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マグネシウムが不足すると、カルシウムがいつまでたっても元に戻らないため、こむら返りなどの筋肉の痙攣

交互練習では、ひとつのテーマを完了させてから次のテーマに移るのではない。それぞれの練習が終わるまえに次に移る(中略)技術をひとつずつ順番に磨くのではなく、異なる技術を交互に練習するのが効果的(中略)交互練習と同じく多様練習でも、より大きな枠組みで理解し、状況の変化を見きわめて対応する能力が磨かれる。交互練習や多様練習をすると、学習者はたんなる記憶を超えた高いレベルの概念や応用の域に達し、ちょうど運動技術で「定着した習慣の力」が発揮されるように、完成度が高くて持続力もある深い学習ができる

カルシウムはマグネシウムを排出する作用があるため、カルシウムとのバランスが崩れると、マグネシウム不足に陥る危険性があります。特に副腎疲労の方は、慢性的にマグネシウムが不足している傾向が強いので、マグネシウム対カルシウムの摂取の割合は、1対1(健康な人は2対1が目安)

カルシウムとのバランスが崩れると、マグネシウム不足に陥る

肉はタンパク質が多く、多すぎるタンパク質は、体を酸性化(中略)タンパク質由来の酸性老廃物を尿中に排泄するときに、カルシウムを使う

カルシウムはマグネシウムを排出する作用がある

変化は不可避であること、そして、変化が発生したときには、嘆き悲しんだり、不平を言ったりするのではなく、変化を受け入れ、対処するのが賢明な策である

意識的に身体を動かしていたかどうかが、80代になっても運動機能を長持ちさせることに(中略)転倒を防ぐことが、80代も元気に過ごすカギ(中略)実は下るときの筋肉のほうが先に弱るのです。ですから、いつまでも自分の足で歩くことを目指すなら、階段では下りの練習をしたほうがいい(中略)70代になってから新しいスポーツを始めるのはたいへんですが、以前からやっているものなら、高齢になってからも楽しめ、身体への負担も少ない

運動をしていないと65歳から毎年4%〜5%、筋肉量が減る(中略)健康は他人に任せたら下り坂(中略)お腹に力を入れた状態での腹式呼吸を維持しながら、前方移動から左右への体重移動を練習(中略)次はこれを歩く(中略)前に体重移動したままお腹に力を入れた状態での腹式呼吸を練習

下りの練習をしたほうがいい

老年期に身体を動かさないと、ほぼ確実に早死にする。子どものころや青年期のほうが筋肉を付けるのはかんたんで、それ以降は筋力は衰えていく(中略)人生の前半をいつも座ったまますごした人は、ピークの低いところからスタートして、すぐに筋力の限界値(自分で風呂に入ったり便器から立ち上がったりできるレベル)を下回ってしまうことになる

折れやすいのは手首、股関節、椎骨で、とりわけ股関節骨折は二〇パーセントの人が死に至り、障害が残って自立した生活が送れなくなることも多い。この骨粗鬆症に深く関わっているのがビタミンD不足である。女性は三〇〜三五から、男性は五五歳ごろから一年に一パーセントずつ骨量が減少していく↓
65歳から毎年4%〜5%、筋肉量が減る

岸信介首相は、新聞記者から、「長生きの秘訣は何ですか」と聞かれた時に、「転ばないことだ」と答えたそうである。

積み重ねが、100歳まで自分の足で歩ける体をつくっていく

「体力をつける、体力を高める、体力を維持するように努める」ことがとても重要

肺の病気でも、運動したほうが予後はよくなる(中略)免疫細胞(リンパ球)は、筋肉から出てくる「グルタミン」というアミノ酸によって増えるのです。つまり、筋肉量が増えれば免疫力も高まる(中略) ナチュラルキラー細胞)」は、運動によって働きが活性化し、運動をしないでいると低下(中略)大腸がんは、動かない生活が発症リスク

ストレスを感じるとエネルギーを高めようとコルチゾールが分泌され、血糖値が上がります。このときに活性酸素が発生↓
ミネラルを取り込みにくくなっている

もともと副腎疲労の状態ではコルチゾールの分泌量が少なくなっています。そのため、体にミネラルを取り込みにくくなっているのです。さらにカフェインの利尿作用でミネラルを流出させてしまう

水に溶けやすくカルシウムと同じ挙動のストロンチウム90は骨に溜まりやすく 排出しずらい為に白血病になる(中略)過去の核実験などで人類が一番影響を受けてきた物質。これからは海産物に注意が必要───元京大助教・小出裕章氏による福島の海底に暮らすアイナメから海産物での最高値25800ベクレル(現基準値の258倍)が検出された事についての回答.

フクシマ原発事故が起こる前の日本におけるセシウム137の放射能レベルは、ほとんどの食品で1キログラムあたり0・2ベクレルだったのに、その500倍の100ベクレルでも「安全な食品」だというのである。魚介類では、事故前の日本近海魚の平均値は0・086ベクレルだった

事故前の日本近海魚の平均値は0・086ベクレルだった
筋肉の痙攣

健康長寿に欠かせないのがマグネシウム、亜鉛、鉄という3つのミネラル(中略)マグネシウムは他のミネラルとタッグを組んで働いています(中略)マグネシウムが不足すると、カルシウムがいつまでたっても元に戻らないため、こむら返りなどの筋肉の痙攣や狭心症発作が起こりやすくなります。

