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白血病やリンパ腫、黒色腫でもビタミンD欠乏が多少なりとも関わっている

ビタミンDが不足している人のアルツハイマー病発症率は、ビタミンD値が正常な人の二倍に上る。

たとえば、放射能は神話ではない。放射線放射は、人類が発見するよりもはるか前から起こっていたし、人々がその存在を信じていないときにさえ危険だ。放射能の発見者の一人であるマリー・キュリーは、長年にわたって放射性物質を研究している間、放射性物質が自分の身体を害しうることを知らなかった。彼女は放射能で自分が死にうるとは思っていなかったが、それでも放射性物質への曝露が引き起こした再生不良性貧血で亡くなった。

彼女は放射能で自分が死にうるとは思っていなかったが、それでも放射性物質への曝露が引き起こした再生不良性貧血で亡くなった

最も危険性が高いのは、「高レベル放射性廃棄物」だ。使用済み核燃料やその再処理後の廃棄物にふくまれる放射能は、核廃棄物によって発生する放射能の九九パーセント以上を占める(中略)プルトニウムや放射性ヨウ素のように、核廃棄物のなかには、驚くほど致死性の高い物質がある。何千年も放射能を出し続け、砂粒より少ない分量でも死を招く。

日光浴を行うことで、乳がんと大腸がんの死亡率は現在の三分の二に

血中のビタミンD濃度が低い人ほど、落ち込みの度合いが大きかったという。ビタミンDは、カルシウムの十分な吸収に欠かせないが、カルシウムの欠乏は、不安やうつを引き起こす

網膜のアストロサイトは、光が網膜に当たったときにニューロンを通して伝達される視覚情報を「見張って」いて、その情報を細胞間カルシウムウェーブとしてグリア回線網を通して送信することによって、ニューロンのコミュニケーションを調節していたのだ。グリアは視覚に関与していた

2011年3月11日、日本では未曾有の大災害が東北地方を中心に起こりました。こんな時、あらためて人には広義の集中状態が必要なのだと感じます。今まで経験したことのない外部の状況や錯綜する情報の中、的確に認知脳はそれらを考え、何をするのかを明確に判断していくこと。そして、それを行動に移すこと(中略)一流の人は「ゾーン」が来る準備をしている!

午前10時から午後2時まではUVBがよく、その前後30分はUVAが混じるが、ぎりぎり利用できる。

ビタミンDの一つの機能はカルシウム吸収(中略)神経伝達物質は子どもの目の発達のために必須で、日光を浴びると活性化される

ビタミンD をサプリメントで大量に摂るとき(中略)細胞核でビタミンAとビタミンDを受け取る受容体は共有されており、ビタミンDばかりを摂るとビタミンAが認識されにくくなる

重力の方向を感知する内耳のカルシウム結晶の振動からも、信号を受信する

ビタミンDが不足していて、カルシウムの吸収がよくないと、耳石が少なくなってしまう

内耳は音を異なる周波数に分解し(低周波数から高周波数まで)、そのデータを脳に送って解釈させている(中略)内耳は珠玉の作品ともいうべき器官であり、音をつかまえて符号化することに精妙なまでに特殊化している。

ビタミンDの血中濃度を目標値で安定させるためには、肝臓や脂肪組織に十分なビタミンDを貯蔵する必要があります。それにはおよそ3ヶ月かかります

耳の奥(ないじ)には「耳石(じせき)」と呼ばれる器官があります。耳石は骨と同じ炭酸カルシウムでできていて、平衡感覚にかかわっていますが、ビタミンDが不足していて、カルシウムの吸収がよくないと、耳石が少なくなってしまうのです。その結果、平衡感覚に狂いが生じて、転倒にもつながる(中略)高齢者には転倒による骨折が多く見られます。ビタミンDにはその転倒のリスクを下げる効果

骨からストロンチウムを排出するためには、骨のリモデリングを促進する必要がある。

二〇年ほど前から、ビタミンD欠乏が股関節骨折のリスクを高めることは指摘されていた(中略)骨粗鬆症で折れやすいのは手首、股関節、椎骨で、とりわけ股関節骨折は二〇パーセントの人が死に至り、障害が残って自立した生活が送れなくなることも多い。この骨粗鬆症に深く関わっているのがビタミンD不足である。女性は三〇〜三五歳から、男性は五五歳ごろから一年に一パーセントずつ骨量が減少していく。ことに女性の場合、閉経が追い打ちをかける。骨のカルシウム吸収を助けるエストロゲンというホルモンの分泌が落ちるからだ。骨が細くなり、内部がハチの巣状にすかすかになって、ふとしたきっかけで折れてしまう。いちばん折れやすいのは股関節と手首で、背骨もすり減っていわゆる「腰が曲がった」格好になる。ひどいときには骨量が三分の一にまで減っているため、骨粗鬆症で折れた骨は治すのが難しい。また骨が元の状態に戻ることはないとされており、治療といってもそれ以上の悪化を防ぐことしかできない

