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ウォーキングと血糖値

糖尿病の予防、血糖コントロールとして推奨されているのがウォーキングです。前回紹介した中之条研究においても8,000歩以上そのうち早歩きを20分以上歩いていた人は糖尿病の有病率が低くなると報告されています。
では、その速歩を実施することで血糖値の変化はどうなっているのでしょう?
本日は速歩における血糖値の変化について調べてみました。

本当に速歩は有効?

今回ご紹介する
若年成人における歩行および同等速度のジョギングによる座位行動ブレイクが食後血糖・脂質動態に及ぼす急性影響
では、時速6kmの歩行と時速6kmのジョギングによる血糖値の変化が研究されています。
それによると、

座位を30分毎に3分間の歩行または低速ジョギングにより中断することは、座位継続と比較して血中グルコース値とインスリン値を抑制することが示唆された。

とされています。

時速6kmの歩行はどのくらいの強度か?

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同一速度で実施した歩行およびジョグの相対的運動強度は、それぞれ低強度と中等度に区分された。健常若年成人に対してこのような負荷強度の歩行とジョグによる座位中断は、食後グルコース値だけでなくインスリンの抑制にも効果があった。

とある。
この研究をウォーキング視点で考えると、時速6kmを超えるウォーキングはジョギングと同程度の効果が得られることが考えられます。
さらに同じ効果でも運動強度はウォーキングの方が低くなり、身体に負担なく継続が可能であることも考えられます。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
さらに、ジョギングと違い、ジャンプをしないため身体への負荷も少なく実施可能です。その身体に負荷が少ない状態でもしっかりと速歩を実施することで効果も得られます。
そのためにはやはり速歩が重要です。ウォーキング療法士は身体に負担なく速歩が可能になるようにしっかりと指導していきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/


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