家族バラバラの推し炭水化物。どうする?いつも揉める週末のランチ決め。
夫、娘、私、みんな好きな炭水化物が違う。ある日の朝ごはんは、夫はラーメン、私はトースト、娘はおにぎりといった感じ。
夫はラーメンが好きで好きでたまらないのだが、私はそれほどでも。娘に至っては、特に給食のラーメンがお口に合わないそうだ。と言っても、「毎日給食完食!」が目標の娘は、頑張って食べて帰ってくる。
ラーメン屋さんのラーメンも味が濃くて苦手。薄味好みの娘なので、まぁ、何となくわかる気もする。
休日のランチを外で食べるとなると、必ず揉める。夫はラーメンがいいが、娘が、「ラーメンきらい」と言う。夫が「ラーメンが好きな人に向かって言う言葉ではない!」と怒る。私は心の中で、「サンドイッチとコーヒーがいいなぁ。」と思っている。
無理やり、ラーメン屋に連れて行かれるときは、娘は餃子とご飯だけを食べる。夫は一口もラーメンを食べない娘にイライラしている。
いつも揉めるので、夫には、「早朝サーフィンに行ってゆっくりお昼でも食べて帰ってくれば。」と私は言う。じゃあお言葉に甘えてと、人気ラーメン店に並んで、たくさん食べて満足して帰ってくる。
娘には朝ごはんに大きなおにぎりを何個か準備する。お昼は、私とサンドイッチとパンケーキを分けて食べる。
この方法での休日ランチタイムの過ごし方が1番平和に過ごせる。
ところが最近娘は何かを学んだようだ。
「ラーメンは嫌いなんだけど、お父さんのラーメンは好き」という。
確かに、娘があまりに嫌いだというから、週末にラーメン屋に行けず、それでもラーメンを食べたい夫は、スーパーで生麺タイプのラーメンを買ってきて家族分作ることがあった。娘も少なく盛られたラーメンを完食していた。
この娘の言葉で、最近夫は機嫌を良くしている。今までは、娘のラーメン全否定発言がが許せなかったのだ。だから、ラーメンの魅力を伝えるべく無理矢理でもラーメン屋さんに連れて行きたかったようだ。
そういうわけで、無理矢理ラーメン屋ということも無くなり、最近はランチに何を食べるかで揉めることも無くなった。
今度はお互いが譲り合って、何を食べるか決まらないパターンが増えた。そういうときは、美味しいパン屋さんに連れて行ってもらい、バゲットと美味しそうなハムを買って、家でサンドイッチにする。
ようやく私の推し炭水化物パンの出番となる。
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