マグネシウム対カルシウムの摂取は1:1(健康な人は2対1↓

たったひとつの動作が間違っているだけで、全体の動きが台無しになることがある。細かい動作をひとつひとつ、別々に反復練習すれば、〈小脳─運動皮質グループ〉に焼きつけることができる。そうすれば、最後にすべての動作を組み合わせたとき、頭で考えることなく、無意識のうちに一連の動きをこなせるようになる(中略)初めてレッスンを受けるときには、グループ指導を避け、思い切ってマンツーマンのプライベートレッスンを申し込もう。最初は費用がかさむかもしれないが、長い目で見れば──出費のうえでも、フラストレーションのうえでも──負担は軽くなる。プライベートレッスンでは、インストラクターの注意をひとり占めできるので、新たな技術をより早く、より正確に学べる。その結果、少ないレッスン数で大きな恩恵を得られる(中略)インストラクターは、あまり細かい指示を出さず、それは結局、プラスの結果を生んだ(中略)認知機能を使って学ばせるのではなく、カーブする感覚を覚えさせたのだ。このループが活性化すると、小脳と運動皮質は息のあった二重奏を奏で、そのあいだ、ワーキングメモリはいわば補欠選手として控えにまわる。そこに意識した思考はない。一見なんの努力もしていないようすで、あなたはただ身体を動かす。これが「ゾーンに入る状態」だ(中略)どうすればワーキングメモリを使わずにすむのだろう?(中略)くたくたに疲れているときに新たなスポーツを覚えようとするのは逆効果だと思う方もあるだろう。疲弊しきっているときには、なにひとつ覚えることができないはずだ、と。だが、それは思い込みにすぎない。疲弊しきっているときに新たな運動を覚えるのは、一連の動きを脳に焼きつける最善の方法のひとつだ(中略)疲弊すると、ワーキングメモリはいちじるしく衰弱する(中略)まったく新しい運動の技術を習得しようとしているときに、疲労しているのはいいことだ(中略)新たなテクニックを身につけたいときにも、疲労は役に立つ(中略)では次に基本に移ろう(中略)一連の手順をすべて暗唱しながらおこなうのは無理だろう。一秒も満たないあいだに、暗唱できるわけがない。だが、それぞれの動きをべつべつに練習し、それぞれの動きの感覚を記憶しておくことはできる(中略)その結果、無意識のうちに効率よく動けるようになる(中略)だが、とくべつな難所に差しかかると、ワーキングメモリに協力を求めざるをえない(中略)前後に振る腕は、身体の揺れを抑制し安定を維持する。

スポーツの世界で一流の選手はみなコーチをつけている。こうしたフィードバックなしに練習しても、トップランクの選手にはなれない。

「角を曲がるときに頭を上げる」といった単純なフィードバック(中略)スキルの限界ですべりつづけることによって、さらにうまくなれる(中略)プラトー状態を脱する鍵は「失敗する練習」をすることだった(中略)私の知り合いに、息をのむほどスキーがうまい女性がいる。彼女が興味深い話をしてくれた。転ぼうと決心した日が、達人に大転換した瞬間だったと言うのだ。

まずは、目に見える「かたち」から変えることを意識してみてください。外側から変えることによって、次第に内側が変わっていくのです(中略)外側が変われば、内側も変わっていく

『ほとんどすべて』とは90%以上

スポーツにおいて、多少なりとも経験がある競技は、一流アスリートの完璧な技術を見ることで、頭の中で練習するのと同様に脳の訓練をすることができると思われる。

例外なく、きちんとしたフォームを身につけることが優れたパフォーマンスの必須条件であり、最も優れた心的イメージを持っている競技者が他よりも有利になる(中略)まず傑出したプレーヤーを特定(中略)次にそれほどの成果を出すために何をしているかを突きとめ、同じことができるようになるための訓練方法を考える(中略)できるだけ優れたコーチや教師と練習するのが一番良いということだ。有能な指導者は優れたトレーニング計画に含まれるべき要素をわかっており、必要に応じて個々のプレーヤーに合った修正を加えていく術を心得ている(中略)一万時間という数字には何の特別な意味も魔力もない(中略)単に経験を積めば、技能は向上するという思い込み(中略)一万時間以上の練習を積まなければならないのは、比較される相手あるいは競争相手も一万時間以上の練習を積んでいるからだ(中略)歴が長くなり、合計の “練習” 時間が長くなるほど上達すると思われがちだが、現実は異なる(中略)経験を積むだけでは高度な専門能力を身につけることはできない、ということだ(中略)ひとたびエキスパートが見つかったら、次のステップは彼らのパフォーマンスは具体的にどこがその他大勢と違うのか、彼らがその領域に達するのに役立った練習方法がどのようなものかを突き止めることだ。これは必ずしも容易な作業ではない。

筋肉が覚えると聞くと、曖昧に思えるかもしれません。でも、私たちには、「筋感覚」といって、筋肉の形状を覚える感覚が備わっています。たとえば、目隠しをして、ほうきの柄を持ったときに、その重さから、ほうきの長さの見当がつくといった感覚です。

「動きの質」で自己認識が変わる(中略)筋肉は私たちが自分という個人を認識するための、ひとつの「感覚器官」(中略)感覚受容器が、体のどの部分がどう動いているかを脳に伝える(中略)自分の体の位置を感覚で認識(中略)自分の体の動きを認識する能力は、固有受容と呼ばれ、「自分自身」と「把握すること」を意味するラテン語に由来

加齢(老化)は、まず下りで使う筋肉から衰えるので、女性は35歳までに、男性は55歳までに、たくさん転びながら転ばない練習をする必要がある。そうでなければ、階段や下り坂で使う筋肉を鍛える機会もなく、転んで骨折して寝たきりになるのを待つだけです。引用者はスノボの板とスノボのブーツを新調しました💦


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