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人がつくった明かりは、たき火の光だけだ。この炎が発する黄色と褐色と赤色は、メラトニンの分泌の邪魔をしない

あえて危険な行動を取ると、その個体の性的魅力が高まるということがある。これは多くの動物に当てはまることだ(中略)これは主に、そういう行動を取る男性が女性にとって魅力的に映るということである。ただ、この場合の危険は、人間が狩猟採集生活をしていた昔にも存在していたものに限られる。たとえば、危険な動物に立ち向かえる、火を恐れずに扱える、などだ。

人がつくった明かりは、たき火の光だけだ。この炎が発する黄色と褐色と赤色は、メラトニンの分泌の邪魔をしない。

メラトニンは別名「睡眠ホルモン」(中略)活性酸素を退治してくれるのがメラトニン

メラトニンはホルモンの一種で、松果体という部位から分泌される(中略)メラトニンによる眠りは、全身が休まる本物の眠り(中略)メラトニンのサプリを飲むことで、睡眠を助けるだけでなく炎症も軽減する(中略)メラトニンは腸管を落ち着かせ、便通を正常化する効果がある(中略)メラトニンのサプリには、消化を助ける働きもある(中略)夜にメラトニンの分泌量を増やすことは、おそらくどんなダイエット法よりも効果がある(中略)摂取のタイミングは、寝たいと思っている時間のすぐ前か、またはその時間だ

松果体は睡眠を促すメラトニンというホルモンを分泌(中略)松果体を構成する成分が珪素(中略)珪素がカルシウムより重要(中略)松果体など脳内の器官の組織を構成している成分に珪素が多く含まれることから、外から珪素をさらに取り入れることで、うつ症状を改善(中略)ミトコンドリアを構成しているのは珪素(※珪素はミトコンドリアの働き活発にするのに欠かせないミネラル)(中略)ミトコンドリアの活動が鈍ると、体内はエネルギー不足となり、弱った細胞ががん化する ※引用者加筆.

メラトニンはこれまでに発見された抗酸化物質のなかで、もっとも強い抗酸化作用を持っている

睡眠中に分泌される成長ホルモンやメラトニンは、ゴールキーパーのように酸化から細胞を守っているのです。とくにメラトニンは、ビタミンCやビタミンEを上回る抗酸化力(中略)毛細血管も老化を避けられません。その劣化を救ってくれるのが「成長ホルモン」と「メラトニン」(中略)睡眠中には老廃物を流し出すための体液が流れやすいようにグリア細胞が縮む

脳には約1000億個の神経細胞、すなわちニューロンがある。それらと一緒にぎっしり詰まっているのはグリア細胞(中略)グリア細胞はニューロンのネットワークの働きを調整したり、化学物質を運んだり、蓄積した老廃物を除去

脳は神経細胞とその間のグリア細胞、血管などで埋め尽くされており、それらの隙間に脳脊髄液が流れている。グリンパティック系とは、睡眠中にグリア細胞が縮むことで神経細胞との間に隙間を作り、脳脊髄液を循環させることで、老廃物を除去(中略)脳内のゴミを取り除けないと、認知症のリスクが高くなる

網膜のアストロサイトは、光が網膜に当たったときにニューロンを通して伝達される視覚情報を「見張って」いて、その情報を細胞間カルシウムウェーブとしてグリア回線網を通して送信することによって、ニューロンのコミュニケーションを調節していたのだ。グリアは視覚に関与していた(中略)脳内にできる癌のほとんどが、グリア細胞から生じる(中略)脳腫瘍の原因とも治療法ともなるグリア

グリンパティック系(サポートチーム)は昼間もそれなりに働いているが、活動の本番は睡眠中だ。深いノンレム睡眠のリズムが始まると、このサポートチームはにわかに活発になり、昼間の10〜20倍の老廃物を排出する。グリンパティック系は、脳の体液である脳脊髄液の流れで、脳内の掃除を行なっている(中略)脳内のグリア細胞は、ノンレム睡眠の間に大きさが60%まで縮むのだ。その結果、ニューロンの間の隙間が広くなり、脳内の掃除をする脳脊髄液が流れやすくなる。これを大都市にたとえると、夜の間にビルや建物が小さくなり、広くなった道路にジェット水流を当ててきれいに掃除するようなものだ。朝起きたときに頭がすっきりしているのは、この夜間清掃活動のおかげ

メラトニンが足りないとインスリンの抵抗性が上がり、血糖値が下がりにくくなって酸化と糖化が進みます。加えて、メラトニンには強力な抗酸化作用があり、眠りが足りなかったり、その質が低下したりしてメラトニンが十分に分泌されないと、眠っている間に糖化ストレスが全身に

カラハリ砂漠の狩猟採集社会のクン族の女性は、「2人が一緒になって心の火がたきつけられるときが最も情熱が強い。しばらくするとこの炎は冷め、その後はずっとそのままだ」と経験から述べている(中略)他の社会で行われた研究でも、情熱的な性的魅力が当初は強烈だが、時間が経つにつれて回数は少なくなる。結婚後わずか1年で回数は半分に落ちるという。

ドーパミンは、大きな快感を生んだ驚きが二度と驚きにならないように手を尽くす。ドーパミンみずからが快感を消している

オキシトシン分泌は、最終的にメラトニンを増やす効果(中略)夜の性行動もオキシトシンを分泌させて、メラトニンを増やす(中略)性行動は最高の睡眠薬

メラトニンは免疫力や抗酸化力を高め、抗がん治療や放射線治療の効果を高める(中略)抗がん剤や放射線治療の効果を高めるメラトニン

メラトニンの服用の仕方には、ちょっとしたコツがあります。正式な服用の仕方は、舌の下に入れます。こうすれば、舌の下の毛細血管を通じて、メラトニンが脳に直接運ばれていくからです。この方法を使えば、1回に服用するメラトニンの量は、1錠の4分の1から2分の1でしょう───苫米地英人博士(著書名失念)