ビタミンDが適切な範囲にあれば、マグネシウムの吸収が良くなる

ブレデセン博士らは、30年にわたる研究から、アルツハイマー病が引き起こす36の要因を特定した。ブレデセン博士はこれを「屋根に空いた36個の穴」と非常にわかりやすく喩えている。穴は、全部完璧に塞がなくても、3つ4つ塞いだだけで、劇的によくなる人もいる。

SIBO(シーボ、Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖)、リーキーガット症候群、腸カンジタ含む腸にあいた穴をふさぐことが先決

腸にあいた穴をふさぐことが先決───藤田紘一郎名誉教授(著書名失念)

名前は似ていますがミクログリアとグリア細胞(心の土台、精神司る細胞)はまったく違う細胞

ミクログリアという分化した免疫細胞(中略)ミクログリアは脳の免疫応答と炎症反応をコントロールし、また、アポトーシスに似たプロセスで機能不全のニューロン(神経細胞)を全滅させる役割を果たす。ミクログリアは絶えず脳を監視し、脅威を感じると、病原体を攻撃・除去するために炎症性サイトカインの放出を促す。それにより炎症を起こし、炎症が慢性化すればニューロンを死滅させ、記憶喪失などの認知的問題を引き起こすことがある。

心の基盤(土台)は精神であり、精神を司る(コントロールする)細胞は脳のグリア細胞(BBB突破する放射性物質やある種の抗がん剤、ワクチン、SARS2にやられやすく再生しない細胞)である。なお、グリア細胞とミクログリアはまったく別のものである。

アルツハイマー博士は、現在では彼にちなんだ名前がついている変性疾患を報告した人物だが、その疾患に冒された脳を観察しているときに、ミクログリアを目撃した。強く関心を引かれたアルツハイマーは、この細胞を詳しく調べた(中略)網膜のアストロサイトは、光が網膜に当たったときにニューロンを通して伝達される視覚情報を「見張って」いて、その情報を細胞間カルシウムウェーブとしてグリア回線網を通して送信することによって、ニューロンのコミュニケーションを調節していたのだ。グリアは視覚に関与していた(中略)白血球がひとたび脳内に入ると、血中で侵入病原体と闘うときと同じように、独自の炎症性物質を放出する。こうした物質は、ミクログリアとアストロサイトに生きるか死ぬかの闘いを仕掛ける(中略)T細胞は全身をくまなく回って侵入者を探すが、中枢神経系では、すばやく調査を終えると去っていく。ところが多発性硬化症の場合、一部のT細胞が活性化され、本来存在しないはずの脳内に留まることになる。ここから、問題が生じる。ミクログリアはこのT細胞を見つけ出して攻撃し、その結果、脳組織に炎症反応を引き起こす。この戦闘は制御不能になって、最終的にはミエリンの破壊につながる(中略)全体的な状況は、不法侵入してくるT細胞によってさらに悪化する(中略)ミクログリアが脳の常在性免疫細胞(中略)脳内にできる癌のほとんどが、グリア細胞から生じる(中略)脳腫瘍の原因とも治療法ともなるグリア

UVBはガラスを通さない(有害なUVAは通す)

神経細胞を支持している「グリア細胞」にもビタミンDの受容体があり、脳でもビタミンDが重要な働きをしている(中略)ビタミンDには、神経成長因子や脳由来神経栄養因子の合成を促進する作用がありますから、認知症の予防につながる(中略)ビタミンDの血中濃度を目標値で安定させるためには、肝臓や脂肪組織に十分なビタミンDを貯蔵する必要があります。それにはおよそ3ヶ月かかります(中略)腎臓はビタミンDを活性化(中略)ビタミンDの摂取を増やすことが糖尿病の予防ビタミンDの摂取を増やすことが糖尿病の予防(中略)UVBはガラスを通さないので、皮下でビタミンDを作るには屋外でUVBを浴びる必要があります(中略)北海道、北方領土では11月から翌2月までの4ヶ月間はUVBが減ってしまい、皮下でのビタミンDの合成がほとんどできません(中略)カルシウムは小腸の上皮細胞から体内に吸収されます。他のミネラル同様、カルシウムの吸収率は10〜15%でさほど良くありません。ところが、ビタミンDが上皮細胞の細胞核にある受容体に働きかけると、カルシウムの吸収をスムーズに行う(中略)これによって、小腸でのカルシウム吸収率は10〜15%から30%〜40%と3〜4倍にもアップするのです。動物実験では、小腸でのリン吸収率もビタミンDによって50〜60%からおよそ80%までに高まる(中略)骨は破骨細胞による分解と吸収、骨芽細胞による合成を繰り返す新陳代謝をつねに行っています。これを「リモデリング」と呼び、1年で全体の20〜30%が新しい骨に入れ替わっています(中略)ビタミンDによって死亡率の高い大腸がんや肺がんなどのリスクを減(中略)ベジタリアンの食生活では、ビタミンDは欠乏しやすい(中略)「がん」などにビタミンDが関与する(中略)ビタミンD をサプリメントで大量に摂るとき(中略)細胞核でビタミンAとビタミンDを受け取る受容体は共有されており、ビタミンDばかりを摂るとビタミンAが認識されにくくなる

