンシャルを見せる国、それがインドです。 今回はインド株に投資をする理由について私の考察を書いてみたいと思います。 世界中でインド人が活躍しているインドはITエンジニアとプロ経営者の輩出国としても知られており、 マイクロソフト、グーグル、アドビ、パロアルトネットワーク、ペプシコ、IBMなどの企業のCEOはそれぞれ、インド人、ま

          インドは投資対象として無視するには大きすぎる

          セブン&iに買収提案したアリマンタシォン・クシュタールとは?

          2024年8月19日、突如セブン&iホールディングスに買収提案をしてきたカナダのコンビニ大手Alimentation Couche-Tard Inc(アリマンタシォン・クシュタール)。 果たしてどのような会社なのか?調べてみました。 トロント証券取引所に上場するカナダの企業でサークルKやcouche  Tardなどのブランド名で小売店舗を運営するグループです。 Alimentation Couche-Tard Incはフランス語と英語が公用語のカナダのモントリオール郊外

          セブン&iに買収提案したアリマンタシォン・クシュタールとは?

          テイクアンドギブニーズ(4331)2025年3月期 第1四半期

          8月8日テイクアンドギブニーズの第一四半期決算が発表されました。 売上は11228百万円(前年比1.3%増) 営業利益は598百万円(前年比-36.9減) 純利益は605百万円(前年比19.6%増。固定資産売却に伴い) とパッとしない決算でした。 この会社は 祖業のウェデイングビジネスは国内の婚礼数減少など市場の低迷の影響を受けています。 その上で長年の婚礼ビジネスのノウハウ、ホスピタリティーなどを資産とし ①国内の一流ホテルに対し婚礼の運営受託を数年前から展開

          テイクアンドギブニーズ(4331)2025年3月期 第1四半期

          トランスメディクス 第2四半期決算

          7月31日トランスメディクス(ティッカーシンボル:TMDX)が第2四半期決算を発表しています。 EPSは予想21¢に対し結果35¢でした。(純利益は0.12億ドル) 売上高は予想0.98億ドルに対し結果1.14億ドルでした。 売上高成長率は前年同期比+118.0%でした。 2024年の売上高は予想4.25億ドルに対し新ガイダンス4.45億ドルが提示されました。事前ガイダンスでは3.9億ドルから4億ドルでした。 

          トランスメディクス 第2四半期決算

          米国株でFIREしようとしたら最悪の展開。ここからどうするか?

          こんにちは。 先月末から今週にかけて米国株安&ドル安&日本株安と投資しているもの全てが下がり7月の最高値から8月3日の朝までに純金融資産は1700万円も下げています。 今回は新米専業投資家の私が何もアドバイスをすることなく、ただただこのような状況にあたふたし、どのように対処しようとしているかを書いてみたいと思います。 多くのベテラン投資家は対策や心持ちをアドバイスしますが、私はアドバイスするほどの経験もなく、ただただ悩んでいます。 米国株FIRE、インデックス投資をし

          米国株でFIREしようとしたら最悪の展開。ここからどうするか?

          リアルゲイトの投資分析

          この記事は随時更新していきます。 リアルゲイトは都心の築古のビルを、そのエリアの特性に合わせてリノベーションし賃貸、販売する不動産会社です。 具体的には築古ビルに対し、いくつかのオプションを持っており ①自社で買取、リノベーションして賃貸 ②一括借上してリノベーションして賃貸 ③ビルオーナーから工事を受託し、管理を受託 ④自社で保有する物件を売却した後に管理を受託 など一度関わった物件に対してあらゆる形で関わり続ける粘着性の強い事業を展開しています。 都心一等地エリア

          リアルゲイトの投資分析

          企業分析:現地視察、サービスに触れることの重要性

          投資先企業を調査する際、IR情報やSNSだけでなく、実際にサービスを体験することって本当に大切です。実際にお店なり製品を触ってみてどれだけ美味しいか、便利か、快適かなど実感することで株を持つ握力にもつながります。 投資に至った企業 現在、過去投資している企業の中でもマミーマート、Google、Amazon、Apple、アトラシアン、サイゼリア、トリドール、壱番屋、マネーフォワード、ユーザベース、メドレーなどは、実際にサービスを利用し、良いと感じたことから投資に至りました。

          企業分析:現地視察、サービスに触れることの重要性

          FIRE後の資産運用実録

          資産からの収入で生活を始めて(Financial Independent(経済的独立)して)1年が経過しました。 この仕組みで生活費を賄おうと考えている人の参考になればと思い、記録を残します。 何故、定職を辞めてこのような生活を始めたのか?簡単に言うと専業投資家になることでより大好きな投資にのめり込み、生涯で資産100億円を目指せるのでは?と思ったからです。仕事が嫌いで辞めたかったわけではなく、資産家になるためには専業になるしかないと考えました。 1年前の資産状況私は2

          FIRE後の資産運用実録

          メドレーの勝算

          最近株価がただ下がりのメドレーですが、私はこの会社の将来の業績を明るく見ていますし、儲けだけ、理念だけの会社ではなく、理念も収益も同時に追求する本格的なベンチャー企業だと思っています。 今日はメドレーの勝算について考えてみました。 長期的に強い人材プラットフォーム事業まず、収益柱のジョブメドレーですが、サービスの絶え間ない改善と集客力により今後も継続的に利益を上げられると思います。 競合と言われるような上場している医療・介護分野の人材紹介会社は収益性は高いですが、収益性

          メドレーの勝算

          メドレー(4480)オンライン診療やらクラウド電子カルテやら

          メドレー社の企業分析記事です。事業展開領域が広いため、調査をしながら追記していきます。最終更新2024年6月5日 会社概要メドレーは2009年シリアルアントレプレナーの瀧口浩平氏によって設立されました。瀧口氏は開成中、学芸大附属高校を経て高校生のうちに起業しています。 マーケティングリサーチなどの事業を経て、家族に不幸があったことがきっかけで医療分野に興味を持ちメドレー社を起業。医療事典の「メドレー」と医療・福祉業界の転職サイト「ジョブメドレー」の事業を展開します。 事

          メドレー(4480)オンライン診療やらクラウド電子カルテやら

          カナミック2024年Q2決算雑感

          カナミックのQ2決算が発表されました。 売上高2446百万円(前年同期比40.8%増) 営業利益668百万円(前年同期比19.6%増) と高い成長を見せた決算でした。 売上成長の源泉は24時間ジムのアーバンフィットです。 アーバンフィットは簡素な空間にマシンが並んだ多くの24時間ジムと違い、おしゃれな内装、充実したマシンなどかなり贅沢な空間だなという印象でしたが、今回の決算資料では1店舗あたりの平均会員数が公開され921名という数字が公表されました。 一般的な24時間ジ

          カナミック2024年Q2決算雑感

          Palantir(パランティア)決算雑記

          Palantirが第一四半期決算を発表し、決算を受けて翌日の5月7日15%も暴落を記録しました。 今回は同社の決算内容と決算後の下落理由について考えてみたいと思います。 第一四半期決算概要 まず、決算ですが 売上は予想6.153億ドルに対して実績6.34億ドル(売上成長率前年同期比21%) EPS予想0.08に対して0.08 ガイダンス予想6.43億ドルに対して新ガイダンス6.49~6.53億ドル 更に年間の売上高予想を26.77億ドルから26.89億ドルに引き

          Palantir(パランティア)決算雑記