💊精神疾患をもつ人を支える社会制度～②生活費補助

こんにちは。ぱぴこです。

今日は昨日に引き続き、精神疾患をもつ人を支える社会制度のなかの「生活費補助」について勉強していきたいと思います。

１．「大人」の　生活費補助には大きく分けて5種類ある

厚生労働省が定める制度には大きく分けて（基本的なもの）5つあります。（対象が小児の場合は「特別児童扶養手当」「障害児福祉手当」等もありますが、今回は割愛します。）

◎生活保護

◎特別障害者手当

◎障害年金

◎扶養共済制度

◎生活福祉資金（低金利の融資）

の5つです。それぞれについて特徴をまとめます。

２．生活保護って？

まず「生活保護」についてです。こちらは私も耳にしたことがあります。しかし十分な知識はなかったため、理解するためにまとめてみました。

先日、いしだ壱成さんが「うつ病」の診断で生活保護制度を利用したと公表していました。一定の条件を満たしていれば申請できますね。

３．特別障害者手当って？

次は、特別障害者手当についてです。私は初めて知りました。

こちらは、精神疾患をもつ人の中でも「著しい障害があり、他社の介護無しには日常生活が送れない」程度の人に適応される制度のようです。

４．障害年金って？

次に、障害年金についてです。こちらも比較的耳にすることが多い制度かと思います。

うーん。なかなか複雑。級ってどうやって決まるんでしょう？

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_06notebook.html

なるほど。等級に関してはこちらの厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス総合サイト」の記載がわかりやすかったです。

他の制度と比較して仕組みが複雑なので、とにかく上記相談窓口や、ソーシャルワーカーさんに相談した方がよさそうですね。私も、クリニックのソーシャルワーカーさん（いるのかな？ｗ）に一度相談してみたいと思います。

５．扶養共済手当って？

これは、病気を抱える本人ではなくて、その扶養者（保護者）が利用できる制度でした。色々と条件はあります。私が感じたのは、保護者にも疾病がある場合はどうなるの・・・？ということです。生活保護を利用することになるのでしょうか。

６．生活福祉資金（低金利の融資）って？

さいごに、生活福祉資金についてです。この制度も今回初めて知りました。

こちらは、「お金がないときに銀行よりも低金利でお金を借りることができるよ」という制度です。

７．これらの制度を学んで思うこと

一言でいえば「どれも難しくて複雑、そして申請窓口や必要書類も異なっていて、申請はとてもじゃないけど患者本人の力だけでは難しい」ということです。

私のようにうつ病や双極性障害等の気分障害の患者は、思考力や認知力も低下しています。そして気力や体力もありません。

私は今回、利用できる制度について知っておきたいという気持ちがあったので一通り勉強してみましたが、本人が役所等へ出向かないことには申請は難しそうで。

自治体から支援を受けるということで、そのくらいの厳重さが必要なことは重々承知ですが＞＜

なので、自分だけでいろいろ悩まず、まずは専門家（ソーシャルワーカーさん）に相談してみるだけでも違いますよね。きっと個人の条件に合わせたアドバイスをして下さるはずです。

私は今はありがたくお給料（普段の8割）を頂いていますが、今後の経過によっては「障害年金」は該当する場合があるのではないかと思っています。（これは素人判断なので何とも言えませんしもっと知る必要はありますが）

以前も書いたように、病院側からの情報提供は少ないように思います。（これも主観的な情報です。施設によっては積極的に情報提供してくれるところもあるかも。）

なので、患者側が主体的に積極的にこのような制度について知って、相談していくことが必要だと思いました。脳への負担はかかりますが・・・。

８．さいごに

今回は私自身厚生労働省のホームページを何度見ても内容を咀嚼できずにいて、Youtuberの方の動画等を見てもすべての疑問点は解決されなかったため、学生時代の教科書等ももとに詳しくかみ砕いてみたことをパワーポイントにまとめました。（もし私の理解が間違っている内容のものがあったらごめんなさい。）

もしまつたわからなくなったら自分で作ったスライドに戻ろうと思います。

知るって大事だなと。医療費補助の「自立支援医療制度」についても、知らなかったら私は今でもずっと3割負担をしていたわけで・・・。

知ったうえで、ありがたく利用させてもらい、良い状態で社会復帰できるように努力していこうと思いました。

他の制度についてはまた勉強します。

ありがとうございました。

ぱぴこ