骨は破骨細胞による分解と吸収、骨芽細胞による合成を繰り返す新陳代謝をつねに行っています。これを「リモデリング」と呼び、1年で全体の20〜30%が新しい骨に入れ替わっています

回復しなかった患者が、海辺で日光浴と海水浴を併用すると症状が改善(中略)ビタミンDががんの進行を遅らせる(中略)外気療法と日光療法は感染症に立ちむかう有効な武器(中略)殺菌薬は太陽光(中略)結核も、ビタミンDレベルを保つことで発症を予防(中略)活性型ビタミンDはがん細胞の成長を抑制(中略)可視光線に含まれる青色光が血液中のビリルビンの分解を促進(中略)ビタミンDが適切な範囲にあれば、マグネシウムの吸収が良くなる(中略)(※サプリで)大量のビタミンDを摂取しつづけると、血管壁や腎臓などにカルシウムが沈着(中略)(※サプリで)摂取しすぎると高カルシウム血症や腎臓機能障害を起こす危険が(中略)(※サプリで)ビタミンDを大量にとると血糖値が上昇する危険が(中略)マグネシウムは体内の酵素の働きをサポート(中略)(※サプリで)ビタミンDが過剰になるとマグネシウム欠乏症が(中略)幸いなことに、太陽光線をいくら浴びてもこうしたこと(※血糖上昇、カルシウム沈着、マグネシウム欠乏症)は起こらない。皮膚でのビタミンD生成は、一定量に達したら停止する(中略)βカロテン(体内でビタミンAになる)(中略)βカロテンには、がんの発生を抑える働きもある(中略)皮膚がん治療にビタミンA(※が使われている)(中略)日光浴を行うことで、乳がんと大腸がんの死亡率は現在の三分の二に(中略)白血病やリンパ腫、黒色腫でもビタミンD欠乏が多少なりとも関わっている ※引用者加筆.

ビタミンDががんの進行を遅らせる

2011年に日本で地震とそれに伴う津波が起きたあと、ドイツのメディアは、愛する人を懸命に探す人や命を失った人が何万人もいることよりも、放射線の潜在的な危険性に注目していた(中略)1972年、オーストリアはウィーン北西部のドナウ川岸に同国初の原子力発電所を建設(中略)完成すると、今度はこれを使用すべきかどうかをめぐって国民投票がおこなわれた。反対票50・5パーセントとなり、僅差で過半数を占めた。反対票を投じたのは、平均以上の教育を受けた若い女性がほとんどだった。

社会性→他人のことを自分のことと同じように考えられる人

キュリー夫人は、一九三四年七月四日に放射線被爆による白血病で死去(中略)キュリー夫人に続いて、(※娘の)イレーヌ・キュリーと、その夫のフレデリック・ジョリオ=キュリーの3人が白血病で死亡した。放射能を扱いながら白血病で死ななかったのは、荷馬車に轢かれたピエール・キュリーだけであった(中略)パストゥールが警告したウラン鉱山の採掘労働者の相次ぐ癌による死亡、エジソンの助手ダリーの悲惨な死に方、あるいはキュリー夫人一家の相次ぐ白血病を考えれば、放射能の危険性は、人類にとって、早くから気づいていたはずのことであった ※引用者加筆.

キュリー夫人一家の相次ぐ白血病を考えれば、放射能の危険性は、人類にとって、早くから気づいていたはずのことであった

彼女(※キュリー夫人)はラジウムのかけらをポケットに入れて持ち歩いていた。放射性元素とその気体が彼女の小屋にも彼女の論文にも染み込んでいた。文献類は今日、未来の世代の放射線被爆を防ぐため、鉛の箱に入れてパリのフランス国立図書館に保管されている(中略)今になってようやく、彼女のおかげで私たちが何を発見できたかかがわかる。それは、原子放射線は悪性細胞も健康な細胞も両方殺す可能性がある、ということだ。キュリー夫人は、彼女が言う「悪魔」の悪影響に気づいてはいたが、彼女自身は1920年代まで、ほとんど何の安全策も採っていなかった。彼女は66歳で再生不良性貧血という珍しい病気により亡くなった。骨髄となかの造血細胞が損傷を受ける病気だ。キュリー夫人の娘、イレーヌ・ジョリオ=キュリーもまた、ラジウムの研究でノーベル賞を受賞し、同様に白血病で亡くなった。58歳であった。※引用者加筆.

原子放射線は悪性細胞も健康な細胞も両方殺す可能性がある

社会性→他人のことを自分のことと同じように考えられる人───苫米地英人博士(著書名失念)

チロシンキナーゼにがんを抑制する潜在力があることを明らかにした

イマニチブは、慢性骨髄性白血病の生存日数を増やしただけではなかったことが知られている。この薬剤は、それまでのようにDNAではなく、細胞タンパク質を標的にしてがんを治療できることを示した。それはまた、チロシンキナーゼにがんを抑制する潜在力があることを明らかにした。チロシンキナーゼのグループでは二〇二〇年に五〇種類以上の新薬が登場している。

原子放射線は悪性細胞も健康な細胞も両方殺す可能性がある


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