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糖尿病に対してのウォーキング

糖尿病は、厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査」によれば、疾患が疑われる人を含めると、日本人の5~6人に1人が罹患している、いわゆる国民病です。
糖尿病になると、足や手に痛みやしびれ、皮膚乾燥・かゆみ、頻尿・多尿、多汗、のどが渇くなどの症状が見られます。
さらに進行してしまうと、糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、心筋梗塞、脳梗塞といった合併症を併発してしまい、健康に甚大な影響を与えます。
ではどうすればいいのでしょうか?
まずはしっかりと予防が重要です。この糖尿病予防で推奨されているがウォーキングです。
今回はウォーキングによる糖尿病予防について調べてみました。

ウォーキングによってどのような効果があるのか?

今回ご紹介する
ウォーキング・ヨガによる肥満改善・健康増進
では、以下の報告がされています。

ウォーキングについては,継続的な実施による肥満改善効果が報告されているおり,肥満改善効果や筋力・持久力などの体力要素の向上を示すことが明らかになっている.

つまり肥満改善の効果がウォーキングで確認されています。

すでに糖尿病の人はどうするか?

同じ研究で

2型糖尿病患者を対象に4ヶ月間の運動介入を実施した研究では,週に5回のインターバル速歩を実施した群で,対照群,通常歩行群と比較して体重,体脂肪量,腹部内臓脂肪容積に顕著な改善が示されている.

やはり継続したウォーキングにより、脂肪燃焼の効果が確認されています。

どう歩けばいいのか?

ここで重要なのが、歩き方です。
最近では速歩と通常歩行を交互に繰り返すインターバル速歩が推奨されています。
インターバル速歩は速歩きとゆっくり歩きの繰り返しですが、速歩は各自の歩く最大速歩の70%を目安にしています。速歩の合計タイムが15分以上になることを目安にしてください。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
しかし、しっかりと効果を得るためには速歩が重要になります。
ウォーキング療法士では速歩を効率的に実施できるコツをお伝えしています。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/


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