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ウォーキングで尿漏れ対策!?

デリケートで意外に身近にある悩みが尿失禁です。ある調査では40歳以上の女性の4 割以上が経験している徴候である、と報告されており、尿失禁は,生活機能やQOL を低下させる要因です。その尿失禁の悩みに対してウォーキングで貢献することは可能なのでしょうか?
本日は尿漏れに対するウォーキングの効果について調べてみました。


尿漏れにウォーキングは効果的?

今回紹介する
地域在住尿失禁中高年女性を対象とした非対面での歩行・筋力トレーニングの効果について:無作為比較試験による検討
では

対象は,46-64歳女性かつ主観的評価による腹圧性尿失禁有症者68人とした。対象者を無作為割付にて,介入群(n=34)と対照群(n=34)に振り分けた。介入群に対しては,事前に収録した動画にて効果的な歩き方および段階的な歩数の増やし方について指導を行った。

(中略)

介入12週間後の尿漏れ頻度スコア,尿漏れ量スコア,ICIQ スコアのすべてにおいて,群間比較での有意差を確認した(P<0.05)。

と報告されている。
つまりウォーキングは尿漏れに対して効果的であることが考えられます。しかし、ここでのポイントは”効果的な歩き方”という点です。
歩き方については以下のように定めていました

歩行指導:歩き方として,足をまっすぐに出し,速歩を推奨した。具体的には現在の歩幅を約10cm 広げて歩く指導を行った。
歩数は,プレテストにて実測した歩数が8,000歩未満の場合,介入前の歩数に対して,週ごとに+20%を目安に段階的に増やした。

つまり、尿漏れに効果的だからと言ってただ歩くのでなく、大股で早歩きをすることがポイントとなります。

まとめ

ウォーキング療法士は理学療法士、作業療法士だからこそ可能な根拠のあるウォーキングをお伝えしています。
そのため、効果的な歩き方の指導が可能です。
ウォーキングを指導し、その方の悩みをサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/

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