ウォーキング時に注目したい筋がこれ!
講習会でいつもお話ししていますが、ウォーキングの時に意識したいのが前足ではなく後ろ足です。
しっかりと後ろ足で身体を押し出してあげることで歩幅が広がり歩行速度も向上します。
ではその歩幅を広げるために必要な筋はなんでしょうか?
本日は加齢ととも注意したい歩幅を広げるための筋について整理します。
加齢に伴い歩行はどう変化するのか?
今回紹介する
歩行に重要な“足首を素早く動かす能力” 加齢と性別による能力の変化を検証
では
と報告されています。
つまり加齢に伴い、歩行時の底屈角度は減少していくが、それは底屈筋の筋力の問題ではないことが考えらえます。
ポイントは股関節
では、なぜ加齢に伴い、底屈角度の減少がおこるのでしょうか?
ポイントは股関節です。
他の研究では、加齢に伴い歩行時の歩幅は減少することがわかっています。
詳細はこちら
歩幅が狭いということは、股関節の伸展が減少しています。つまり後ろ足で歩幅が作れない分、足関節は底屈する必要がなくなります。
後ろ足を意識してここを鍛えよう
股関節伸展角度を向上させることで足関節の底屈角度も改善します。
つまり後ろ足の意識です。
では、その時に注目したい筋はなんでしょう?
答えは股関節を伸展させるためのハムストリングスです。
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しっかりとハムストリングスも自己トレとして鍛える、ウォーキング時にも後ろ足を意識してハムストリングスを利用することで効率的なウォーキングが可能となります。
まとめ
加齢に伴い、ハムストリングスは筋力低下が生じやすいです。
その予防としてウォーキングを実施することで筋力が鍛えられます。
そのためには、後ろ足を意識したウォーキングが重要です。しっかりと正しいウォーキングの知識をお伝えしていきましょう。
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