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インストラクショナルデザインを学ぶ

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実践したいと思いつつ、なかなかつかめないインストラクショナルデザイン。専門書などを中心にYoutubeなどの助けを借りながら理解を深め、実践の糸口を探す「学びのアウトプット」NO… もっと読む
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記事一覧

ARCS-VとCIS ID学 vol.16

もはやタイトルがアルファベットの羅列ですが、職場でもやたらと「MOU」だの「JLC」だの「Byla…

ちえこ
1か月前

熊本大学ID公開講座応用編 ID学 vol.16

熊本大学ID公開講座入門編にひきつづき、応用編を受講、デジタルバッチ(Certificate)はとり…

ちえこ
1か月前
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Kellerのマクロモデル ID学 vol.15

エジプトの大学で教養必修科目の日本語を教え始めて3か月。プライド(あったとすれば)はボロ…

ちえこ
4か月前
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Instructional Designを学ぶ ID学 vol.1

自分だけのちっちゃなプロジェクトを全部ブン投げて、noteからしばらく離れておりました。その…

ちえこ
1年前
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ARCSモデルの位置づけ ID学 vol.2

ARCSモデルは動機(付け)理論などと呼ばれていると書いたけど、そうといえばそうなんだけど、…

ちえこ
1年前
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ARCS-Vモデル ID学 vol.3

方略の検討や実践研究がどうもまだないっぽいと書いたけど、あった。 中嶌康二・中野裕司・渡…

ちえこ
1年前
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逆U字カーブと学習者分析 ID学 vol.4

ARCSモデルでもって授業を振り返ったりすると、これって関連性?自信?みたいなことってよくあるんですけれども、ARCSにはそれぞれ3つの下位分類枠があるので、全部で12のカテゴリがあるということになっておるそうです。そもそも、パッキリと「これは自信です」と分けられるものではない(現場の事象が)と思うし、大学院でもそのような趣旨のレポートを書いた記憶がある。でもこの12分類をみると、より具体的にARCSの要素がつかめるような気がする。のちにくわしく(今くわしすぎる理論に辟易して

Attention(注意) ID学 vol.5

ARCSモデルのAはAttention(注意)で、学習者の注意を喚起、持続させる、要するに「面白そうだ…

ちえこ
1年前

Relevance(関連性) ID学 vol.6

たとえば、日本のアニメが大好きな学生が、この授業を受ければアニメが楽しめるようになると感…

ちえこ
1年前

Relevance(関連性) ID学 vol.7

この章は本当に読みにくくてですね、見てくださいよ、このあきらめ感。 今動いているコースが…

ちえこ
1年前
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Relevance(関連性) ID学 vol.8

はじめに(vol.6)関連性は道具的動機が大きく関わるけど、道具的な関連づけがなくても内発的…

ちえこ
1年前

Confidence(自信) ID学 vol.9

モンゴルにいた頃、授業で学生を戦意喪失させた経験が何度かあり、ARCSの中では最も苦手で、最…

ちえこ
1年前

Satisfaction(満足感) ID学 vol.10

ARCSモデルのS(満足感)まで辿りついた。いまスリランカの世界遺産の町【Galle】のホテルでこ…

ちえこ
1年前

学習意欲デザインプロセス ID学 vol.11

やっぱり1日6時間を週5日教えるのってきつくないですか、まったく。シラバスや教材その他の環境によると思うけど、JLPT対策の新完全マスターシリーズを中心に語彙、文法、読解、聴解をプロジェクターなし、プリンターなし、既存の副教材なし、何にもなしでやるのって、本当にきついんですけど。ということで、なかなか進まないわけですよ、本読みが(言い訳ではないと信じたい)。やりっぱなしになっていた学習意欲デザインの試作についてまとめます。 学習意欲の問題を見つける(分析) まずは現状また