メラトニンの分泌は、起床してから14〜15時間後に分泌され始めると、深夜帯にピークを維持し、強力な抗酸化作用と抗がん作用を発揮してくれます。いくら悪性度の高いがんとはいえ、ホメオスタシスを誘導する体内ホルモンの力には敵えません。あくまでも自分の身体が作りだす強い力が、最終的にがんを治す

分析でメラトニンが豊富に含まれた血液で処理されたがん細胞の増殖速度に遅れが見られた(中略)腫瘍は活性酸素の多い酸性環境を好むが、メラトニンはこの活性酸素の除去に貢献している(中略)夕方の母乳にはより多くのメラトニンが含まれていて、乳児がよく眠れるように作用する(中略)メラトニンを多く含み、睡眠導入効果を持つ果物もある。「サワーチェリー」(酸味の強いサクランボ)だ(中略)加齢とともに、メラトニンの生産量も減少する

メラトニンのいちばんの製造元は、消化管の粘膜にいる腸内分泌細胞だ(中略)消化管には松果体の400倍以上のメラトニン(※コルチゾールレベルの調節)がつねに存在する(中略)ビタミンB6はピリドキシンとしても知られ、トリプトファンからセロトニンが産生される工程に欠かせない物質のひとつだ。セロトニンとメラトニンの立役者(中略)マグネシウムレベルを改善すると、睡眠効率が高まり、メラトニンの働きが改善し、コルチゾールレベルが低下(中略)メラトニンは強力なホルモンのひとつだ。気軽に買えるからといって、やみくもに摂取していいものではない(中略)摂取するタイミングを誤ったり、摂取量が多かったりすると、メラトニン受容体の感受性が低下し、脱感作現象を招く恐れがある(中略)基本的にメラトニンを無計画に摂取すれば、それを効果的に活用する能力が衰え始める

メラトニンには、抗酸化作用があるだけでなく、ほかの抗酸化物質の働きを高める作用(中略)寝室はできる限り真っ暗にする。少しでも光が入ると、メラトニンの生成が乱れる

夜間の少しの照明でも───通常の読書灯よりはるかに小さな光でも───メラトニンを減少させ、睡眠を悪くすることを発見した。メラトニンの欠如は、ミトコンドリアのパフォーマンスを低減させる(中略)寝室に、電源を示す小さなものでもLEDの光があるなら、絶縁テープなどでふさぐべきだ(中略)体内時計が崩れた人は血糖値が高くなり、満腹感をもたらすホルモンであるレプチンの数値が低くなった(中略)バスルームまでの通路に常夜灯を使っているなら、赤色かアンバーにしておこう。僕は子供たちのために、バスルームにアンバーの常夜灯を

電気をつけた部屋で寝た子どもに至っては55パーセントが近視に(中略)小さな豆電球一つでも子どもの近視が進む(中略)目を覆うだけでは十分ではない(中略)アイマスクを使ったとしても、100パーセント光が遮られることはほとんどない。皮膚にも光を感知する受容体が存在(中略)目の網膜にある光受容体とよく似ているので、実は皮膚にも光が見えている(中略)睡眠に最適な温度は15度〜20度 ※引用者加筆.

理想的な寝室の温度は摂氏18・3

エアコンなどについている表示灯からのブルーライト(中略)日中はブルーライトが私たちを刺激して、注意力や気分の維持を助けます。ところが夕方にこの光にさらされると、松果腺がたちまちメラトニンの産生をストップさせ、概日リズムのバランスが崩れてしまいます(中略)細胞を傷つけ酸化ストレスを引き起こすフリーラジカルという形での廃棄物の処理さえ、ほかでもないメラトニンが引き受けます。メラトニンは睡眠ホルモンとしてだけでなく、強力な抗酸化物質かつフリーラジカル消去剤として働く

実のところメラトニンの産生は、夜に最も活動的になる夜行性動物でも増えるから、眠気を促進するわけではない(中略)メラトニンが具体的にどのように睡眠に関連しているのかは、まだよくわかっていない

アミロイドβタンパクを無害な破片に粉砕するミクログリア(常在性免疫細胞)は、サイトカインストームのように暴れまわることがある。一方、上述の脳の(睡眠中に老廃物流し出すため縮む)グリア細胞は起源がまったく異なり、実際には神経系の一部。心の土台は精神(心が頭蓋骨なら、精神は脳だ)。精神をコントロールする(司る)細胞は、神経系の一部である脳の(睡眠中に老廃物流し出すため縮む)グリア細胞。神経系の一部である脳の(睡眠中に老廃物流し出すため縮む)グリア細胞は、(今のところ)破壊されると再生しない細胞といわれている。(睡眠中に老廃物流し出すため縮む)脳のグリア細胞は血液脳関門(BBB)によって守られていますが、ある種の抗がん剤、放射性物質、ある種のワクチン、COVID-19などは血液脳関門を突破し、(睡眠中に老廃物流し出すため縮む)グリア細胞を破壊する可能性。私自身、個別にお返事する時間はまったくないのですが、「ギックリ腰チャンネル スペース 調べたいワード」でnote内検索していただければ、詳しく検証した記事が見つかると思います。

抗がん剤関連のPDFリンク↓

https://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/gairaichemo/manual-pdf/02_33.pdf


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