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ウォーキングと骨粗鬆症

ウォーキングの効果として講義でも、コラムでもよく紹介するのが以下の図です。

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この中で、骨太効果もあると言われています。
実際、中之条研究においても1日7000歩、早歩きで15分歩くことで、骨粗鬆症の予防効果があると言われています。

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では実際には、どのような機序で骨粗鬆症を予防しているのでしょうか?
本日はウォーキングと骨粗鬆症の関係について調べてみました。

骨への振動刺激がポイント

今回紹介する
荷重負荷(姿勢や体重により骨にかかる力)で増加して骨形成を促進する骨膜ホルモンの発見
では

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、理事長:大津欣也、略称:国循)の研究所・細胞生物学部の高野晴子上級研究員、望月直樹部長(研究所長)が骨膜から分泌されるオステオクリン(Osteocrin, OSTN)は荷重の負荷で発現が増加し、骨の形成を促進することを明らかにしました。

と報告があります。
つまり、骨にしっかりと荷重をかけることがポイントとなっています。
ここに注目してウォーキングを考えると、ウォーキングは歩幅を広げるほど、骨への振動が強くなることが考えられます。
つまり、大股の早歩きでウォーキングすることでオステオクリンが分泌され、骨密度が高くなることが考えられます。

まとめ

普段から大股で早歩きのウォーキングをすることで骨粗鬆症を予防が可能です。これにより、骨密度を高め、転倒した場合でも骨折のリスクを減らすことができます。
この事実を指導する人にお伝えし、ウォーキングの目的を明確にしていきましょう。

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