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ダイエットのために30分以上は歩かないといけないの?

ウォーキングをダイエット目的で開始する人も多くいます。
それは、ダイエットには有酸素運動が有効であり、そして気軽に始められる有酸素運動がウォーキングだからではないでしょうか?
実際、メタボリックシンドロームを予防するためには、1日10,000歩の歩数とそのうち30分は中強度の早歩きでのウォーキングが推奨されています。
しかし、運動をしていなかった人が急に中強度の運動を30分続けることができるでしょうか?
本日は気軽に始められて、ダイエットに有効な有酸素運動の方法について調べてみました。


有酸素運動は分けても効果的!?

今回紹介する
間欠的な有酸素運動における運動中および 運動後の酸素摂取動態
では

運動中および運動後(休息時)の総V4O2 , 総EE,EPOCにおける運動条件間の比較を表2に示した.運動中における総V4O2は,30Exでは71.1±13.4 L, 10Exでは66.5±7.9 Lであり,運動中の総EEは,30Exでは354.8±67.2 kcal, 10Exでは331.1±39.3 kcalであった.いずれの項目においても両運動条件の間に有意な差はみられなかった.

この報告から、30分継続して運動しても、10分ずつに区切って運動しても、エネルギー消費に差はないと言えます。
つまり、運動初心者はいきなりの30分のウォーキングではなく、10分を1日3回繰り返す、または15分を1日2回繰り返すことで運動量の確保が可能です。

まとめ

ウォーキングでダイエットを目指す時は運動も重要ですが、いきなり高い目標を掲げると途中で挫折してしまいます。
ウォーキング療法士として、その方がどうしたら運動が継続できるか?を考えてアドバイスをしていきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/

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