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なんとなく過ごしてなんとなく生きる

凍らせたスポーツドリンクを首にはさんでどうにかしているけれど、あと1時間位で冷房をつけよう。
首が凝るし、湿気で体力が奪われそうだ。
スポーツドリンクもまだ冷たいうちに口につけたい。
外もカラスが何羽か鳴きはじめたりと賑やかになってきた。カラスの後ろではセミが鳴いている。

夜が終わり、朝が始まる。

夏のエアコンと言えば冷房よりも除湿をついつけてしまう。
電気代を気にしたり理屈の話でなく、なんとなく。
こんな場合には冷房よりも除湿が良いですよ、という話をあちこちで聞いてきたからかもしれない。
そうするとこれは理屈っぽい話になるのか、なんてぼんやり考えてみたけれどめんどくさくなって、快適であればなんでもいいやとなる。
考えているのか適当なのか。

しばらくは朝から晩まで暑い暑いとうちわを扇ぎながら皆して言うのだろうけど、少し前までは梅雨明けはまだかなんてぶつぶつ言っていた。
いつだってそんなものだね。
その内、風が気持ち良くて過ごしやすい季節になったと喜んでいるのも束の間、やれ乾燥が寒さがと嘆きだす。
一年の終わり頃にはお決まりの、もう今年も終わるんだねあっという間だったと言い合う。

いつまでも、変わらない会話。

同じことの繰り返しが愛しい。

何か少しでもお役に立てますように。